心が塞ぐ日々。夢として考えていたビジネスプランの頓挫。

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最近、ただでさえこの時期、花粉症や季節の変わり目で気分がさえないのに加えて、ショックなことが立て続けに起こり、心が塞いでいます。

特につい先日、知人がガンで亡くなってしまったことが心にズシンときました。同い年でしたから、子どもや伴侶、そして仕事などについて無意識にも自分に当てはめて考えていたのでした。

(以下、私の個人的な話が主になり、さらに長文となりますので、時間がある時にお読みください)

昔のブログにも書きましたが、いつ私が亡くなってもよいように、生活をできるだけシンプルにしようと、最近も使わなくなっていた銀行口座を解約したり、生命保険を見直したりして、エンディングノートを検めています。

備えを万端にするとともに、目標や夢など「攻め」も考えて動いていくことにしました。なぜなら「あれをしておけばよかった」など後悔につながりかねないからです。

私には中長期の目標がありまして、今はほぼそれに沿った生活をしています。

目標は夢とも言いかえられます。

 

妻も私もかつて独りサバイバル旅行(インドなど)をしていて、出会ったのが四国遍路一人旅だったため、いずれスペインの『サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路』の後半数百キロを2人で歩くというのを目標の一つとしています。

コロナでそんなことも言っていられない状況ですが【好きな時に好きなだけ旅に行っていられる贅沢】は私たち夫婦にとっては夢の一つとなっているのです。

 

もう一つ、私の夢として、以前のブログでも書きましたが、「人生最期まで心豊かにやすらかに」「罪悪感に悩まされたり過度に気を遣ったりすることなく、自分の居心地の良さ、幸せを得ることをあきらめない人生」を応援、勇気づけることで収入につながるようなライフワークを実現したいというのがあります。その想いが高じて、日本ではエンディングプランナーというビジネスプランで起業した経験もあります。

その夢やライフワークは、具体例を挙げないといまいち伝わりづらいかと思うので、今回のブログでは、今、私が考えているビジネスプラン?や、展望などを聞いていただき、もしできましたらご意見を頂けたらと思っております。


(夜のウィニペグ空港)

2016年にカナダへ家族で移住する際、一番心細かったのが、ウィニペグ空港に着いたその日から泊まれる場所でした。

日本で家財道具のほとんどを売り、アパートを引き払い、持てるものはすべて持って羽田空港に向かわなければならなかったわけで、荷物の多さと、当時3歳と5歳の子ども達の長旅の負担などを考えたら、ウィニペグでホテルをとってしまうのが良いのかもしれません。

家族連れでホテルは安くても一泊1万円以上します。

何泊するのか、次はどこに泊まるかを考えなければならないのも不安にさせるため、結局私たち家族は、一泊7000円くらいのコンドミニアム(部屋貸切)をAirBnBで見つけて日本にいる時に契約しておきました。次のアパートを見つけ、契約して引っ越すまでを30日と定め、そのコンドミニアムで夏を過ごすことにしたのです。

30日×7000円で約21万円と高い出費でしたが他にもっと良い選択が見つからなかったのです。なぜならウィニペグに知り合いもいなく、下見できる時間やお金もなかったからです。

空港からそのコンドミニアムに行くまで、多い荷物と子ども達のチャイルドシートなどをレンタカーに詰め込んで、カーナビをオプションで付けてようやく泊まれるところについたのは真夜中でした。トラブル続きの道中の緊張と上手くやらなければいけないプレッシャーで心底疲れ果てました。

この時の苦い経験があるからこそ、私はウィニペグ商会というこのホームページを作って、空港の送迎や自分の家をAirbnb化して、日本人ゲストがウィニペグに着いてからスムーズに暮らしをスタートできる仕組み作りをしたのでした。

その後もマニトバ州の便利屋さんとして引っ越しや帰国の際の荷物のお手伝いなどをして、何人もの日本人のお客様と接してきた中で、このサービスがあったら喜ばれるのではないかと確信したものがあったのです。

それは、今までしてきた送迎やAirbnb、引越し手伝いなどマニトバ州定住支援サービスの強化版として、

就労ビザのオファーと住むところの提供をパックプランにしたものです。

例えば、こんな感じです。

日本でマニトバ州にて永住権を目指す40代や50代のご家族(以下、A家族)が、安心して定住できるようにするため、まず私が雇用主となって、ジョブオファーを出します。Airbnbのオーナー兼ハウスキーピング(6312 Executive housekeepers)か、家の管理人(6315 Cleaning Supervisors)として雇うことにして、今私達家族が住んでいる家を管理してもらうのです。

もし、A家族が来てくれるなら、私たち家族は新しい家を買って引っ越し、今住んでいる家をA家族に貸すことができ、私たち家族は安定した不動産収入が約束されます。カナダも移民が増えることのメリット(税収入)があり、なによりA家族は『仕事と住むところの両方を移住する前から得ることができる』のです。(備え付けの家具・ベッドや洗濯機などがあるので車で買いに行く必要がほぼありません。スーパーや学校は徒歩圏内)

