子を持って知る、親のありがたみ
まだまだ底冷えしますが、週間予報をみますとようやくマイナス一桁台になりそうです。今日の日の入りは18時19分。明日の日の出は6時58分とだいぶ日が伸びてきて春が近いと感じられます。
子ども達は長い冬をいかに遊ぶかをいつも考えていて、秘密基地作りやアイススケートなどを楽しんでいてとても前向き。
学校近くの家では、色付きの水をバケツで凍らせて秘密基地を作っている男の子がいました。奇麗ですよね。
川沿いの公園では市が管理している無料スケートリンクがあるのですが手すりなし、自己責任でという感じで誰もいません。先日そこへアイススケートがしたいと子ども達が言うので連れて行ったところ、前日の暖かい日に溶けた水が朝晩で凍って、ボコボコの氷の表面になってしまい、滑るのが危ないくらいでした。
そのことを知ってか、市のトラックが公園内に入ってきて、
スケートリンクに水を撒いていましたよ。しっかり管理していてくれているのですね。あれだけの水の量がないとスケートリンクが作れないのかと思ったら、裏庭にスケートリンクを作ろうと計画していただけにやる気がなくなりました。(さらに外に置いていたホースが凍ってしまっていて使えないのです)
子ども達は相変わらず寒くても公園で遊び、ブランコに乗っていると鼻水が次第に凍っていくという・・・
ってなことはありません(笑)。この寒い時期は空気が乾燥しているので、鼻血が出やすいんですよね。一昨日も息子がドバドバと鼻血を出していてビックリしましたが、私も小さい時は同じように洗面器に鼻血が半分貯めるくらい鼻血を出し、親を驚かしていたことを思い出します。
秘密基地作りを楽しんでいたのも懐かしいし、あまりの私の腕白ぶりに母親を泣かせてしまったことを考えると、私の時とは違って、娘も息子も良い子に育ってくれているなと思います。
ありきたりな表現ですが、子を持って知る親の恩ということを実感することばかりです。
その親の話ですが、つい最近、76歳になった父の胃ガンが健康診断で見つかって、かなり落ち込みました。(ちょっと前に父の脳に腫瘍が見つかった時はあまりのショックで妻の前で号泣してしまいました)
何があってもおかしくない年齢ですが、胃ガンの摘出手術は無事に終わって、脳の腫瘍は経過観察ということになって、父はとりあえず元気を取り戻しています。
このような時に、実家にすぐ行けないもどかしさ。
海外移住するにあたって覚悟してきたはずなのに、親のありがたみに対して何もできていないことへの罪悪感があふれ出てくるのです。
先週、父とは久しぶりに長電話しました。
胃の3分の2を摘出してまだ制限がいろいろあるらしいのですが、自分の心配より、息子である私の心配ばかり。同時に、孫たちのたくましさを褒め、私の海外移住の頑張りを尊重してくれるのでした。
「志があって海外移住したんだから、後悔なくやりたいことをやったらよいよ」
最近の私が必要としている言葉を言ってくれて、心意気を新たにすることができました。
自分がいつ死ぬかわからないのですから、私は今までやりたいと思っていたビジネスを「いつかやろう」と長引かせず、今月中にでも新しいホームページを作ろうと早速作り始めています。
近い将来、永住権が取れて、子ども達の学校が休みの時が重なったら、一時帰国を予定しています。そして、今の私の娘とほぼ同じ年齢のころから一人親として私を育ててくれた父に、
「親父のおかげで私だけでなく、孫の世代まで幸せが続いています。本当にありがとう」
と、直接感謝を伝えようと思います。
色んなことが重なった1月と2月でしたが、雪が溶けていくこの時期のように、心にわだかまっていた何かが溶けていくような気がしています。
皆様にとりましても引き続き素敵な3月となりますように……。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計1260.31ドル】住宅ローンと固定資産税含む
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