永住権の申請(IRCCへ)で必要な証明写真と婚姻証明書に注意が必要です。

ウィニペグの日曜日の気温はマイナス21度。

それでも子ども達と外に遊びに行きました。

近くに丘があって、ソリ滑りを家族で楽しみましたよ。

今年は雪が少ないので、斜面はほぼ氷、まさにアイスバーンです。

そのため、ものすごい速さで滑ることができます。速すぎて大事故につながりそうなほど。

滑り降りたすぐ近くをふと見ると、

この木だけ、↑このようになっていました。

「あ!ご愁傷さまでしたってことなの? この雰囲気は全国共通なの?」と妻。

その後は、心から楽しめる気分じゃなくなり、危ないからとすぐに帰りました。

少し遊んだだけで、頬っぺたや鼻は赤くなって、鼻毛は凍っていましたっけ。
この寒さのほうが危ないのかもしれません。

丘で遊んでから、スーパーマーケットのCostco(以下コストコ)に行って、スピード写真(1 Hour Photo)で家族一人ずつ証明写真を撮ってもらってきました。

永住権の申請でIRCC(旧CIC)に出す書類の中で横5センチ、縦7センチ既定の写真を添付する必要があるからです。(マニトバ・プロビンシャル・ノミニー・プログラム(以下MPNP)への申請段階では証明写真は必要ありませんでした)

自分たちで写真撮影して現像して、簡単に安く済ませようとしたのですが「写真は商業施設で撮ってもらい、その商業施設の名前と住所と日付を裏に明記して提出するように」という規定が申請書案内にあるのを発見して、コストコが約7ドルで2枚入りと他より若干安かったので列に並んで撮ってきたのでした。

カウンターで支払いを終えると、受付の女性が手際よく一人ずつ撮ってくれます。

仕上がりをその場で確認してくれ、撮影が終わったら約1時間後にカウンターに取りに行くという仕組み。

待っている間にランチや買い物を済ませて、カウンターに行ったのですが1時間では出来上がらなかったらしくしばらく待たされました。

自分で写真の裏に住所や日付を書かなければと思っていたら、住所と日付はお店側がスタンプで押してくれていましたよ。

写真が揃えば、申請するのに必要な書類としては一番厄介な婚姻証明書の取得のみです。

何が厄介かといいますと、婚姻証明書は『3か月以内』という有効期限がMPNP申請時にあったからです。

カルガリー領事館が婚姻証明書を発行してくれるのですが、年に2回、ウィニペグに出張してくれる時に受け取れるようにするためには、あらかじめ予約をし、これまた3か月以内の戸籍謄本を日本から取り寄せて申請書やパスポートのコピーと一緒にカルガリー領事館宛に送っておかなければなりません。詳しくはこちら。

もちろん、飛行機などでカルガリーまで日帰りで領事館で手続きしてきてもいいのですが、コストと手間がかかりますからね。カルガリー領事館出張サービスがウィニペグに来る2月と8月のどちらかで証明書をもらってからの提出となる場合が多いことでしょう。(前の月(1月、7月)の中旬には予約受付が終了しますので、一か月以上前から予約することをお勧めします)

無犯罪証明書は出張所で指紋採取をしてもらい、その後約2か月後に受け取れるという長期スパンになってしまうため「もうそろそろ必要だろう」と思ったら(1年以上待つようだったら意味がありませんが)、あらかじめ無犯罪証明書はとっておいたほうが良いと思います。
(でも、無犯罪証明書は2通とることができず、1通取って使わなかったら次ぎ取る時にカルガリー領事館員に返却しなければなりません)

欧米は離婚する夫婦が多いからでしょうか?婚姻証明書はMPNPへの申請時も、今回のIRCCへの申請時も提出を求められました。(追記:3か月以内の婚姻証明書はMPNP申請時だけかもしれません。IRCCに提出する際のチェックリストに婚姻証明書とは書いてあるけど、3か月以内という指定は見つかりませんでした)

出生証明書や婚姻証明書は日本で誰か代理人(身内含む)が『戸籍謄本』を役所でとってくれてカナダまで送ってくれてカルガリー領事館に申請することができるのですから、日本とのつながりを今一度確認しておく必要があります。

私は父親にはいつも感謝で頭があがりません。今回も一番早い便で日本から無事に送ってくれました。そのため、カルガリーまで行かずに済み、申請も2月2日の出張領事館サービス後すぐにすべての書類を発送できそうです。上手くいけば1年半後(2019年8月)に永住権が取得できかもしれません。実際は、まだ健康診断の指示を待って、書類の不備で数か月ロスするなんてこともあるようなのでいつになるかわかりませんが、具体的に2020年の1月2日に一時帰国を予定する「引き寄せの法則」を使って実現できればと思っています。

急がなければ「婚姻証明書?戸籍謄本があればいいんじゃない?それに書類が足りなくても、IRCCから催促があってから出せば・・・」と肝っ玉先輩ウィニペガーさんがおっしゃっていたように、その都度対応していくという方法もあるようです。(ん?あるのか?)

家族と独身、オープンワークパーミットとワーキングホリデービザなどステータスで大きく違ってきますので、上記の内容がすべての人に当てはまるわけではありませんが、手続きをしていくと英語の勉強にもなりますのでまずは自分でやってみて、ダメだったら専門家にお願いするのが良いと思います。

最後に家族4人のIRCCへの永住権申請料金、いくらだと思います?

合計2,380ドルですよ、ひえ~。
(申請手続料550ドル+永住権代490ドル)×夫婦二人分。子ども150ドル×2人分=300ドル。(2018年1月現在)

これから健康診断代で約1,000ドルということになると、それだけで日本円に換算すると30万円以上は用意しておかなければなりません。

申請費にはローンがあるにしても、この最終的な支出でとどめを刺されるがごとく諦める人もいるのではないでしょうか?

カナダの永住権を目指す人は充分注意してくださいね。

それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計316.95ドル】バス定期代100.10ドル含む

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永住権の申請(IRCCへ)で必要な証明写真と婚姻証明書に注意が必要です。” に対して2件のコメントがあります。

  1. ユウジュン より:

    初めまして、
    ブログいろいろ参考にさせて頂いています。
    ありがとうございます。

    一つ質問させてください。
    「婚姻証明書の有効期限は3ヵ月」というのは、情報源は日本領事館ですか?それともIRCCですか?

    1. Boru より:

      コメントありがとうございます。婚姻証明書の有効期限3か月指定はMPNPに申請するときに指定されたので、IRCCからでもそうだろうと思っていましたが、再度チェックリストを読んでみると3か月指定は書いていませんでしたね。記事を書き直してみます。

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