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私が先月、初めてのロードテストに落ちた時、妻が、
「あなた、一発で受かっていたら多くの日本人ウィニペガー(ウィニペグでロードテストの経験がある人のみ)を敵にまわすことになったわよ。だって、たいてい皆一回は失敗しているんだから」と微妙な慰めの言葉をくれました。

そんなものなのでしょうか?(笑)

ロードテストには数多くの「これをやったら一発不合格」という項目があります。

たとえば、停車中の車や障害物を避ける時に近すぎるとか、信号機が黄色なのにストップしなかった、パラレルパーキング(縦列駐車)で時間内に規定通りできなかった、時速10キロ以上制限速度より速く走っていた、横断歩道に人が待っているのに先に行ってしまったなどです。

一発不合格項目がなくても、ウィンカーのミスや車線変更ミスなど小さいミスが10個以上、インストラクターにチェックされてしまうと落とされてしまいます。
(助手席でインストラクターが手元のチェック表に書き込むたびに冷や汗をかくわけなのです)

急にリスが出てきて、よけようとしたがために一発不合格になったとか、信号機が故障していてどのように通ったらよいのかわからず迷っていたら不合格になったなんて話を聞いていたため、運転技術や知識だけでない、運も関係してくるように感じました。

7月に入るとどこの学校も9月まで夏休みになるため、30キロ規制のスクールゾーンが規制されなくなります。これだけでも不合格の可能性が低くなるというものです。(冬は冬で雪が積もって運転しづらくなる一方、ゆっくり走れて受かる可能性が高くなるという噂も聞いたことがあります。どうなのでしょう?)

前回メモしてあったインストラクターに言われたことを当日に復習します。

バイソンという名前の試験場まで家からおよそ30分。

助手席に座る妻は達観したかのように
「まぁ、また落ちてもさ、ブログネタが増えるから良いじゃない?合否はインストラクター次第だし、運次第。なるようにしかならないよ」とこれまた微妙な応援をしてくれます。(笑)

ロードテストを受ける人は、車に乗ったまま建物に向かう専用レーンに入り、「ロードテスト者はこちら」というサインのある入り口のストップサインで待ちます。

スタッフが出てきて、窓を開けるように言われます。ギアはパーキングに入れましょう。

「今日はロードテストなんだろう?それじゃ、まず僕の指示にしたがってウィンカーを出してくれ、次は反対側。ホーン(クラクション)を鳴らしてみて、次は後ろチェックするからまたウィンカーを右・左、そしてブレーキを踏んで・・・」

すべてのライトが正常に点くかを確認するのでした。

「仮免許証とこの車のレジストレーション(登録証明書)を出して、こっちでしばらく預かるから。車をあっちに止めて、オフィス隣の待合室で待っていてね」

試験開始15分前には会場に着いているように予約時に指示されているため、しばらく待つことになりますが、時間通り始まらないのはカナダではよくある話です。

20分くらい待たされてようやくインストラクターがやってきました。

書類にサインをして、車に乗り込みます。(車のレジストレーションはこの時に返されます)

まず、
「テスト中、右へ曲がって、左に曲がってなどと僕があらかじめ伝えますので、もし言わない場合は真っすぐ進むのだと思ってください」などの注意事項を説明してくれます。

質問がなけばすぐエンジンをかけてスタート。

建物のゲートが開き、右に曲がるとすぐにパラレルパーキング(縦列駐車)のテスト用のポールが立っています。

「はい、ここで停めて。今から4分間、あるいは3回までチャレンジできるチャンスがあるから縦列駐車に挑戦してください」

この時点で、ウィンカーを左に出し、後ろから誰も来ないのをわかっていても目視をしてから発進しなければなりません。

パラレルパーキングは難なくクリア。

次は、一般道に出るところで歩道があるため、ストップサインがなくても完全一時停止。

「右に曲がって~」

大きな交差点を右に曲がるときはファーストレーン(右端のレーン)から入って車線変更していく。

車線変更する時もウィンカーをだしてから目視、スピードにも注意します。

(よし、調子がいいぞ!)

インストラクターはまだチェックを入れていません。

安心していたのも束の間、大通りから右折する際、急に横断歩道から人が飛び出してきました。

すぐに急ブレーキをして、その人を優先にしましたが、前方不注意に思われたかもしれません。

線路を渡り、左に曲がり、狭い裏道に入っていきます。

停車中の車の手前で必ず左にウィンカーを出して通り抜けるようにします。(戻るときには右ウィンカーはいらないそうです)

停車中の車と大袈裟なまで距離を保って安全に通ることができました。

前回言われたことは上手くできて、順調だったにもかかわらず、15分もたたないうちにさっき出発した試験場オフィスに戻るよう指示されるではありませんか。


 

ああ、さっきの突然出てきた歩行者がいなかったら・・・。

そんなため息が出てきました。

駐車場に停めて、建物内に入り、簡易的な衝立でインストラクターと対面します。

この緊張の瞬間がまた続くのかと思うとうんざりしてきます。

インストラクターは私の目をみて、一言。

 

 

Congratulations!(おめでとう!)

と伝えてくれたではないですか!
(「まじっすか?」と日本語で言いそうになりましたよ)

離れて待っている妻も大喜びしてくれています。

今回間違えたところは、
「踏切を通過するときは左右を目視しましょう」とのこと。

近くに信号があるわけですし、一時停止する必要なく皆60キロ以上で通り抜けているだけにノーマークでした。
(前回の時、同じところをまわったけどインストラクターにチェックされなかったけどね)

「名前を呼ばれると思うからしばらくロビーで待っていてください」と言われて、待っている間にアンケート用紙に記入して待ちました。(記入は義務ではない)

10分ほど待つと名前を呼ばれ、机の前に座ります。

「おめでとう。今から何点か質問するから答えてね」

警察でトラブルになっているか。ほかの州で運転免許を持っているかなどを聞かれたのち、書類にサインをして終了。

新たに写真を撮るとか支払いがあるわけではありませんでした。ビザやパスポート提出も求められませんでしたが、私のビザ有効期限が近いため、新しいビザが届いたらすぐにアップデートするためにMPIに来てほしいとのこと。

2週間後にフルステージの運転免許カードが郵送で届くそうです。

免許証にしても、健康診断にしても、色々なことがクリアになっていき、ようやくマニトバに受け入れてもらえたような気がしました。

今回で免許証シリーズはおしまいです。(良かった~、シリーズが長引かなくて)

もしこれからマニトバで運転免許証をとる必要がある人へ私の経験がちょっとでもお役に立てますように。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計0ドル】

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