海外移住するならカレッジに入るのが良いのでは?という理由の実例。

今日のウィニペグは風が強いですが、気温はマイナスになっておらず、屋根の雪は順調に溶けていっていますよ。

雪が残ったままだと屋根を痛めやすいと聞いて、高枝切りバサミのような伸縮可能の「Snow roof rakes(熊手)」を買って雪かきと同時に行っています。

(写真はガレージの屋根の雪をおろしています)

これが結構楽しい。

楽しいと思えるのは今だけかもしれませんが、冬はやることが少なくなるから暇つぶしにはもってこいですね。

さて、久しぶりにレッドリバーカレッジ関係のお話です。

カレッジの冬休みは、12月16日(土)から1月1日までですから2週間以上休めます。

1月2日からCo-opプログラム(コープではなく、コーォップもしくはコーアップと言っている)が始まります。私が学んでいるカリナリー(調理師)のコーアップとは、実践的な現場仕事(オンザジョブ)としてレストランやホテルのキッチンで有給にて4か月働けるというプログラムになるわけです。

授業でレジュメ(履歴書)やカバーレターを書くレッスンがあり、先生が添削してくれ、即使える履歴書ができあがります。働けるホテルやレストランはカレッジのジョブコーディネーター(就職斡旋者)が選んでくれ、生徒に代わってコーディネーターが履歴書をメールに添付して先方に送ってくれるという至れり尽くせりなサービスが助かります。

「この生徒は本当に真面目できっと活躍すると思うからまずはコーアッププログラムの4か月お願いします」というようなメール文を添えているわけですから、面接する以前の段階でもう雇われるのが決まっているなんてことがあります。実際、クラスメートのほとんどが面接後すぐに採用通知をもらい、例えばダウンタウンにあるFairmont Hotelや、MTSセンター、RBCコンベンションセンター、そして大手カナダイン系列の施設(ホテルやレストラン等)に決まっていくのです。

私も先週面接してきましたよ。

「Tell me about yourself(君自身のことについて聞かせてよ)」
とお決まりの質問から始まり、
「それじゃ、レシピを渡せば君はレシピ通りの料理が作れるよね?」
「シフトは午前が良いということは朝5時半からの朝食準備のシフトは可能?」
などなど具体的に詰めていくという流れになります。

妻が夕方から寿司シェフとして仕事に入ってしまうため、私の希望シフトは子ども達を15:30に学校に迎えに行けるシフトをお願いしています。朝5時半から入りたかったのですが、残念ながらバスがその時間は走っていません。私は車を持っていないため朝5時半に入るということができないことがわかりました。そのため、コーディネーターが調整してくれていますがどこの施設になることやら・・・。

面接中に
「クリスマスホリデーも働かせていただけますか?外食産業の年末年始の忙しさを体験させてください」
とお願いしているため、おそらく12月中旬から働くことになるでしょう。(働けることは確定している)

また、
「君はコーアッププログラムが終わったらどうするつもり?同じ場所で働き続けられる?」
と聞かれたので、子どもを迎えに行ける15:30までに帰れるなら週6でも働けますと答えました。

もしそれが可能なら、カレッジ卒業後、就職活動をしないでその施設(ホテルやレストラン)で就労ビザをいただけることができるわけです。

ここ重要だと思います。

『なぜカレッジや大学に入ることが海外移住、永住権獲得への王道となりうるのか』という実例の一つがここにあるのではないでしょうか?

英語と専門技術の向上のほかにも、まさにこの就職までのレールを敷いてくれるカレッジのコーディネートサービスに日本円で数百万円の授業料を支払っている価値があるように思うのです。

もちろん、ここまでに至るには数多くのテストや宿題、課題、そして出席日数など学生としての義務を果たさなければなりませんが、それを覚悟で海外移住してくる人がほとんどですから問題ないかと思います。(お金と健康に問題があると難しくなりますが・・・)

マニトバ州は昨今、ワーキングホリデーで入ってくる海外移住者には厳しくしているように感じています。

今現在、ワーホリか、カレッジ(or大学)かで渡加を悩んでいる方がいましたら、カレッジの就職までのシステムの良さを考慮に入れて海外移住計画を立てるのもよいかと思います。別にレッドリバーカレッジでなくても良いかとは思いますが、私が通っているカリナリースキル(調理師)専攻の卒業者の就職率は96%(就職率調査後にすぐ就職できたそうで実際は100%)ですから、就職率の高いプログラムに願書を出すということから始めるのも移住しやすくする方法になるのかもしれませんね。

それでは、また。

※追記 2024年2月から留学生に対して厳しいルールが適応されるようになっています。詳しい記事はこちら

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計200.57ドル】

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