私がマニトバで接してきた日本人のニューカマーの皆様から聞いたところによると、移住を決めた際に苦労したところとはズバリ「仕事と住むところ」に収斂されたのでした。

つまり、英語やお金、体力といったあればあるだけ良いという漠然としたものではなく、すぐ働けて、すぐ住める場所という具体的な安心が欲しいという声に、どこも誰もそれほど応えてくれていなかった現状があったのです。

確かに、当時私もウィニペグに着いてからの住居をカナダ公認移民コンサルタントさんに有料相談しても、日本人によるコンサルタント事務所がウィニペグにないからか、あるいはそのような住居斡旋サービスがないからかこの相談には応えてもらえず、さらに留学エージェントさんにも相談しましたが「学校の寮にお願いしてはどうでしょうか?お子さん達が許されるかわかりませんが」とすぐに解決にならない曖昧な応えだったのを思い出します。

以前からこのブログでも書いているように、12歳までの子どもは大人が常に一緒にいなければならない法律があります。留守番させることや子ども一人を公園に遊びに行かせることなどできないのです。そのためどちらかの親が子どもの世話をしなければならないこともカナダ移住のハードルをあげている現状です。

この点においてもベビーシッターやデイケア、そしてどちらか一方の親しか働けないという苦労をしてきた私たち家族の経験から、何とかできないものかと、在宅ワークをオファーすればよいのではないかと考えたのです。

例えば、A家族の奥さんに私のジョブオファー(雇用しますよという証明)により就労ビザがおりた場合、この家に住みながら、Airbnb(あるいはシェアハウス)を運営してもらい、私は給料支払いや労働者登録などをすることでA家族の永住権申請に役立つことができ(ちょっと家賃を多く払ってもらうけど)双方がハッピーになるというビジネスモデルがありうるのではないかと思いついたのでした。

条件さえ揃えば、マニトバ州は永住権がとれやすいのです。(逆に条件が一つでも合わないととれないけど)

1年間の労働後にMPNPに申請でき、永住権申請がうまくいけばその後2、3年でPRカードを手にする可能性も高いです。(現在コロナ禍で状況は変わっていますが)永住権が取れるころにはカナダ生活に慣れてきて、他の州に引っ越しするというのもハードルが低くなることでしょう。

このビジネスモデルのイメージは、永住権をとるための合宿とか、寮生活、職業訓練所というような感じでしょうか。

永住権を確実に取りたい40代前後のご家族が最大限の可能性を発揮できるようにするサービスです。

例えば、今度は別の夫婦の例で、英語が苦手な旦那さんにこのジョブオファーにより就労ビザがおりた場合、英語が得意な奥さんはオープンワークパーミット(より就労範囲が広い就労ビザ)をカナダ入国時に移民局から支給される可能性が高いため、奥さんがウィニペグで職を見つければ、奥さん経由でも永住権までの道のりを申請できるという2段構えができうることでしょう。これだけで永住権がとれる可能性が2倍に、生活の安定も2倍です。

私は留学生として語学学校と本科の授業料で400万円くらい支払っているかと思います。その学生ビザのステータスがあったから渡加でき、妻がオープンワークパーミットがもらえ、子ども達を無料で学校に通わせることができました。31歳になってしまうと、ワーキングホリデービザが使えなくなりますから、専門知識や特殊技術がない私のような40歳代にはこの学生ビザで渡加して永住権を目指す方法しかないんですよね。

でも、もし仕事があらかじめ決まっていれば学生のステータスが必要なく、学生でいる時間と400万円をセーブすることができるわけです。

カレッジの本科では、約2割が脱落するといわれていました。実際にクラスに40人いた生徒のうち、ぴったり2割の8人が遅刻や欠席の多さ、試験を受けなかった、基準の成績に達しなかったなどの理由で卒業できなかったのでした。


(私は優良学生として無事に卒業できましたよ)

カレッジ本科生になることも、学生ビザのステータスを維持することも私のような子連れの中年男性にとっては大変なことだったのです。

これらの緊張感や苦労を味わったからこそ、学生にならないで済む方法を考え、

『日本人のお客様専用の宿泊施設管理』、いや、『カナダ永住訓練所』のような仕組みを作ってみたいと本気で思ってきたのでした。

 

カナダのビザや永住権プロセスなどの事務手続きやアドバイスは移民コンサルタントしかしてはならないという法律があります。そのため、ビザ手続きの実務的なサポートはしませんが、今までしてきたような定住支援サポートはできます。

ここ最近、一軒家を貸すことについて調べたり、会社を作って雇うまでのことを調べたりしていました。

このビジネスプランを考えている時間が楽しく、これからの励みにもなっていたのです。

そんな時に先述したように、同い年の知人が亡くなり、改めて命の有限性を考え、このプランを具体的に動かすための一歩を踏み出すことにしたのです。

その一歩とは、法律家というプロに意見をもらうことをここでは意味します。

幸い私にはウィニペグの移民弁護士の元で働いている日本人の友人(井内氏)がいまして、その友人が親切にも私に代わって質問してくれたのでした。


(井内大貴さん。ホームページ作成やSEOのプロです。IT系で何か依頼したいことがありましたらとりあえず私までご連絡ください)

