ウィニペグの日常風景その15「無職の遊び」

前回の投稿からPRカード取得への道の現状はあまり変わっておりません。

ネットからオープンワークパーミットを申し込んだら、家族4人のステータス維持のために610ドル(5万円ちょっと)もかかりました。もう勘弁してってな感じです。

しかも、オタワのオフィスにパスポートリクエストで用意した書類一式が火曜日に到着しているとカナダ郵便局の追跡番号で確認できているのですが、1週間以上が経ちますが、いまだに返信封筒の追跡番号が登録されません(=先方はまだ送っていない)

念のため「届いていますか?」というようなメールを昨日送っているのですが、もう少し時間がかかりそうです。なぜならサマーバケーション時期ですからね。(スタッフが足りていないなら私を雇ってくれないかな?笑)

今のウィニペグは失業率6%くらいだけど、どこかに集中していたり、極端に足りなくなっている場所があるような気がします。

 

雪が降るとできなくなる道路工事は夏に盛んです。

昨日、買い物にいくと近くで道路工事をしていましたのでパシャリ。

なんと総勢11人。半分以上の人が何もせずに見ているだけだったと思う。

もちろんそれぞれ役割があるのだとは思いますが、カナダの労働環境の縮図を見たような気がしました。

私は現在無職で完全主夫になっていますが、8月下旬に一時帰国して、9月になって子どもたちの学校が始まり、学校終了後の15時30分からデイケアで預かってくれるようになれば、どこかで働きたいと思っています。(どなたかもし9月からの職があったら教えてくださいね)

 

そう、子ども達が夏休みのため、最近もバーズヒル州立公園に行ってきましたよ。

以前から書いていますが、うちから30分で行けて湖水浴ができるため、子どもたちを遊ばせるのには絶好の場所です。お弁当や水筒、お菓子も持っていくのでガソリン代くらいであまりお金を使わないのがよいです。(年間パス40ドル購入済)

平日は空いているため、のんびり過ごせます。

私は日に焼くこともなく、ただぼんやりと子ども達を見ていたり、妻との会話を楽しんでいたりするのですが、今回はこんな楽しみがありました。

「『公園で寂しいおじいさんが動物にエサをあげているわ』ってな写真が撮れたわよ」

見せてもらうと確かに侘しい(笑)

野生動物にエサをあげてはいけないだろうけど、やっぱりあげちゃうという情にもろいおじいさんのよう……。

このバーズヒルにはプレーリードッグとリスがいまして、人になついて、バーべーキューの残りなどを物色しているのをよく見かけます。

私の目の前で両手をひょいと持ち上げて立ち上がり、お菓子を要求するんです。足の甲に乗ってきてお願いされた日には「可愛いの~」とあげたくなってしまうものです。(齧歯目の動物にエサをあげて間違えてかまれると病原菌が伝染するかもしれませんので注意が必要です)

あっという間に4匹くらいに囲まれて、端から見たらカツアゲされているおじいちゃんのようだったかもしれません(笑)

 

 

バーズヒル州立公園では、動物にエサをやってはいけないのでしょうし、勝手に持ち帰ってはいけない?というものもあります。

これは昨年撮った写真ですが、道路わきに車を停めてなにやらバケツを持って何かを探している人がいます。

私たちも駐車して、話しかけてみると、ブツを所持していました。

これです。

野生のサスカチュアンベリー(ブルーベリーの亜種)です。

生で食べても美味しいですが虫がついていることが多々あるので注意です。

「これらを毎年ジャムにするのよ」と収穫していた女性が言っていました。

こんな感じで成っていて、フルーツ狩りのように楽しめますが、噂では本来、取って持ち帰ってはダメなようですね。

このような野生果実を味わえるのもウィニペグの良いところで、最近おすそ分けいただいたブツの中には、野生の山菜、わらびが絶品でした。

すでに灰汁抜きまでしてくれて冷凍にしてあったため、解凍してはかき揚げのように揚げたり、バター醤油で炒めたり、しょうゆとお酢でお漬物にしたりと充分に楽しむことができました(グリーンアスパラガスのような味がしますよ)

ウィニペグの北(セルカーク周辺)に取り放題のような場所があると聞いたことがあり、正確な場所がどこなのか知りたいものです。

来月からはスーパーで梅が出てくるかもしれないため、ウォッカと氷砂糖を用意しておいて、すぐに梅酒を作れる準備をしたいと思います。

 

次回ではCo-PRが届いてランディングしている記事が書けたらと思っています。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計1317.47ドル】ビザ申請代、車のローン、通信費、光熱費含む

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