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ウィニペグの悪いところ、困ったチャンシリーズも
とりあえず最終回。

スーパーでの出来事や運転免許取得についてなど
まとめればまだまだありそうですが、それほど
大した問題ではありません。

日本だと自分の積み重ねてきた社会的ステータス
で物事を判断したり、相手に過剰に期待したり、
さらにはプライドが高くなり過ぎて、生きづらく
なってしまう場合もあり得ます。

鎧のように重くなったステータスやプライド
を脱ぎ棄てて、
「海外移住先(私の場合カナダ)ではまだ
赤ちゃんに等しいもんな」
という心持ちでいるとたいていのことが許せ、
気にならなくなり、たいした問題ではなく
なっていくのです。

ちょっと、ミニマリストの気持ちがわかった
ような気がしています。

我が家が今住んでいるアパートは1ベッドルームで
モノが少ないほうだと思います。

海外移住するに当たってだいぶ今までのモノを
処分してきましたし、また今年の7月までには
一軒家を買って引越しする予定ですので最小限度
の荷物にしておきたいというのもあります。

このアパートは居心地がよかったのですが、10月に
困ったチャンが真上の階に引越してきたのでした。

若い白人の男性で、やんちゃな格好をしています。

困ったことに彼はパーティーが好きなのです。
(パーティーピーポーと呼んでいます)

友達を何人も呼んで大きなボリュームで音楽をかけ
足音のうるささと、酔って叫ぶ声などが響いてきます。

たいてい土曜日の夜の20時から23時までうるさく、
23時からタクシーに分乗してどこかのバーにでも
飲み直しに行くようです。

帰ってくるのは夜中の3時。夜中の3時から4時まで
またうるさくて私は眠れなくなるのです。

今のアパート、思っていたより騒音が響きます。

入居する時にオーナーから言われたことは、子ども達が
いるならやがて一階に移ってほしいというリクエスト。

一階に移ってからというもの、上の階からの足音が
いかに響くかを実感しています。

子ども達のうるささで迷惑をかけてしまうより、
かけられるほうがましだと思っていたのですが、
実際にパーリーナイト(どんちゃん騒ぎ)を下の階で
経験するとカミナリオヤジのように怒鳴りつけに
行ってやろうかと思ってしまうほどです。

妻は
「絶対に直接言いに行かないでよ」
と心配してくれます。

そう、家族を持つと自分だけの身体じゃないですし、
子どもたちに何か他の被害があったら大変です。

まずは大家さんに相談した方がよいだろうと、
大家さんが住む3階の部屋に家賃を小切手で払いに
行くついでに話してみました。

彼いわく、
「何日の何時ころに何時間そのような状態だったか
メモっておいたほうが良いよ。もし続くようなら
このアパートのオーナーに伝えてね」
とのことで、あまり頼りになりません。

ある時、あまりにも上の階からの音楽がうるさいので
3階の大家さんのところに行き、
「今!うるさい証拠を見せるからすぐ来て」と
訴えても
「僕には何にもできないんだよ。オーナーの
ローラに連絡してみてよ」と同じ応え。

オーナーであるローラさんにメールをして、
現状を説明すると、
「すでに先方には伝えてあるわよ」とのこと。

その後しばらく静かだったので効果を期待したのですが、
3週間後にはまたサタデー・パーリー・ナイトに戻って
いました。

ウィニペグではこのように困ったパーティーピープルを
注意してもらう方法が一つだけあります。

警察に連絡することです。

911のような緊急電話ではなく、ウィニペグでしたら
204-986-6222に電話すると警察が非緊急ケースとして
対応してくれます。

私はまだ連絡したことがないのですが、最終手段として
この選択肢を武器にしようと思っています。

(警察に電話する時のために被害がある日時をメモして
おくのが必要なのだと思います)

もし私が警察に連絡したらおそらく逆恨みを
受けるかもしれません。

ネットで体験談を読むとこのような近隣トラブルは
恐ろしい結末を迎えているものもあります。

私達家族にとってウィニペグでの最強の困ったチャンが
なんとすぐ上に住んでいたなんて笑えません(笑)

あなたでしたらどのように対処しますか?

私はもうこの状態を諦めなければならないのかと
思っていました、そうあの時までは・・・。
(↑なんだこのコテコテの思わせぶりは。笑)

2月初旬のある土曜日、彼らのパーリーナイトは最高潮を
迎えていました。大音響でさらに重低音が響きます。

時計を見ると夜の22時40分。

もう子ども達は寝ていましたが、私は宿題をしていました。

そのうち、誰かが何か重たいものを落としたのか
あるいは誰か倒れたのかわかりませんが、ドッカ~ンと
大きな衝撃音が下に響いてきました。

なんだ!?何があったんだ?

私はいつの間にかドアから出て階段を
上っていました。

体格の良い強面の男性が2人、火が付いていない
煙草をくわえ、外に吸いに行く途中のようでした。

どうやら先ほどの大きな音は玄関から出てくる時に
何かを落とした音だったようです。

(ああ、目が合っちゃった)

もう引き返せないと直感しました。

妻に「絶対に直接言いに行かないで」と言われて
いたのに、ドアから出てしまったために奇しくも
同じタイミングで階段で出会ってしまったのです。

「What’s up?(どうしたんだい?)」
と私に聞いてきました。

私はスマホの録音機能で会話を録音しようと
用意していたのですが、手が震えてしまって
うまく操作できませんでした(情けない)

「あなたは210号室に住んでいる人ですよね?」

「そうだよ、だから何?」

こういう時、英語をもっと話せたらどんだけ
よかったかと後悔するのですが、この状況で
苦しまぎれに出てきた言葉が、

Too loud」(うるさ過ぎ)
の二単語。もうそれ以上出てこないし(笑)

変な沈黙ができて、相手が

「Too loud?」
とただリピートアフタミーするという間の悪さ。

相手は臨戦態勢で「喧嘩するなら受けてたつぜ」
的な態度だったのですが、私のような禿げた
おっちゃんが絞り出すようにポツリと
「とぅーらうど」と言ったきり何も言わないで
目を合わせるだけなわけですから何だか気味が
悪くなっちゃったのかもしれません。

いや、ただ居たたまれなくなっただけなのかも。
(痛々しい存在の私に同情してくれたのだと…)

「あと10分待ってくれ、音量をターンダウンするから」

時計をみると22時50分。

いつも23時に飲み直しに出かけるわけだから
別に私が言わなくても音楽は一度止まるのでした。

私は部屋に帰って、ひとしきり反省をし、
大事に至らなかったことを感謝しました。

え?その後、どうなったって?

よくぞ聞いてくれました。(あ、聞いてない?)

実はそれから今まで一度もパーティーが
行われていないのです。(やった!)

今でも上からの足音はうるさく聞こえていますが、
土曜日を悩ませていたパーリーナイトがなくなった
だけでもとてもラッキーだと思います。

このまま無事に5月には一軒家を探し契約して、
7月には引越し作業ができるよう準備して、いや、
引き寄せていけたらと思っています。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計20ドル】(ベビーシッター代)

カナダで命がけで(笑)生きています。
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