ウィニペグ移住、17か月。ウォークインクリニック難民。車の必要性。
子ども達がずっと38度近くの熱が下がらず、1週間以上も学校を休んでいました。
私も妻も同じように風邪をひいて一家全滅の日々でした。
あまりに治らないため、土曜日にやっていないファミリードクターをあきらめ、土曜日にやっている近くのウォークインクリニックに行きました。
「高熱からくる中耳炎に、湿疹が体中にあるわね」
そのドクターはこちらの話を聞かないで『やっつけ仕事』のように診断していきます。
「それじゃ、この薬を2滴、耳にさしてね」
「え? 抗生物質じゃなくていいのですか?」
「だって、ウィルス性の風邪だから抗生物質は必要ないわ」
と、高い薬を買って使ってもなにも効果がありません。
月曜日になり、すぐにファミリードクターに見てもらおうとバスでいつものメディカルクリニックに出向いたのですが、なんと担当の先生は新年までお休みで、さらに「ウォークインクリニック(外来)は今日は予約患者数が多いためお休み」とのことで診察を受けることができなかったのです。
先輩ウィニペガーが紹介してくれた近くのウォークインクリニックまでおよそ600メートル。バスは通っておらず、歩いていくしかないのですが、ベビーカーが雪が積もって走れず使い物にならず、子ども達を連れていくまで実に1時間近くかかったのでした。
【ウォークインクリニック難民】というような感じで雪道を歩いていると、つくづく車が必要だと実感したのでした。
ようやくウォークインクリニックについて、診察まで待ちます。やはり予約がないと1時間以上待たされますね。1時間ちょっとで済んだのはまだいいほうだったのかもしれません。
前回のウォークインクリニックでもらった薬を見せて、子ども達は診察を受けます。
「なんでこの薬なんだろう?やはり抗生物質が必要だから新たに薬を処方するね」
と、前回以上に丁寧に診てくれて安心感を与えてくれます。
前回のドクターは「麻疹が疑われるから血液検査もしておいてね」といっていました。
子ども達は日本で予防接種をしていたし、あきらかに麻疹とは違う症状なのに、なんで前回のドクターが大げさに反応したのか理解に苦しみます。その点、先輩ウィニペガーが紹介してくれた今回のクリニックの先生は本当に良い人で信頼できました。実際に、抗生物質を飲み始めてからあっという間に効果が出て、子ども達は元気になっていくのでした。
麻疹でもなければ、インフルエンザでもなくて本当に安心しました。
ウォークインクリニックもドクター次第、そしてセカンドオピニオンは重要だと実感した次第です。
そしてもっと実感したことといえば、『車を買うべきである』というタイミングが来たのだと思ったのでした。クリニック難民に今後もならないために、そして私が仕事に行くにあたりバススケジュールでシフトが限られてしまうのを防ぐために、さらにベッド&ブレックファーストを始めるにあたってお客様の送迎ができるようになれば・・・。
明後日金曜日からコーアッププログラムでいよいよ現場(キッチン)に入ります。
そして、ベッド&ブレックファーストのパーミット(許可)も市の職員に忘れられていましたが、メールで催促しようやく近々プロセスが終了する予定です。
激動の年末となりますが、膿を出し切る年末となりそうです。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計242.78ドル】通信費2か月分118.57ドル含む
風邪から回復してきました。いつも応援してくださってありがとうございます。
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