いつも以上に雨の多いウィニペグ。雨についての雑感。
「この時期ってこんなに雨が降ったっけ?」
「土日に雨が降ることが多いよね。しかも今年はいつも以上に寒いように感じるし……」
最近、こんな会話がマニトバ州ウィニペグではよく話されています。
土日でキャンプサイトを予約している人は、おそらくこの天気を恨んでいることでしょう。
一方で「サッカーのワールドカップを観るから雨でも構わない」なんていう人たちもいますw。
昔からぼんやりと考えていることがあるのですが、雨の週末だから余計考えてしまう問いがあるのです。
「雨が降ったら、『やった~』と毎回喜ぶ業種があるのか」
「たとえ一週間雨が続いたとしても、売り上げがあがる業種があるのか」というどうでもいいような問いです。
あなたは何か思い浮かびますか?
干ばつで雨が降ったら、『やった~』と喜ぶことはすぐに思い浮かびますよね。
雨が好きな性質な人も喜ぶかとは思います。
でも、「雨をポジティブに解釈できる人」ではなく、「雨が降るたびに、しかもたとえそれが何日も続いても、毎回『やった!』と利益や喜びが積み上がる人や業種は存在するのか?」ということが知りたいのです。
たとえば、傘やレインコートなど雨対策グッズが売れそうですが、一度買ってしまえばしばらくその商品を使い続けるはずですから、毎回雨のたびに売り上げが上がることはないことでしょう。
屋内アミューズメント施設も、例えば一週間雨が続いたら、客足は減っていくと思うのですよね。なぜなら家で過ごす人が増えるから。
ピザの宅配にしても、配達員はきっと「また雨か~」とうんざりするだろし、本屋にしても雨だから足しげく通うというふうにはならないと思うのです。
ダムの貯水量が多くなることで喜ぶ水力発電業者などがありそうですが、ダムが満水以上になればむしろうんざりすることでしょう。
このように経済合理性で雨を考えてしまうと、いかに人間が自分にとって都合よくなんでもコントロールしたがることがわかり、しかも未だに人間は自然に対してなすすべがないということを実感します。
多すぎても少なすぎてもダメと人間の都合を押し付けられる雨の存在。
一番「やった~」と喜んでいるのは、人間以外の生物(花や樹など)なのかもしれませんね。
裏庭の野菜の苗たちも雨を喜んでいるようで、雨が毎日のように降るおかげですくすくと伸びています。
小さい苗のうちは雨によるスタートダッシュが肝心だと実感しています。(以前、植えたばかりの苗が猛暑ですぐ萎れて枯れてしまった経験があるのです。あの時の暑さは記録的でした)
今年は、裏庭の畑を改良して、より治水といいますか水を含みやすい場所に移動しました。屋根からの水もガーデンベッドの近くに流れるようにしたのです。
二つのガーデンベッドは以前、裏庭の奥に位置していたのですが、ホースが届きにくいのとキノコが生えまくる場所だったので、思い切って畑の場所を変えることにしたのです。
畑のあった場所をどうするか悩みますが、とりあえず芝生になればと思っています。
新しい畑には、ピーマンやトマト、ケールやニンニク、スイートポテト、ししとう、ブロッコリーなどを植えています。(オクラの苗だけウサギか他の動物にかじられて枯れてしまいました。とほほ)
雨が止みはじめて本格的な夏がくると、モンシロチョウが飛んできて卵を産み、幼虫が葉っぱを食べ始めます。うどんこ病にも気を付けなければなりません。
夏の終わりごろになってようやく食べられる作物が出てくるのですが、それまで雨にはお世話になることでしょう。
雨が水たまりを作り、ベースメントに流れる要因になったり、蚊を増やす原因になったりするため、家のまわりの床レンガを置き直して角度を調整することで水たまりを作らないようにもしています。
雨水ができるだけ家の壁より遠くに流れるために、屋根の雨どいから伸びている白い排水パイプが我が家の近くでは一般的です。
これを付けなかったり、水の流れをおろそかにしているとベースメントが浸水する確率が格段に上がるのです。
このパイプって、何て名前でしたっけ?
Downspout(ダウンスパウト)っていうのかな?もっと素敵な名前があったような気がします。
前から思っているのですが、このパイプ自体は機能的だけど、素っ気ないというか美しくないですよね。
もし、このパイプを可愛くデコレーションしたり、その家にあった造形にしたら絶対売れると思うんですよね。
そうしたら、雨が降ったらちょっとは儲かる業種になりそうw。
なんて、考えながら雨の週末を楽しんでいます。
あなたにとっても引き続き良い6月、いや、もうすぐくる素敵な7月になりますように。
それでは、また。


