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今日のウィニペグは蒸し暑く、最高気温は31度。雷雨もありましたよ。ずっと家にいたので衣替えをしました。

さて、今回が一番勘違いが激しいお話。

ちょっと専門的(移民希望者向け)な話でいて、希望的観測が生み出す勘違いに悲壮感さえ漂ってくるお話になります。

話の前提としまして、まずは私たち家族のビザ更新に関することを説明しますね。

私の学生ビザが7月下旬に切れる(家族みんなが同じ有効期限の)ため更新しなければなりません。

6月5日でカレッジを卒業してしまうので、学生ビザは更新できず、ポストグラジュエイトビザ(=本科を卒業した人のみが就学した年数に応じて、就労するまでのステータス(=労働ビザまでの猶予期間))を申請できます。(1年就学したら1年有効、2年就学で3年有効をもらえる)

でも、妻がMPNP(マニトバノミニー)を通過して、カナダ政府に永住権を申請している段階にあるため、妻は今の職場でのクローズドワークパーミット(職場指定の労働ビザ)か、有効期限が4か月を切ってしまった人のみ申請できる『ブリッジ・オープンワークパーミット(永住権がとれるまでのつなぎ(橋)的な職場を指定しない労働ビザ)』が申請でき、私はその配偶者としてオープンワークパーミットをもらえる資格がもらえます。

つまり、私の場合は、ポストグラジュエイトビザの申請をしないで済むというわけです。

この辺の情報は、当事者じゃないとピンとこないかと思いますが、移民希望者の方がいずれ当事者になるかもしれませんので、記事として残しておこうと思います。

私のクラスメートに、旦那さんが学生、奥さんがMPNPをもらって、フェデラル(カナダ政府)に永住権を申請している(しかも学生ビザの有効期限が同じ7月下旬)という私たち家族の現状にそっくりな人がいます。

その人が教えてくれる情報はたいていありがたいことばかりなのですが、ビザ更新に当たっては勘違いの連続でした。

まず、

勘違いその1、ビザの更新は国境に行かなくてもウィニペグ国際空港の移民オフィスでできる。

これは彼の職場の先輩から聞いた話で、先輩はウィニペグ国際空港でビザを更新できたから行けばいいんじゃないかと勧められたとか。そして、実際に彼が空港に行ってみると国境行きを指示されたそうです。よく考えれば国際航空を利用していないんですから国境を出ていないわけで、更新などできないのでした。

 

勘違いその2、学生ビザが残っていてもオープンワークパーミットがもらえる。

彼は今度は国境(エマーソン)に行って家族のビザを更新しようとしたのですが、奥さんはクローズドビザにして2年間更新でき、お子さんもビジタービザを2年間更新できたにも関わらず、彼だけ更新できなかったのでした。その理由は学生ビザを終える理由や証明がないから。つまり今回の場合、成績証明書か卒業証明書がないと学生ビザからほかのビザに替えられないということだったのです。

このようなビザ情報を書いているときはいつも注意書きをしています。それは、2018年5月現在というタイミング的なことと、担当者次第という人的なことです。法律はすぐ変わりますし、担当官によって言っていることが違うということが多いのが「カナダビザ申請あるある」だと思っています。すべての人に当てはまらないということを念頭にしておく必要があるのです。

 

レッドリバーカレッジから5月中旬に成績証明書が郵送されてきたのを機に、クラスメートの彼と、私たち家族は私の車でボーダーに行くことにしたのでした。

「僕たちの家からだと、エマーソンより、トルストイに行くほうが近いからそっちでフラッグポールしようよ」

と彼が提案してきました。

フラッグポールとは、アメリカ国内に用があるわけではなく(アメリカの国旗のポールをぐるっとまわるかのようなイメージで)カナダ移民局側に戻り、ビザ更新手続き(もしくは永住権獲得)だけすることを言います。

16時過ぎにそのクラスメートの彼を迎えに行って乗せ、曇天模様の田舎道をただひたすら南下します。

トルストイのボーダーについたのは17時40分くらいだったと思います。ウィニペグから約1時間半です。

ゲートの受付では厳しそうな職員が待っています。写真を撮っていた妻の手が緊張で震えます。

手続きで何時間くらいかかるのだろうか?などと漠然と考えていたら、その職員は、

「君たち、フラッグポールでここまで来たんだろう? 残念ながらビザ更新などの手続きはエマーソンでしかやっていないんだよ」

へ?

