Windchillマイナス45度になったカナダ・マニトバ州ウィニペグで逞しく生きている。
2026年1月22日(木)のカナダ・マニトバ州ウィニペグの気温は以下の写真のような感じでした。

エクストリーム・コールド・ワーニング(極寒冷警報)が出されていて、風が強いためWindchill(風冷指数≒体感温度)は一時マイナス45度にもなりました。
私は昔から寒さに強いという体質もあるのですが、いかにもウィニペグらしい気候で嫌いではありません。
実は、このような日でも会社まで自転車通勤をしています。

自転車通勤はたった20分くらい(夏は15分くらい)の距離でして、業務用の厚手のジャケットなど着こめば全然寒くなく、むしろペダルが雪で重たいのでしっかりこがなければならないため身体が暑くなってくるのです。
空気が冷たいため、息がすぐにあがってしまい高地トレーニングをしているような感じがします。
いくら手袋を2重にしても(ひとつはスキーで使うようなミトンタイプ)指先だけは寒さで痛くなってくるので、指を手袋の中で動かしながら逆風にひたすらペダルをこぐという感じの通勤となるわけです。
職場につくともうそれだけで一仕事なし終えたような達成感や疲労感があって、まだ始業前なのにヘロヘロw。
ジーンズの上からはいている風よけ用のズボン(スキー用かな?)を脱いで、2重にかぶっている帽子も脱いで、仕事場にいくと、
「え!今日も自転車で来たの?タフだな~」とか「狂っている」とか言われるのですが、ある一人の大先輩が私に握手を求めて寄ってきて
「おめでとう!君は僕の記録を塗り替えたよ。Windchill40度で職場に自転車できたことが過去にあったのだけど、君は今日、マイナス45度でも自転車をこいで(電動ではなく)出勤してきたんだよね。本当に凄い!」と真顔でほめてくれたのです。
(実体験のある人にはやはりわかるんだ!そうだよね、途中生命の危機を感じることがあるもんね)と心の中で共感し嬉しくなりましたw。
この時期の自転車は基本的に寒さという面では克服できると思います。なぜならフェイスマスク(バラクラバ)や手袋対策などをするのと同時に、たいてい着込めば大丈夫だからです。
つらいと感じるのは主に2つ。
1,息が眼鏡やゴーグルを曇らせると同時に白いまま凍らせてしまうことと、
2,雪や氷で走りづらい路面。
以前、フルフェイスヘルメットで対応できるかという実験をしたことがあるのですが、アンチフォグ(曇り止め)スプレーをしたにもかかわらず息でくもりができ、すぐに凍ってしまって前が見えなくなってしまいました。ヘルメットはアマゾンに返品しましたが、新しいスキー用のゴーグルがまたアマゾンから来週に届くのが楽しみです。
走りづらい路面はファットタイヤという極太のタイヤで大丈夫だろうと思うのですが、自転車用のスタッドタイヤ(鋲入り)を買うという方法もあります。(Kijijiやマーケットプレイスで中古で前後タイヤ共120ドルくらい)
私自身、何度か氷結した道路で滑ってこけたことがあるため、Tricycleという三輪自転車を買ってみることにしました。

かっこいいし、ファットタイヤで3輪ならコケることもないだろうと期待して乗ってみたら、ペダルが重たくてしかも雪や氷で後輪が空回りする時があるのです。いつもなら20分で行ける通勤が30以上もかかってしまいました。
たしかに転ぶことなくてよいのですが、さすがにウィニペグで乗るには不便だろうと返品しようとしたけれど「走るんだから問題ない」とのことで返品できませんでした。
販売店とメールによるバトルを続けましたが、販売価格の20%の手数料を支払ってくれるなら返品をうけるけど、店舗内で使えるクーポン(期限は1年)でのみ返金可能ですという謎ルールに呆れて、返品をあきらめることにしました。
前々回のブログ記事のような嫌なことは忘れて、極寒でも趣味の自転車を楽しもうとしたのにこのありさま。
まだまだマイナスムードが続いています。
もう体感では人生マイナス52度ってな感じです(2月3日で52歳になるからw)。
そんな嫌なことが続いているのは、自転車だけではありません。
ちょうど1年前に【極寒でカーバッテリーが危機に…】というようなブログ記事を書いたのですが、あの悪夢がまたやってきたのです。
コスコに買い物に行こうとしたらエンジンがかかりません。
キュルキュルと苦しそうな音がして「これはバッテリー関係の問題だ」とすぐにわかります。

ボンネットを開けてみてみると、なんと、バッテリー液が漏れていました。(バッテリー液は有害物質ですから素手でさわらないように。目に入ったら失明も)
Costco(コスコ)でバッテリーを新しく買ってから1年しか経っていません。
何度もイグニッションを繰り返しているうちにエンジンが始動したため、Mr.Lubeのような年中やっているところに修理を持っていくか、コスコに行くか悩みましたが、走行には問題なさそうなのでコスコに行くことにしました。
上の写真のようにバッテリー液が漏れている写真を見せたら「すぐ交換したほうが良いね。新しいバッテリーは税込みで220ドルだよ」とのこと。
「え、いきなり220ドル」と、ひるみましたw。
しかし、コスコで買ったバッテリーって3年くらい補償があるのですね。受付の人が教えてくれたことには、
「今、新しいバッテリーを買ってお金を払うことになるけど、古いバッテリーをサービスカウンターにもっていけば、補償内の返品ということで買った時の価格220ドルが返金されるから実質タダで新しいバッテリーになるんだよ」とのこと。
自分でバッテリーの交換をしなければなりませんが、本当に無料で新しいバッテリーを付け替えることができました。(修理屋さんに持っていかなくてよかった)
と、喜んでいたけど「そんな1年で壊れてしまうような低品質のバッテリーを売っているコスコには問題がある」と同僚に言われて、ちょっと前まで「コスコで買ってよかった。補償が充実していて」と思っていただけに複雑な気持ちになっていますw。

工具を使ってバッテリーの配線を外して、プラグ部分についたバッテリー液をスプレーで洗い取って、さて新しいバッテリーにつなごうとしたら、『プラグ部分のネジが凍って新しいバッテリーにつなげなくなる』という現象が発生してしまいました。
この時期のウィニペグあるあるなのですが、水分はたちまちに凍ってしまうため、洗ったらすぐにふき取るか、ドライヤーやお湯の入った袋で温め続ける必要があるのです。

(熱湯を入れたアイラップを使うことが多い。ジップロックでも可。お湯を直接かけるのはすぐ凍ってしまうため厳禁です)
マイナス30度の中、ガレージで作業しているのは大変でしたが、我が愛車(パトラッシュ)のためにはすぐ直さなければなりません。ネジまわりがあたたまってようやくレンチで回るようになったため、なんとか新しいバッテリーにつなげることができましたよ。
これでまた来年の同じ時期にバッテリーが死にそうになったら笑えますよね。
寒い時期に配線をつなぐのがよくないのかもしれません。暖かくなったらもう一度点検してみようと思います。
今日1月24日は息子の13歳になる誕生日。ついにティーンエージャーなりました。おめでとう!
前日にDaily Queenのアイスケーキを買ってお祝いしましたよ。(甘すぎるけど美味しい。ホームパーティなどでお呼ばれされた際のお土産にも良いといわれている)

まだまだ極寒で心が滅入ることが続いていますが、楽しみを見つけて一つ一つやれることをやっていきたいと思っています。
それでは、また。

