2018年9月1日より留学生にはマニトバヘルス(健康保険)がカバーしなくなります。
今朝のウィニペグはまだマイナス15度くらいで底冷えがしていましたよ。
私が通っているレッドリバーカレッジから
「3月27日にPost-secondary(高校卒業後の機関、カレッジや大学等)の留学生(その配偶者・扶養者含む)は2018年9月1日よりマニトバヘルス(健康保険)がカバーしなくなりますとマニトバ州が発表しました」
と全留学生宛にメールがありました。
昨年、ワーキングホリデービザで来た人にはマニトバヘルス加入を認めないということに変わったばかりでして、今度は留学生の健康保険加入が制限されたことになります。
話はそれますが、昨年の春までカレッジ生には6年間で総授業料の60%を州が返還してくれるという良制度があったのですがそれもなくなりました。
カナダは移民を受け入れると公言していますが、留学生やワーホリの人たちには厳しくしているように感じてしまいます。
マニトバに至っては「他州より移住・移民しやすい」と言われていましたが、もはやどうなのでしょうか?
(労働市場に需要がある専門職はより歓迎されるようになりますが・・・)
具体的にマニトバにはバンクーバーやトロントなどの大都市に比べるとどのようなアドバンテージがあるのか?
それは不動産価格が安いことだと思います。
年々高くなっているとは言われていますが、それでも桁違いに高いバンクーバーの不動産価格に比べれば断然安いです。
最近、
「マニトバ州のノミニープログラム(以下MPNP)経由で他の州(BC州やオンタリオ州など)からカナダ移民を目指したい」
というメールを立て続けにいただきました。(ブログの来訪者分析でもバンクーバー、トロントは多い)
今まで、
「マニトバ州で永住権をとったら、バンクーバーやトロントに移住する」という流れはよく聞く話なのですが、他州からマニトバに移りたいという流れを相談されるとは思いもよりませんでした。
そもそも、MPNPに申請するにあたって、他州とのつながり(住んでいたとか働いていた等)があるとマイナスポイントになってしまうため、他州に住んでいた人はMPNPを諦めることになる傾向が高かったわけです。そのマイナスを見積もったとしてもMPNPを申請したがる理由とは何なのかが気になり直接聞いてみました。
質問させていただいた人たちのステータスや現状は様々で答えも様々ですが、あえて要約するなら
【大都市で頑張っているけど、未来が見えてこない】というもの。
例えば、
・もっと日本と比べてストレスがなく過ごせると思ったけど大都市ならではのストレスがある(友達ができないも含む)
・職場がスポンサーになってくれるわけでなく、高いスキルと高い英語力を求められる申請方法しかないのでMPNPに挑戦したい
・カナダに移民できたら、家を買って落ち着きたいと思っていたのに、大都市からちょっと離れても買えそうな物件はない。
永住権取得という問題と、都会に住んでいくという2つの大きな問題が絡まりストレスが膨らみ、
「このまま大都市にいて自分がイメージしてきた海外移住・移民ができるのだろうか?」と頭の中のもう一人の自分がささやくのだとか・・・。
オーストラリアやニュージーランドでの海外移民に見切りをつけて、カナダ移民を目指す人もそうですが、未来=永住権獲得への可能性が一番高いところに興味が集中していきます。
今回、留学生のマニトバヘルス(健康保険)のカバーが今年の9月1日からなくなりますが、その程度ではまだ『永住権獲得・自分がイメージする海外移民の未来』にはあまり影響しないのかもしれません。だからマニトバはまだ期待されているのかと・・・。
実は昨日、友人が家を購入したため引越しの手伝いに行っていました。
ウィニペグ南の新興住宅街。新築で大きく素晴らしい家でした。
あれほど
「ウィニペグに住んで永住権を取ったら他の州に行く」と言っていたのに・・・。
人生のステージにおいてその街が合うようになったり、一方で合わなくなったりする人もいます。
昨日は、その友人の幸せそうな顔を見て安心しました。
実際住んでみないとわからないことがありますが、自分のイメージ・直感を信じて動いていく(情報収集含む)というのが海外移民成功への一歩につながっていくように感じています。
このブログが少しでもその情報収集にお役に立てれば幸いです。(どうでもよいような記事も書いていくつもりですが。笑)
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計398.14ドル】
※告知:私の知人(日本人)がこれまた引越しのため車を売りたいとのこと。すぐ売れてしまうかと思いますのでご興味がありましたらすぐにご連絡ください。
Nissan Micra 2015 8200 km, winter tire include
$11,000
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