パーリーナイト、再び。警察に電話するの巻

前回、ご好評?いただいた記事ウィニペグ困ったチャンその4(アパート編)の続報です。

今、この投稿は夜の23時ころに書いています。

今日(3月14日)は火曜日なのですが、いつもは土曜日のはずなのになぜか
パーリーナイト(どんちゃん騒ぎ)が20時ころから始まっていました。

「いつもこんなにうるさいの?凄い音ね」

妻が仕事休みの日にパーリーナイトとなるのが珍しいため、
22時になっても収まらないこのうるささに嫌気がさしてきたようです。

「そろそろ警察に電話しましょうか?」

「え?あのNon-emergency(非緊急)の番号に僕の英語で
電話しなければならないってこと?」

「とうとうその時期になったのよ、相手をだまらせる
武器を使う時が・・・」

妻の目が細く遠くを見つめています。

背筋がゾッとしました(笑)

上のパーティーピーポーより怖いモードに入るだろうから
すぐにウィニペグポリス非緊急番号204-986-6222に電話しました。

録音されているボイスが流れます。

「緊急を要する場合はすぐにこの電話を切って911に
電話をかけ直してください。もしポリスレポートが必要な
場合は他の番号(1‐888…)にかけ直すか、ウェブサイト
から申請をしてください」

カレッジのリスニング授業のお陰で何とか聞き取れています。

「もし車が盗まれたのでしたらプッシュナンバー6番を
押してください。事故や高速道路でのトラブルは1を。
犯罪履歴や指紋については2を。遺失物や器物破損は3を。
調査をして欲しいは4を。シティーサービスについては5を。
その他わからなければ、このままお待ちください」

待っているとやがて女性の声で「ウィニペグポリスです」
と対応してくれました。私はダメもとで「日本語の通訳者
はいますか?」と英語で聞いてみた所、「いるわよ、
ちょっと待っていてね」とのこと。

なんと!ビビらなくても良いではないですか!

電話する前から「騒音問題って英語でなんて言うんだっけ?」
「とぅーらうどを連呼しようか?」とシミュレーションを
していたのに、日本語対応があるならあらかじめ教えてよ!
と誰にともなく責めたくなったのでした(笑)

まず、おそらくご高齢の女性の通訳者が電話口に出て、
状況を聞いてくれます。

やがて、最初に電話に出てくれた女性警察官が通話に
割り込んできてくれて、名前、住所と電話番号、
そして状況の再確認をしてくれます。

自分で直接英語で伝えようとしたほうがやはり
スムーズにいくことがわかったので、途中から
女性通訳者には私と女性警察官との会話をフォロー
する感じで会話に参加してもらいました。

「そのパーティーは暴力や喧嘩の雰囲気がする?」

「いいえ、パーティーだけです」

「ケアテーカー(大家)には連絡した?」

「はい、ケアテーカーにもオーナーにも連絡しています」

「そのアパートメントに入るのにパスコードは必要かしら?」

「いつも鍵で入っているのでパスコードについては知りません」

「巡回中の警察官がそっちにいくから安心してね」

「もし、警察官がきたことで私が恨まれることになりませんか?」

「どこからの苦情だということは言わないから大丈夫よ。
もしエスカレートしたり、何か起きたらすぐ連絡してね」

「ありがとうございました。通訳のかたもありがとうございます」

無事に英語で話し終えて受話器を置くことができました。

「お、結構順調に英語でやり取りできた」と思いました。

でも、もし重要なことを言えなかったり、聞き取れなかったり
した時の場合を考えると、通訳者にサポートしてもらうのは
今の私には必要なことだと感じました。

それで、そのあとどうなったと思います?

最悪のケースだと、妻が泣きながら
夫の最期の言葉は「とぅーらうど」でした・・・
とインタビューに応えているシーンになっているはずですが(笑)
この記事を書いているってことは生きているんです、はい。

あの電話後から5分後。

実は、

ピタッと音楽が止まりました。

人の足音さえしないのが不気味なくらいです。

あれ?「そー ふぁすと」(早過ぎ)やしないかい?

あれだけパーティーピーポーがいたのに足音一つしなく
なったってことは(どこか飲み直しに行ったにしても)
やはり警察の訪問があったとみてよいでしょう。
(ウィニペグポリス、優秀です!)

しばらくドアの開け閉めの音が廊下に響くたびに
ドキッとしていたのですが、何も起こりませんでした。

「とりあえず、このまましばらく様子見だね」

「そうね、お疲れ様。警察に電話してくれてありがとう」

静かになったことだけでなく、妻からこのような労いの
言葉をもらえたことが嬉しかったのです。

なぜなら前回、か細い声で「とぅーらうど」しか言えな
かった男が、なんとかここまで頑張ったのですから(笑)

今回は無事にやり切りましたが、明日以降どうなることやら。

でも、上の住人と何かあったとしたら、今回このように一度
警察に連絡して記録が残っているわけですから、もし
私に何か起これば警察は上の住人を怪しむことでしょう。

(ネットで調べた情報ですが、カナダではトラブルが
あったら、結構すぐ警察に連絡するようですね)

続報があり次第またご報告しますが、悪い続報にならないよう
祈っていてくださると嬉しいです。

この経験が他の人のお役に立てますように・・・。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計207.19ドル】(ラウンドリーカードへのチャージ代、
水道費、お米代、お土産用タンブラー代含)

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