仕事、干されています。一進一退の海外移住生活。
年末22日から始めたコーアッププログラム(=カレッジのオンザジョブトレーニング)でホテルのキッチンに調理師見習として入っているのですが、新年を迎えてから急速にシフトを減らされています。
一日5時間以上働かないとカレッジの規定の『4月28日までの4か月で400時間の実務経験』に達しないのですが、すでに私のシフトは一日3時間に減らされ焦っていたら、とどめを刺されるがごとく今週は金曜日と土曜日の2日しかシフトを入れてもらえませんでした。一日ではなく、一週間の労働時間合計が8時間だけなんてもう・・・。
現場において私は、野菜などを切る速度が遅いと指摘されていますが、それほど大きなミスや遅刻などもしていないにも関わらず労働時間が減っていっています。ここでのお給料を見越して車のローンを組んだわけですから「時間が足りない=お金がもらえない」という焦りも出てきます。
このようなケースになった場合、あなただったらどうしますか?
そう、まずはレッドリバーカレッジのコーディネーターに連絡するのがよいと思い、私は面談の予約をしました。コーディネーターがいることは力強いです。一方で「こんな現場をコーディネートしないでよ」とも言いたい(笑)
カレッジに入っていると得することは、あらかじめオンザジョブトレーニングとしてこのように現場に入って有給にて体験できることと、クラスメートから情報を得られることです。
「ねぇ、そっちの現場はどう?忙しい?」
「こっちは、13時から20時までみっちり入って忙しいよ」
など、様々な声が聞こえてきます。
その中で私と同じようにホテルのキッチンでシフトを干され始めているクラスメートがいました。
「え!ボルさんも一日3時間だったり、週2日だけなの? 私なんて今週、週一だよ」
「ホリデーシーズンが終わったら多くの外食産業はしばらく暇になるみたいだね」
「ボルさんも夕方働ければもっとシフトがあると思うよ」
そうなのです。
子どもの学校の迎えとその後に妻が働きに出てしまうため、私は14時までしか働けません。
日中にシフトに入っている長期勤務の女性スタッフたちも私と同じように子どもの面倒を見なければいけないわけでして、最近、私が日中のシフトに入ったことでそのベテラン女性スタッフたちのシフトにも影響し始めているため、居心地の悪い申し訳なさを感じてしまいます。
ウィニペグはカナダでも就職率がよく、職があるほうだといわれていますが(新米移住者にとっては特に)そうでもないのではないかと垣間見ることがあります。
カレッジ生だからまだ就職へのステップが用意されているほうだとは思いますが、ワーキングホリデーで渡加してくるかたには職に就く厳しさがこの時期のように氷点下になるではないかと。
例えば、マニトバの規定が近々変わることで、半年就労でノミニー(MPNP)に申請ができていたサーバー職(昔で言うウェイターやウェイトレス)は12か月の就労が必要となるらしいので【マニトバは永住権がとりやすい】というのは段々都市伝説になりつつあると感じるのです。一方で、専門や手に職がある人の受け入れには寛容になってきているため、カナダ・マニトバ移住を考えている方はそのあたりの情報(英文ですが)を確認することをお勧めします。
何のために就労するのか。
私の場合、現在コーアッププログラムの達成のためだからというのもありますが、お金のため、そしてやがて永住権を獲得するため・・・。
もし働き先のホテルが永住権のサポートをしてくれないのであれば「雇われていても意味がない」と思ってしまうわけでして、このような段階では慎重に一歩目を踏み出さなければなりません。
今、働かせもらっているホテルも私の都合に合わせてしぶしぶ雇ってくれたことを感謝をしつつも、コーディネーターと最適案を模索していけたらと思います。
順調に行きそうかと思いきや、また試練が訪れ、一進一退を繰り返しています。
また近況が変わり次第、書いていきたいと思っています。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計347.82ドル】Searsで家具購入・バス50ドルチャージ含
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