車で事故に遭う。後ろから衝突。運転で運が転じる?
まだまだ運気が下がっているのでしょうか?
今日の午前中、車で事故に遭いました。
高速道路のような幹線道路に合流しようと車の流れをうかがっていたら、後ろから『ドーン!』と軽く突っ込まれました。
「え!何?何が起こったの?」と妻も子どももビックリ。
私は沿道に車を寄せて、後ろからぶつかってきた商用車の運転手と話すことにします。
30歳代の白人男性で、降りてきて謝るのかと思ったら
「なんで、行かないんだよ。まずは右の車線に入ってから車線変更すればよかったじゃないか」とまくしたてます。
私の車が出たと思って、幹線道路に自分も合流しようと前を見ないで発進したのでしょう。
「いやいや、速い車が一番右レーンにきたのを君も見ただろう。それよりなぜ君は私の車が前に停まっていて君も後ろで停まって待っていたにもかかわらず、私の合流を確認せずに前に出てきたんだい?」
話のアドバンテージを握ろうとする彼に対して、私はただ彼が後ろからぶつかってきた事実を冷静に伝えます。
幸い、お互いダメージはほとんどなく、ほんの少しバンパーがへこんだくらいでした。
最初はイライラして高圧的な態度だった彼に一言、
「保険屋さんに連絡しなきゃね」といってから態度が柔らかくなりました。
「こんな軽微な事故で警察を呼んで保険を通したら、お互い保険料があがっちゃうんだよ?」
それに手続きが面倒だし、これから仕事があるのにとボヤキ出したのでした。
うしろからぶつかられた私たち家族もショックですが、それ以上にぶつけてしまった彼のほうがショックだったことでしょう。
感情が落ち着き、しおれてきた彼に提案してみました。
「仕事、大変なのかい? 時間がなかったら連絡先を交換してあとから連絡するようにしようか?」
「そうしてくれると助かるよ。僕の知り合いのメカニックにみてもらうことができると思うし」
(あ、そうか。保険を使わないと分かった次に相手は『いくら修理代がかかるか』が気がかりになるのだった・・・)
あまりに軽微なこのダメージでメカニックにみてもらう手間や時間はどうなのだろう?
”事故後に何か不具合が出てくるかもしれないから”という話はよく聞くのを承知で、私は彼に示談を提示してみました。
「もし、君がよければいくばくかのお金を私に払ってもらうことでこの事故はなかったことにするけどどう?」
この時、彼が複雑で不安げな顔をするのです。
(いくら要求されるのだろうか?)このことです。
そこで、
私はニッコリと、
「たった20ドル(約1,710円。今日現在)でどう?」と安心させます。
なぜ安心させたと分かったかといいますと、話の流れで彼が前回の事故で500ドル支払っているとボヤいて、それくらいのお金を覚悟しているかもと思っての20ドル提示だったわけです。
安心顔になった彼は急いでズボンから財布を取り出します。
彼のお財布に20ドルが入っているのが見えたのですが、
なんと50ドル札を出して私に渡すではありませんか!
「50ドル渡すからといっちゃなんだけど、50ドルで示談した証拠としてその50ドル紙幣を持っているあなたの写真をとらせてもらっていいかな?」
この方法、見習おうと思いました。
そして見習うと同時に、やっぱりウィニペガーだなと思ったのは、免許の連絡先を交換した時、私が日本からきてまだ間もないこと、そして永住権を申請しているんだと話したことを彼が鑑みてか、
「どうかカナダやウィニペグを嫌いにならないでね。今回は本当にごめんなさい」と最後に謝ってきたのでした。
もちろん相手次第ですが、【鏡の法則】のように私が怒らず紳士的な態度で接すれば、相手も怒りが収まり、同じようなトーンになっていくから不思議です。
今回、車で事故に遭うというついていない出来事と捉えることもできますが、大事には至らず、何だか禊(みそぎ)が済んだ=悪い憑き物がおちたような感じがしました。
これを機にさらに安全運転を意識し、運が転じて気が上がっていくイメージを持っていようと思います。
おかげさまでマイナスムードを脱せそうです。
いつも応援ありがとうございます。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計195.33ドル】
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