ビジネスプランをざっくり説明してもらったうえで、質問は一つに絞りました。

「このビジネスプランに沿って、日本にいる日本人に就労ビザがおりるようにするためにはどうしたらよいか」

そう、このビジネスプランを評価してもらうことが目的ではなく、日本から日本人を雇えるかどうかという前提をまず確定したかったのです。

すぐにその移民弁護士さんから返信がきました。(以下、概要にし、さらに説明を一部加えています)

「外国人を雇うには、余程の理由がなければなりません。カナダでは、外国人を雇うにはLMIA(Labour Market Impact Assessmentの略=外国人を雇うことでカナダの労働市場に与えるインパクト審査)というものがあり、カナダ人やPRカード保持者の仕事を奪うことにならないか、カナダの経済に貢献できるか(雇用創出や技術発展等)などの審査を経て、就労ビザの発給につながるのです。コロナで宿泊業界の現状を考えると「わざわざ外国から外国人を雇うより、働く資格のあるカナダ在住者を雇うべきだ!」ということになるため雇用者がLMIAを取得するのは難しいでしょう」

LMIAのことは知っていましたが、マニトバ州では審査が緩い、もしくは免除されているというのを聞いたことがあり(以前移民コンサルトさんもマニトバでは免除されるといっていた)

『日本人のための日本人宿泊所運営』を前面に出せばイケるのではないかと都合よく思っていただけに「審査が通りそうもない」と、いざ移民弁護士という専門の法律家にいわれるとガッカリしたのでした。

つまり、この時点で大前提であった私が雇用主になってジョブオファーを出して日本にいる日本人が就労ビザを取得できるような仕組みを作れないことが確定してしまったのでした。

そう、この可能性が確定してしまうのが怖かったから、今まで聞かずに済ませていたのかもしれません。

だって、悔しかったんですよ。

マニトバ州は職がないとか、永住に向かないとか言われてて……。

だったら、職を作ってやろうじゃないか。さらに、もしその仕組みが上手くいったら、新しく来た人も同じ方法で職が作れるのではないかと夢見たかったんです。それらを応援することが私のライフワークにつながりますからね。

【移民定住支援サポート × 不動産投資】

今までやってきたことや、やりたいことがガッチリつながって「イケる!」と思ったのですが、法律の部分で躓いてしまい、結局このビジネスプランはポシャってしまいました。(Manitoba Employer Direct Recruitment Pathwayからの可能性も考えましたが、基準が合わなくてダメでした)

ダメかもしれないことは薄々気づいていたとはいえショックが続き、未だに心が塞いでいます。

先述したガンだった知人の死のインパクトで一歩前に進めて、ようやく現実と向き合えたのは良いのですが、さらなる違う一歩に進まなければと心ばかりが焦ってしまっています。(別にお金を損したわけでも、機会ロスをしたわけでもなく実害はまるでないのが救いですが)

前に一時帰国した際、実家の父親には「こんなビジネスプランで頑張るから安心していてよ」なんて調子の良いことを話していただけに、今更、方向転換しなければならないなんて、これからをどのように説明して安心してもらおうか……。

妻にこの話の結末を話した時、私を慰めるように

「別に日本人を雇って管理人として家に住まわせるという手間を考えたら、普通にこの家を貸すだけにしたほうが利益率は高くなるだろうし手間も少ないかもね」

と、現実的なアドバイスをくれましたが……(その通りかもしれないけどさ! 普通に貸すとしたら誰も借り手が見つからないというリスクが高くなりそうだし、そもそも日本人に貸したいじゃん!)

まだまだ次の一歩への思考は迷走しています。

そこで、このブログを最後まで読んでくださったあなたにお願いがあります。

「こんなサービスがあったらボルさんにお願いしたいな」

「私だったらこのようなプランや展望にするけどね」

などのアイディアやご意見がありましたら(お客様紹介も!)ぜひご連絡くださいませ。(こちらかrenearcorp@@hotmail.comまで(一つ@を抜いてからメールの宛名にしてください)

もしくは、今回のブログで私を不憫に感じた方は、どうか叱咤激励のメールを人助けだと思ってお送りくださると嬉しいです。(ちなみに私は褒められて伸びるタイプです)

長い文章をここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

今日も明日もあなたにとって素敵な一日になりますように。

それでは、また。

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心が塞ぐ日々。夢として考えていたビジネスプランの頓挫。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 七海 より:

    文章がお上手なので、日本人の子供向けに作文教室などの寺子屋なぞしていただきたいです。うちの子はまだまだ当分通えませんが。

    1. borusun より:

      いつもコメントありがとうございます。
      「文章がお上手」という言葉をいただけただけでだいぶ元気が出ました。感謝です。
      今、うちの子ども達に日記を書かせているのですが、文章を教えるのは難しいものですね。

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