カナダ永住権獲得の最終ステップ、健康診断無事に終了。
※今後、永住権申請へのプロセスを書いたブログは有料ブログに移行します。
今日は午後から家族で健康診断に行ってきました。(予約入れたら混んでいて2週間後になってしまいましたが・・・)
永住権申請をすると最終段階として受けなければならない健康診断ですから、これさえ済めば一安心。噂ではよっぽどのこと(糖尿病など)がない限り無事に済むのだそうです。
健康診断を受けなさいとカナダ移民局から電子メールが届いたら、IRCCのマイアカウントから「IMM 1017」というフォームがプリントアウトできると思うので、うちの場合、家族4人分プリントアウトして持っていきます。パスポートとこのIMM1017フォームだけを提出しました。(IMM 5695やIMM 5564フォームは必要ではありませんでした)
私たち家族が受けたクリニックは、Sterling Lyon Medical(住所403-1020 Lorimer Blvd。IKEAのすぐ近く)
4階にエレベータで行き、403号室で予約内容を話します。
13時15分の予約でしたが、実際に呼ばれたのは13時40頃。
同意書にサインをしてから、カメラで顔写真を撮ります。写真はすでに撮ってあったのですが、このクリニックでは「写真は当日撮るのでいらない」と予約時に指示がありました。(コスコで予備に撮っておいた(約7ドル)のが無駄になりました。とほほ)
写真を撮るとき、
「ちょ、ちょっと待って。寝ぐせとか僕の髪型、問題ないかな?」と私はスタッフにお約束のように聞きます。
そう、スキンヘッドだから寝ぐせも何もないのですが、この一連のおやじギャグでかなり笑いがとれます。(面倒くさい男である)
「そろそろ真剣な顔をしてください」
カメラを撮るときはノースマイルだそうで家族みんなで笑っていただけに子ども達の笑いが収まるのにちょっと時間がかかりましたよ(笑)
家族分の写真を撮ったらすぐに尿検査。紙コップではなく、
こんなプラスチックカップの20という目盛りに合わせて提出するのだそうです。
この検査に合わせて子ども達の尿意をコントロールするのが今日一番気を遣いました。
家族皆、20目盛りに合わせて提出でき一安心。問診までしばらく待ちます。
14時過ぎに私から身長と体重を測ります。
体重は変わらなかったのですが、身長はなんと1.5センチも低くなっていてショックでした(笑)
すぐに問診が始まります。
Dr. A Vattheuerという気さくなポルトガル系の女医さんなのですが、この人のコミュニケーション術があまりに素晴らしく、世間話が長引いてしまって子どもたちや妻たちの問診が遅れたほど。本当に良い先生なのでお勧めできます。
聞かれることは、過去の手術の履歴や、結核や糖尿病、心臓病にかかったことがあるかなどの持病履歴、お酒や薬摂取の頻度、タトゥー(入れ墨)の有無、女性でしたら妊娠しているかどうかを聞かれます。
家族4人で問診は30分くらいかかりました。
子ども達はレントゲン(エックスレイ)検査と採血がないため、問診が終わるとすべて終了。
先生はその場ですぐカナダ移民局に資料を送ってくれていました。(尿や血液検査、レントゲンの結果は一緒に送らなくてよいのか?と思いましたが)
私たちは310号室に移ってレントゲンと血液検査をしなければなりません。
ここで注意事項があります。
私はうっかり支払いについてあらかじめ聞くのを忘れていました。
クレジットカードで支払えるだろうと思っていたら、現金のみだったのです。
問診が終わって310号室に移る間に、銀行に行ってお金をおろしに行くことになりました。
20分ロスしたことになりましたよ。
ちなみに診察料は以下の通り。
Clients aged 15-69 years Exam: $200 Cash (15歳から69歳までは200ドル)
Client aged 70 years & up Exam: $300 Cash
Client under 11 years old Exam: $180 Cash(11歳以下は180ドル)
X-Ray: $60 Cash (11 years an older) (レントゲン検査は60ドル)
Blood work: $60 Cash (15 years and older) (血液検査は60ドル)
家族4人でうちの場合、合計1,000ドルぴったりでした。
まず、403号室で760ドルを支払ってから書類をもらい、310号室の受付で120ドル×2人分=240ドルを支払い、またパスポートを提出しました。
(運転免許証なんて提出している人はいませんでした。必ずパスポートを持っていきましょう)
混んでいたため、45分ほど待ってから妻の採血が始まります。
「ラストネーム(苗字)は? 誕生日はいつ(西暦から)?」と最初に聞かれます。
採血後、
「気分は悪くなっていない?あなたもうエックスレイは受けた?妊娠はしていないでしょうね?」と妻は早口で聞かれたそうです。
採血が終わるとすぐにエックスレイ検査に呼ばれます。(この時、領収証をもらえます)
上半身裸になり、ネックレスしていれば取るように言われます。
スタッフの指示通り、ひんやりするメタル系の検査板に胸をつけてから、息を吸い込み止めて、レントゲンを撮るのは日本と同じです。
「検査結果に問題がなければ、カナダ移民局に資料をすべて送りましたという報告メールをしますね」
とスタッフが丁寧に教えてくれてすべて終了。(受付で待つことなく)そのまま帰ってよいことになっています。
待ち時間を含めてトータル3時間かかりました。ほかの永住権申請仲間も3時間だったと言っていたので平均のほうだと思います。
買い物をして家に無事に帰ってこれて、久しぶりにお酒を飲みました。
五臓六腑に染み渡るおいしいお酒(カナダウイスキー)で気持ちよく酔うことができましたよ。
これであとは2、3か月後に永住権確定書が届いたら、ランディングのためのフラッグポール(国境に行き永住権手続き)をしてようやく永住権がもらえることになります。(PRカードが届くのはもうちょっとあとになりますが)
つまり、9月か10月には永住権が・・・という段階になってきました。(雪が降る前に国境に行けたらと願っています)
※追記、結局パスポートリクエストという次のステップの連絡がきたのは1年後の2019年7月15日でした。家族だからでしょうか?長く待たされました。
来年、子ども達の春休み、2019年3月21日から4月3日まで日本に一時帰国しようかと今から格安航空券を探しています。
どんなに安くても4人家族だと31万円以上してしまうのですよね。(2回乗り継ぎ、行きは24時間以上かかる。ひぇ~)
仕事、頑張りたいと思います(笑)
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計1161.14ドル】1000ドル診察料含む
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