ウィニペグ57、58、59日目。心の余裕と感謝について。
とうとう朝が5度(日中20度)とかいう日が出てきました。もう冬の訪れを感じます。
ウィニペグ57日目の9月12日(月)から59日目の14日(水)まではこれといって変わったことはありませんでしたが、英語がまだ話せない娘に友達が遊んでくれたり、妻が職場でチップをもらえるようになったり、幼稚園を紹介してくれたウィニペグママことローラさんに手土産を持ってお礼しに行ったりと、感謝感謝の毎日でした。
感謝ができる毎日ってたぶん『心の余裕』が作ってくれるような気がします。
何かをしてもらって当たり前、上手くいかないのは他人のせいと思っているうちは不平不満がつきまといます。そんな時は感謝が足りていないのだと努めて感謝するようにすると好転するように思います。
楽しくなるから笑うのか、笑うから楽しくなるのか。
幸せだから感謝するのか、感謝するから幸せになるのか。
愛されるから愛するのか、愛するから愛されるのか。
煎りゴマがないから諦めるのか、ゴマがあるなら煎ってみるのか。
(なんのこっちゃ!笑)
子ども達が寝て、妻が仕事から帰ってくる間が暇なのでゴマを煎ってからブログを書いています。(妻が帰ってきたら妻にゴマをすろうと思います。笑)
実はちょっと前、私達家族に不平や不満が出ていました。
私の場合、レッドリバーカレッジの授業でチームを組んでトピックに従い文章を書いていくのですが、チームのメンバーがいい加減というか幼いというか…。「なんで僕がまたまとめているのだろうか?」と不平や不満が出ていました。
妻の場合、職場で英語が話せない不安やまだ上手く動けていない自分に不満を感じています。
娘の場合、英語が話せないので友達が遊んでくれません。「Play with me(あそぼ!)」と言っても露骨に「NO」と拒絶されました。(娘本人は気にせず他の子と遊んでいます。私達夫婦よりメンタルが強いです)
息子の場合、美味しい日本食(特に納豆ごはん)が食べられなくて不満を言っています(笑)
でも、ある時気付きました。
「これらの悩みって旅行者レベルの悩みではなくなっているよね、海外に移住して、生活が安定してきたからこその悩みだよね」と・・・。
ある意味贅沢な悩みなわけで、
「ようやくこの種の悩みが出てきてくれたんだね」
と感慨にふけりました。
感慨はやがて感謝になります。
『ありがとうございます、今の私達家族にふさわしい悩みを与えてくれて』
そうして、心の余裕と、ゴマを煎る余裕までできたのだと思います。
まだどのように説明してよいのかわかりませんが、ウィニペグにきてもうすぐ2カ月で良かったと思えることの大部分を占めるのが、上記の余裕を感じられ、ストレスが少なく過ごせるところです。
それは「カナダだから」と割り切りやすいことや、「生きて行くしかないよね」というライブ感、世間体のなさ、ウィニペガーの優しさなどが合わさって感じられるのかもしれません。
長い冬を何度か過ごし、ありきたりになっていく日常になっていったらまた変わってくるのかもしれません。
でも、私は今でも妻ととても仲が良いと同じように、カナダとも仲良くやっていけそうな気がしているのです。
海外移住先にも好き嫌いや相性はあるのかもしれませんね。
しかしながら、好き嫌いや相性は変わっていきますし、それこそ『感謝』が関係を良くしていくのだと思います。
【まず自分から好きになり、まず自分から感謝する】
これからも私は続けて行きたいと思います。
それでは、また。
※備忘録(9月12日、13日、14日の支出)
9月12日:ワイン手土産用14.64
9月13日:絵本6.83+食料品7.09+37.56
9月14日:日用雑貨5.45+19.78
【合計84.52ドル】
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