海外移住、リアルな話、そもそも論、引き寄せの法則他。

今日、冬至の日の入りは16時29分。日の出は8時24分です。多くの人が朝まだ暗い時間に出かけて、仕事が終わって帰るころにはもう日が暮れているなんてことになるわけです。一日があっという間に過ぎていく感じがしますよ。

今朝はマイナス20度で、近くに流れるレッドリバーはすっかり凍っています。

凍ったカエデの葉っぱがカナダらしくて良いです。

明日から1月7日まで子ども達は冬休みに入ります。風邪で休んでいた子ども達は久しぶりの学校で、今日は教室でパーティーがありました。親御さんたちの前で子ども達みんなで歌を歌ったり、プロのマジシャンを呼んで30分間のマジックショーが教室で行われたりして楽しかったです。

一番前に座ったせいか、そのマジシャンから妻にマジックを手伝うように言われて、夫婦でどぎまぎしながらも何とか参加することができましたよ。大げさかもしれませんが、欧米文化の洗礼を受けたというか、一員にならせてもらったかのような高揚感がありました。

帰り際に、顔見知りの親御さんから「これからクリスマスホリデーはどのように過ごすの?」と聞かれて、「仕事です」と応えました。「お~それは大変だね」と苦笑い。

いやいや、大変なわけないじゃないですか!

ようやく宿題やテスト、プレゼンなど学生の身分から、お給料をいただいて働かせていただく身分(=家族への貢献)に変わったことの嬉しさで、「働くのが好きな日本人」と自分で卑下することもなく「ホリデーは好きなことをさせてよ」と仕事を入れたのですから。

いや、嬉しさだけではない。

英語力がないため、語学学校に約8か月(学費約90万円)。ようやく本科に行って現在約8か月目(学費約200万円)。

働けず、計約300万円の学費を支払ってきた「穀つぶしな自分」を約16か月責め続けてきたこの気持ち・・・

お前にわかるのか!

って、もちろん言うわけがありません(笑)

でも、リアルでしょ?この話。

家族連れで留学してから移住したいという相談をたまにこのブログを通じて受けることがありますが、学費を払ったうえで無収入で1年間を過ごせるくらいの財力や生活力がないとよっぽどのことがない限り移住は難しいと思います。

でも、逆に考えればこの一年ちょっとを駆け抜けてしまえば、何とかなりやすいのではないかと。

私は昔、日本で自分の小さな会社を起業した時、コンサルタントさんからこのように注意されました。
「気を付けてね。最初の一年で潰れてしまう会社の多いこと。その原因は社長本人が先々を考えすぎて不安になり、独り相撲のようにこういうのですよ。『私はそもそも起業に向いている性格ではなかった』と・・・」

この「そもそも論」が心に点灯しはじめたら、自らその結果を引き寄せてしまうのだとか。

起業するときに「どうしても自分(or ビジネス)を試したい」とか「いけるはずだ」などという想いやビジョンがあったにもかかわらず、先のわからない不安や、現実に直面しビビッてしまい「やっぱりいわんこっちゃない」とダメなドラマのほうへと自分を導いてしまう。

これは結婚にもありうることで、「この人なら」「独りじゃいやだから」などと相手に過度な期待や依存し、その後、軋轢や現実に向かい合った途端に、自分を慰めるドラマを始めてしまう。そして『私はそもそも結婚に向いている性格ではないのかも』と言い始める。

相手ありきのことですし、ケースバイケースがありますが、独り相撲的なそもそも論には注意が必要だと思うのです。そもそもと考えた時点で、あの時の良き感情や、今まで挑戦してきたこと、そして成長している自分をも否定してしまうがごとく「そもそも」と自分に蓋をしてしまうのはあまりにもったいないから・・・。

「そもそも海外移住に向いていない」なんてことを言わない覚悟で、無収入でも1年間を乗り切る勢いで、数年後に永住権をとれて自分が何をしているかを想像できれば、おのずとその現実のほうが引き寄せられてくるのだと私は信じたいのです。

ちなみに私は永住権が取れたら会社を作りたいと思っています。

不動産やゲストハウスを運営・管理するための会社です。

そこで日本人を管理人として雇わせてもらい、その人の永住権の申請にもお役に立てればと考えています。

※追記:その後の会社設立の話はこちらのブログ記事となります。

繰り返しになりますが、引き寄せの法則によると、
永住権をとることを目的にするのではなく(「永住権を目指している自分(=取れていない自分)」を引き寄せるだけだから)
永住権をとったあとにどのような自分でありたいかを想像することが必要なのです。

「まだ永住権を取っていないのに偉そうなこと言ってとか言われそう」「その段階にないから言えない」というのは「そもそも論」になってしまいがちですからなるべく自分から遠ざけるようにしたいものですね。

最後に前言を撤回するようですが、現実があまりに過酷で自分に合わなければ逃げたほうが良い時があります。そんな状況で「あと1年頑張れば」なんて傷が深くなるようなことはお勧めしていません。すぐ撤退したほうがよいこともあるでしょう。でも、やはりそんな状況になったとしても「そもそも私は」と一度の失敗で自分を否定してしまうのはもったいないと思ってしまうのです。

だって、幸せになるために動いているのですから。動けている・動いてきた自分をまず誉めてあげてください。

それから、どうしていくか、どうなっていくかを考えていくのです。

あなたの人生はあなたしか引き寄せることができないのですから・・・。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計379.59ドル】(水道代2か月分194.38ドル、電気・ガス134.99ドル含む)

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