勘違いその3、フラッグポールはどの国境移民局でもできる。

笑ってください、私たちの失敗を。とほほ。(恥を忍んでこのブログを書いています)

「エマーソンまではここから40分。気を付けてね」

怖そうな雰囲気でしたが良い人ばかりでした。国境滞在、わずか5分(笑)

即、エマーソンまで行くのですが、途中で子ども達がトイレに行きたくなったり、車に酔ったりで散々でしたよ。

6時半ごろにようやくエマーソンの国境に着き、ゲートに向かいます。トラックは列を作っていますが普通車入り口はすいていました。

まず最初にパスポートを車に乗っている人数分、受付の係員に渡す必要がありますので、あらかじめ用意しておきましょう。

フラッグポールであることを告げると、オフィスの裏の駐車場に車を停めて、オフィス内で待っていてくれと言われます。


(このアメリカ側のオフィスの中で「この人たちはアメリカ入国目的ではありません」というような?書類をもらえるのです。トイレには鍵が掛かって使えなかった。トータル15分くらい待った)

警備員のような人の案内で、次なる場所、カナダ側の国境オフィス(ビザ手続きをする場所)へ向かいます。

ゲートでは前の車が動くまでストップサインのところで待ちましょう。(パスポートを再び用意しておきます)

数組の手続き待ちの人たちがいたので、番号札をとって待つことにします。(トイレは使える。自動販売機もある)

ちょうど、私たちの前に並んでいた夫婦が永住権を獲得していて、心がほっこりしました。「おめでとう!」と拍手をしたら喜んでいましたよ。

さて、ようやく私たちの番です。

友人は前回も来たことがあるので、要求されていた成績証明書とほかの書類を提出してあっさり手続き終了。

私のつたない英語で、妻のブリッジオープンワークパーミットの申請でここに来たことを伝えたら、横から上司のような初老の男性が、

あ、ブリッジビザはここでは扱っていないから

へ?

「ブリッジビザはネットを通じて申請してね」って・・・。

は?

勘違いその4、ブリッジオープンワークパーミット申請は国境でするものである。(どへ~)

勘違いというより、国境では申請できないとどこにも書いていないのですからしょうがありません。

長時間のドライブの影響もあり、フラフラしながらオフィスを出て、夕焼けになっていく広いカナダの空を仰ぎましたっけ。

国境を間違えて生じた時間、緊張して待たされた時間、期待から絶望に代わった瞬間、ガソリン代、すべては勘違いや知らなかったことから生じた無駄です。

もしブリッジビザを申請される方は私たちの家族のようにならないよう気を付けてくださいね(いや、すべてが無駄だったわけではない!このようにブログ記事を共有することで役に立てるかもしれないから・・・希望的観測)

ちなみにブリッジビザの更新についてはこのリンクを読んでください。(英文)
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/extend-permit/bridging-open-work-permit.html

翌日、ネットから申請しましたが、45日くらいかかるそうです。(国境だったらその時にもらえるのにね)

ブリッジビザにこだわらず、そこでクローズドビザとしてビザ更新を申請することもできます。ただし、雇用主にネットを通じて面倒な手続きをしてもらい、さらに230ドルを雇用主に払ってもらうことで得られるAから始まる番号(職員はAナンバーと呼んでいた)があってはじめて申請できるため、国境に行く前にお願いしておく必要があるのです。(ブリッジビザ申請の場合、雇用主に頼まなくてよいし、230ドルも関係ありません)

ところで、

家族4人(大人二人、幼児二人)のビザ更新でいくらかかると思います?

合計710ドル(今日現在約6万円ちょっと)かかりました。(ネットからでもクレジット決済で支払えますよ)

更新するたびに結構お金がかかるのです。(お金だけじゃない、手間とストレスも!)

次回はもう更新する必要なく、永住権を獲得するためにフラッグポールができればと期待しています。

恥ずかしい勘違いシリーズは今回でひと段落です。お付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計534.69ドル】プレスクール代、車のローン、バス定期代含む

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