今年の6月も出費が多い。他、一軒家の責務(芝生を刈らないと罰金)について。

我が家にとって毎年6月は支出が多くなって、バイオリズムが下がり、変なことが起こりがちです。

以前のブログ記事に書いたように、エアコンが壊れて4000ドル以上の修理代となったり、ガレージのドアが壊れたり、急な出費で苦しむことになる経験がありました。

今年も急な出費に悩ませられています。

まず、息子の医療用メガネ。

保険がないため、約$450ドル(現在51,556円)が実費になります。しかし調べたところ、マニトバ州では、Children Opti-Care Programという補助制度があるようです。申込用紙をこのサイトからダウンロードして書き込み、レシートと検眼証を添えて送ってみました。(いくらか補助されるといいな。たぶん87ドル補助)

追記:2024年6月28日。Manitoba州のChildren Opti-Care programは、The Manitoba Child benefit programに登録していないと支払われないそうです。つまり昨年、妻と私のダブルインカムではLow-Incomで登録できるマニトバチャイルドベネフィットプログラムには登録できないため、申請は却下されて一銭も補助はありませんでした。

 

次に、車のエアコンが今年も冷たい空気が出てこなくなりました。

昨年、修理にもっていったOKタイヤに問い合わせたら「前回、フロンガスの漏れが直ったから大丈夫だと思ったけど、他のところが調子悪いのかもね」とのことで昨日、OKタイヤに再修理をお願いしました。(437ドルかかった前回の記事はこちら

応急処置的に直すこともできるけど、パーツを新調して徹底的に直すとしたら見積として650ドルくらいかかるとのこと。昨年直してもらったにもかかわらず直らなかったわけで、不信感はあるものの「フロンガス充填は無料にするから」と言われて渋々お願いすることにしました。

で、インスペクション(検査)を含めて1時間半も修理工場で待ったのに「やっぱりパーツがないから修理できないからまた来週にきて」だってw

このようなやりとりってカナダ在住がちょっと長い人ならわかってくださると思うのですが、「さもありなん」ってな感じですよねw。スムーズに行くほうが珍しい。

最後の出費のお話。

突然の出費ではないのですが、毎年6月に住宅保険の請求がきて、約900ドル(約10万3千円)の一括払いをしています。

なぜか毎年ちゃっかり値上げしているんですよね。いろんなオプションを勝手につけられて昨年より多く請求してくるのが不満です。都合よく条件を改定して、こちらから何も言わない限りシレっと高い支払いを求める図々しさ。

通信費でもよく見かける現象ですから、これもカナダあるあるなのかもしれません。

ちなみに通信費は、最近ShawともめてBellに乗り換えた際、なんと今までより半額になることになりました。固定費が半額になるって大きいですよね。手続きがいろいろと面倒くさかったですが、その価値はあるように思いました。

さて、話は戻って支出の合計。

眼鏡で450ドル+車のエアコン修理で650ドル+住宅保険で900ドルですから、今月もまだ半分しか経っていないにも関わらず合計で2,000ドル(約23万円)の特別な出費が発生していることになり、気が滅入ってきます。

 

我が家の場合、毎年の住宅保険(約900ドル)と車の保険(1250ドル)、そして毎月の固定資産税(これも毎年高くなって300ドル)は覚悟しているのですが、突発的な出費は一軒家を持つと避けられない時があります。

上の写真はこのブログを書いている時に強風があって枝が隣の家の屋根に倒れてきたのを撮った撮りたてホヤホヤの写真です。

ある日、大きなキツツキがきてダメージを与えていた枝がとうとう今日のサンダーストームで折れてしまったのでした。こういうことが急に起こるんですよね。お隣さんは屋根を新しくしたばかりだから可哀そう。

枝が折れることはよくあることなので、お隣さんの裏庭の木の枝が今度はうちにも倒れてこないか気が気ではありません。

家の前の街路樹は、先週にウィニペグ市が剪定をしてくれました。落葉の処理が楽になり、枝が折れてこなくなるため、ありがたいことです。(ここに住んで7年ですが初めての剪定です)

ウィニペグ市は結構マメにコミュニティーのために働いてくれています。

ウィニペグ市のコミュニティー環境保護課?の車がつい最近、はす向かいの家の前に来ていました。

はす向かいの家の芝生の長さを確かめているようです。

家の境界を赤い線で書いてみましたが、左側は芝生が刈られているにも関わらず、右側は長く生い茂ったまま。

これくらい長い芝生は市の規則に違反しています。

景観とコミュニティーの安全のために一軒家のオーナーは芝生を管理しなければなりません。

CBCニュースの記事にもありますが、芝生の長さが15センチを超えてしまった場合、Bylaw officerが家のオーナーに7日や10日以内に芝刈りをすることを警告します。

もし、それでも芝刈りがされなかった場合は、毎月の固定資産税の支払い時に追加で『250ドルかそれ以上』の罰金が科されるのです。

これって、夏に一時帰国して誰にも芝刈りをお願いできなかった人はどうなるのだと考えるとゾッとします。

固定資産税の毎月の引き落としに250ドルがいつの間にかプラスされていたとしたらショックですよね。(もし、一時帰国で芝刈りが必要な場合は私がお手伝いできるかと思いますのでご連絡ください)

はす向かいに住んでいらしたインド人の若者はどうしたんだろう?

全然住んでいる気配がないから国に一時帰国しているのかな?なんて思っていたら、昨日……。

朝早くからいきなり重機が入って家を壊し始めました。

もうビックリですよ。周辺住民へのパブリックノーティスがなくて解体作業にはいるのを初めて見ました。

解体した瓦礫や残土を大きなトラック何台も使って運び出していき、8時間ほどで更地になっていました。

妻は朝早くから仕事に行っていましたから、帰ってきて、はす向かいの家がなくなっているのを見てびっくり。

「え?芝生を刈らずにそのままにしていたからウィニペグ市から強制退去させられたってこと?」と、一瞬本気にしそうなことを言って子供たちと私を笑わせてくれました。

結局、なぜ撤去されたのかはわかりませんが、どのような家が建つのか、どのような家族が住むのかが楽しみです。

 

6月って毎年、我が家にとってちょっと変わったことが起こります。

さらなる急な出費に迫られることなく、事故や事件に巻き込まれず、健康で文化的な最低限度の生活を送ることができればと思っています。

あなたにとっても引き続き素敵な6月となりますように。

それでは、また。

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