ブリッジオープンワークパーミットでビザ更新ができました。
前回の記事で書きましたが、7月30日までの学生ビザを更新しなければならず、ネット経由でビザ更新をしていたのでした。
海外移民を目指している人なら、このビザ更新にかかる手間やストレスはご存知のことと思われます。
なにしろ、担当によって言っていることが違う、規定が変わる、なぜか連絡がとれないなんてことがあるからです。
今回は、5月17日にネットにて手続きをして、手続き終了までの期間は1か月半と予測で表示されていたのですが、2か月以上もかかりました。
7月24日(火)にメールにて、家族一人一人のステータスが無事に承認されたとの連絡がありまして、原本が届いたのが27日(金)ですから3日後に原本がポストに届いたことになります。(このようなマイナーな情報でも手続きしている本人にとっては重要なことがあります。例えば、何日後に原本が届いている実績があるのか知りたい人がいるだろうから)
私と妻がいただいたブリッジオープンワークパーミット(以下、BOWP)とは、フェデラルへ永住権申請している段階の人の現状のビザの有効期限が4か月以内の人なら申請できる労働ビザなのです。(ネットからの申し込みのみ←詳しくはこちらをクリック)
私も妻も今回新しくいただいたBOWPの有効期限が1年しかありませんでしたが、とりあえず一安心しています。(オープンではなくクローズドの場合、2年取れている人が多いように感じます)
手続きをするにあたって、何が不安だったかといいますと以下の3つ。
1、ネットの手続き過程で私の卒業証明書や成績証明書を添付しなかったため(追加添付できないシステム)私の学生という身分が本当に終わったか証明できないという理由で却下されるかもしれない状態だった。
妻の分の書類手続きをしている時に『マニトバ州のノミニープログラムを通過しているという旨の書類』を添付できただけましだったのですが、私の分の手続き時に成績証明書を添付しておけばよかったのに、うっかり添付をしていなかっただけにとても心配していたのでした。なぜなら、国境で奥さんがクローズドビザを申請し、自身のオープンパーミットを申請したクラスメートは成績証明書や卒業証明書の提出を係員に求められていたからです。
2、7月30日の有効期限を過ぎてしまうと、運転免許の有効期限が切れてしまうことになる。
ビザの有効期限に合わせて『運転免許証』や『マニトバヘルス(健康保険)』の有効期限が決まりますので、今日はさっそくMPIに行って、私と妻の運転免許証を、ビザの原本を提出し各10ドル(計20ドル)の手数料を払うことで更新できました。週明けにマニトバヘルスに私たち家族の情報をアップデートしてもらいに行くつもりです。
3、最大の不安、それはこのBOWPの取得をしくじると、永住権獲得までの道のりが台無しになる可能性があったこと。
カナダで生活するためのステータスが切れてしまうということは、働けなくなるだけでなく、カナダにいられなくなる可能性を含むわけです。救済処置やほかに方法があるのかもしれませんが、7月30日までに新しいビザの原本が届かないことを想像するだけでゾッとしました。5月17日に書類を提出しているんだからと安心していてもギリギリでしたからね、もっと早めに提出するのがよいと思いました。(有効期限がギリギリの申請者から手続きをしていくので、あらかじめ提出しても結局有効期限ギリギリ、もしくは期限を過ぎてから郵送されてくるという説あり)
永住権を取ってしまえば、ビザ更新による手間やストレスがなくなり、さらに多額な手数料も払う必要がなくなるため、海外移住をしたらやはり永住権獲得が一つの目標となるわけです。
カナダでもよく聞く話ですが、地味で緊張する事務手続きの連続で本人が疲弊していき、さらに手続きの確認不足や、手数料不足、そして身内などからの理解不足で移住生活がチェックメイトされるがごとく手詰まりになってしまうという流れ・・・。
「自分で選んだ道でしょ」
「カナダ移民局のサイト(英語)で自分で調べれば」
など正論を言われてしまえばそれまでの話かもしれませんが、それができない状況や時期にある人もいるわけです。
例えば、結婚をして、滅多に言わない姑さんへの愚痴を言ってしまったら、
「あなたが選んだ道でしょ」なんて言われるのはたまったものじゃありませんよね(笑)
共感が必要だったり、このようなブログでも共有ができたりするかもしれません。
移民を目指していて本当に助けが必要な人は、ネットの不確かな情報より、移民コンサルタントや移民サポート機関に英語が苦手でも通訳を用意したり、有料であってもすぐに頼んだほうがよいかと思います。
それをもできないという場合、日本人コミュニティで助けてくれる人がいるかもしれません。
私は、私の経験をこのように自分のブログに書くことで、何かしら情報を共有できればと思っていますが、できることを今、粛々とやっていくことが重要なのだと自分にいつも言い聞かせています。(今回書いた内容も法律やルール自体が変わっているかもしれませんから注意が必要です)
今年中には永住権がとれているイメージがありますので、そのご報告をこのブログでできることを楽しみにしています。
いつも助けてくださる皆様、このブログを読んでくれる皆様、いつもありがとうございます。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計865.70ドル】通信費、ガソリン代、バス定期代、車のローン含む
本日も以下の「海外永住」のボタンを押してからのご退出をよろしくお願いします。
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