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カナダグースの工場で働き始めてからいろんな言葉が耳に入ってきました。

「なんであんなところで働いているの?」「移民を搾取しているブラック企業でしょ?」「動物の羽や毛を使って残酷だと思わないの?(←これはネットで)」

友人だと思っていた人までアンチ・カナダグースで、陰で文句を言っているのを知った時にはガッカリしたものです。

カナダグースの工場で働き始めて4か月が経ちましたので、そろそろカナダグースについて書ける範囲で書いてみたいと思います。

まず、思っていた以上に良いところだという感想です。

もちろん誰にでもというわけではなく、器用さや忍耐強さ、相性などが関わってきますので、誰にでもお勧めという訳ではありませんが、少なくとも私は気に入っています。

それでは、どこが良いのか?そして悪い面は何なのか?を私の感想として箇条書きに書いてみます。

良いところ

1、英語が話せなくても職歴がなくても、ミシンを扱うテストをパスして、無給の試用期間を乗り越えたらフルタイムで雇ってくれる。

先日、イランの人でほぼ全く英会話ができない人でも雇われていてビックリしました。英語が話せないからと躊躇していたらもったいないと思います。ミシンとの適性はやってみないとわからないため、まずは申し込んでみてはどうでしょう。(OFEやマニトバスタート経由で申し込むと研修期間が長くなるので注意が必要です。※紹介制度がありそちら経由がおすすめ)

2、複雑な人間関係やいじめがなく、面倒くさい会社の行事や慣例(お歳暮等)が皆無。

3、残業や力仕事がなく、8時間があっという間に過ぎる。

4、単純作業が多く、新しく覚えることもそれほど苦にならない。

5、オープンワークパーミットや学校卒業後のポスグラビザを持っていたらMPNPの申請(永住権への第一歩)をカナダグースが積極的にサポートしてくれる。

6、週2回、仕事が終わってからの1時間半、英会話教室が無料(要登録)

7、雇用されて3か月後から使える医療保険(歯医者、眼科、処方箋などで使える)が安く買える(給料から天引き)

8、新しいミシンオペレーターを紹介すると紹介料がもらえる。(どなたかやりたいかたがいたら教えてください。笑)

9、技術や仕事の速さに応じて給料がアップする仕組みがある。

10、有給休暇はなくなりつつあるけど、夏と年末年始に工場の休みがある。

 

悪いところ

1、ずっと座ったままミシンを操作しているので腰や背中、首がこる。

2、コリは慣れてくると大丈夫になるけど、眼の疲れがとれない。

3、仕事の割り振られ方によって、楽な仕事や辛い仕事が分かれる。

4、単純作業で眠くなったり、飽きてくる人もいる。

5、上司(スーパーバイザー)によって職場環境が決まってしまう。理不尽で気分屋の上司がいる場合があり、不公平なことをされることがあるそうだ。(自分のミスではないのに「あなたのミスだから」と言われる等)

6、お客様から直接感謝されるような仕事ではなく、基本的に誰も褒めてくれないし、ミスをすると他のメンバーに迷惑をかけてしまうことになるのが心苦しい。

7、羽毛や糸くずが身体につく。

以上、箇条書きにしましたが、以下でも感想・意見を続けてみたいと思います。

・工場ではグースの羽をとっていませんし、パーカーのフードにつけるコヨーテの毛もすでに商品化できるよう組み立てるだけの状態になって工場に届いているため残酷な現場を目にしていません。

・外食産業に勤めていた時にあったようなパワハラや、シフト次第で働ける時間が限られていく、シフトがギリギリまでわからないなどのストレスもなく、腐るものを扱う心配や、ストックの心配もしなくてよいのは私にとって楽に感じます。

・16時には家に着き、家に仕事を持って帰ることもなく、土日が休みで子ども達と遊べるのは今の私には向いていると思います。

・特に接客や人と話すことを強いられないこのような環境は私にとって楽で、日曜日が終わっても「月曜日から仕事嫌だな~」と思わないのですから、もしかしたら裁縫が好きなのかもしれません。(上手いわけではなく、今日もたくさんミスして直しましたが)

なにはともあれ、働かせてもらっているのはありがたいことです。

次回ではカナダグースの職場の話、あるある話を書いてみたいと思っています。

それでは、また。

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