日本から私の父と甥っ子がウィニペグに来てくれるにあたって、プリペイド携帯を現地にいる間の連絡手段として購入することに決めました。
(乗り換え地や空港での待ち合わせまでの連絡がとれないのが心配ですが・・・)
1年以上滞在して、通話や通信頻度が高い方でしたらプリペイド携帯ではなく、こちらでどこか通信会社と契約して携帯やスマホを持ってしまったほうがよいでしょう。
しかしながら、日本から数日だけの旅行あるいは出張などの場合は手軽に手に入れられるプリペイド携帯がお得だと思います。今年は私の父がウィニペグに来ますが、来年か再来年かには義父さんや義母さんが来てくださると思うので、端末さえ買っておけば使い回しができるわけですし。
私が購入したのは一番安い端末(=携帯電話機)でガラパゴス携帯のような二つ折りのもの。
画面左の59.99ドルと書いてある携帯です(2017年3月現在)
この携帯の種類やプランが書いてあるスピークアウトのホームページが
https://www.speakout7eleven.ca/customer/account/login/
あるのですが、英語がいっぱい書いてあるホームページなんて読みたくないですよね(笑)
そこで以下では、私の2017年3月に購入した経験をもとに購入方法をあなたと共有していきたいと思います。
まず、ウィニペグで上記のホームページに行ける環境を整え、Registerといってご自分の名前とメールアドレス、パスワードを登録する必要があります。登録することでマイアカウントができ、マイアカウントにログインすることで使用状況を知れたり、通話分のお金をチャージしたりすることもできるのです。
ネットで登録し、ネットで機種を選んで買うこともできますが、セブンイレブンで直接買うことができるのが便利なところです。でも、セブンイレブンで携帯を買うのってちょっと勇気がいりますよね?
私は「プリペイドセルラー」と「スピークアウト」という言葉を使えば買えるはずだと信じてレジに行き、実際、スピークアウトくださいと言うと通じました。「いくらプランですか?」と聞かれ「一番安いプランで」と応えたら「それじゃ25ドル+タックスね」と言われました。
25ドル+タックスで本体が買えるわけありませんので、
「いえいえ、デバイス(携帯本体)が欲しいんですよ」と言い、ようやく用意してくれましたよ。
中身を目の前で出しながら確認してくれると、なんとすでに使われた跡が・・・。
「あれ?これじゃなかったわ」と違うのを持ってきてくれました。
59ドル99セントと10ドルのSIM(+消費税)。そうでした、SIMも必要だったんですよね。
未だにSIMのことがよくわかりませんが、SIMというICチップで電話番号や契約者情報が管理されているわけですから自分で他のSIMを使う予定の人は買わなくても良いのだと思います。
家に帰って、箱を開けてみました。こんな感じです。
SIMも本体に装着しようと試行錯誤。
ちなみに、上記の写真の部分にSIMを入れようとしても半分しか入りません。つまり写真のような場所に入れないよう気をつけてください。説明書を見ると、
バッテリーをはめる前の部分に銀色のブリッジみたいな間に挟むのでした。
SIMをはさみ、バッテリーで覆い、電源ボタンを長押すると起動できるのです。
が、なんとうんともすんとも言いません。
はて?
あ、電池が充電されていないからか?
と、すぐに充電して再挑戦しましたが、なんと電源が入らないのです。
おかしいと思ってセブンイレブンに持ち込んだら、
「あ、これ初期不良のやつだ」だって・・・。
故障している品と売ろうとしている商品を同じ棚に置いておくからこんなことになるのに、まったく相変わらずいい加減なところのあるカナダ人です(笑)
「電話かパソコンでこの症状について本部に連絡しちゃった?」
「いいえ」
「それじゃ、すぐ別の新しいデバイスを持ってくるからちょっと待っててね」
連絡していたらさらに面倒くさくなっていたのでしょうかね?
スタッフは悪い人ではなくSIMを抜くのを忘れずに、新しいほうに入れ替え素早く対応してくれました。
でも、これはホームページを見ていたから知っていましたが、SIMを入れてもすぐにアクティベート(通話可能)にならないのですよね。
まず、ホームページでレジスター(登録)してログインしたのち、購入したてのSIMがはまっていた台座に書いてある9桁のアクティベーションコードを入力し、さらにプリペイド携帯の個体番号を入れなければならないのです。が、その個体番号の確認の仕方は思い出せません。すみません。すでにアクティベーとしてしまうとその画面に戻れないので、どうやったか詳しく書けないのです。
番号類を入力すると、ようやくプリペイド携帯の電話番号が支給されます。この番号は自分で選ぶことはできません。デバイスの画面に「NO SIM」の文字が消え、電話番号が決まったということで、すぐかけたいし、他の電話からこのプリペイド携帯にかけられるだろうかと試してみたくなることでしょう。しかし、TOP UPというアカウントバランス=通話時間をお金で買わなければならないため、いわゆるリフィル(refill=チャージ)をしないと通話ができないと言う、まだじらされる状態になっているのです。
ネットでTOP UPを25ドル、50ドルなどプランで購入することができますが、なぜか私の場合、今回はクレジットカードの決済が上手くいかず、再びセブンイレブンまで行って25ドル分だけ買うことにしたのでした。
店頭で買うと上の写真のようにレシートにPIN番号が書いてありますので、またホームページにログインしたうえでActivate Voucherと書いてあるボタンを押し、PIN番号を入力すると「success」と出るので確認しましたら電話をかけてみてください。ようやく通話ができるはずです。私は手持ちのiPhoneからプリペイド携帯に掛けて電話が鳴ることを確認してすぐ切りました。
さて、その通話の時間と料金についてですが(2017年3月現在)、
着信も発信もウィニペグ市内でしたら1分間0.30ドル。カナダ・米国へ発信するテキストメッセージは1度送るごとに0.15ドルかかります。国際電話はカスタマーセンターに聞かなければならないそうです。国際番号へのテキストメッセージは一回送信あたり0.35ドル。着信のテキストメッセージは無料です。
上記の料金体系においてどれくらいの頻度であなたやあなたがスピークアウト携帯を渡す人が使うかを考えてプランを申し込めば良いと思います。電話がかかってきて長電話させられてしまうと早く残高がなくなってしまうでしょうが、それほど電話を使わない人でしたらプリペイドでしばらく暮らせそうです。ただし、有効期限がプランを買ってから1年間という縛りがあるため、アカウントバランス(残高)が残っているともったいないことになるので注意が必要です。
気軽に買える、使えると書いておきながら、英語ができないとなかなか難しい局面があると思います。でも、他の通信会社で買うよりかはまだ楽だと思いますよ。
少しでも私の経験が参考になればと思います。
それでは、また。
※追記(2017年4月1日)
父がウィニペグ5日間滞在中、使いましたが
「迷惑メールと間違い電話、セールス電話が多い」
ため、呼び出し音でビックリする、起こされる
という欠点があることがわかりました。
(マナーモードの仕方もよくわからないし・・・)
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
合計【213.54ドル】プリンターカラーインク、用紙等含
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