観光スポット巡りその2(人権博物館、マニトバ博物館)

前回に引き続き、ウィニペグの観光名所をご紹介してみたいと思います。

まずは、以前もこのブログで記事にしたことがありますが、

『Canadian Museum for Human Rights(人権博物館)』に行ってきましたよ。

通常は大人18ドル(子ども8ドル)ですが、毎週金曜日の午後5時以降が入場無料になります。

個人的にネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領のことを学べるのが楽しみにしていたのですが、その展示の2019年だけだったそうで、今は人種差別についてや気候変動への抗議、人権問題の歴史など様々な問題を提起する展示がされています。

「ねえねえ、ヒューマンライツ(人権)ってなに?」と子どもたちに聞かれました。

なんて答えたらよいでしょう。

ウィキペディアでは「人間が人間らしく生きるために生来持っている権利」と書いてあります。それを子どもに伝えても伝わりそうもありません。

(人権について熱く語るおとーちゃんの図)

「人権とはね、自由と許しといったら難しいかな? 例えば、誠賢がここでおならするとするじゃん?」

「しないし!」

「してもいいんだよ。君はここでおならをする権利がある!そして今ここでおならをしても刑務所にいれられない!」

なんて素晴らしいんでしょう、人権って!

ってことにはなりませんが……w

おならを「自分の意志を表現すること」と言い換えると人権らしくなります。一方でおならだったらまだ大丈夫ですが、おちん〇んを出しちゃったら大変なことになります。人権を説明するところで難しいところです。

自分の意見を言える、自由に自分が選んだものを身に着けるなどは、今の子ども達にとってほぼ「あたりまえ」の社会となっていて、それらが当たり前になるまでの歴史やこれからも当たり前にしていかなければならないことを学ぶのがこの人権博物館を巡る大きな理由なのだと息子には伝えました。

 

人種差別の問題や、過去の戦争について、特に第二次世界大戦時の日本軍による従軍慰安婦問題は、この人権博物館でも詳しく学べます。

子ども達にとってはまだ難しく、さらに興味がないためか「すぐに帰りたいという権利」を行使してきましたw

とりあえず、建物の一番上、展望フロアに行って帰ることにしましたよ。

(このブリッジ(エスプラネードリエル橋)もウィニペグでは有名です)

 

さて、お次にご紹介するのは、マニトバ博物館。(こちらのほうが人権博物館よりだいぶ面白いと感じました)

毎月第一金曜日の午後5時から午後9時までが無料となるため、多くの人で賑わいます。

上の写真の右のドームはなんとプラネタリウムなんです。わくわくしませんか?プラネタリウム?(あれ?しない?)

(特殊な投影機で星空を再現してくれます)

ショーの時間が区切られているため、時間前に並ばなければなりませんが、約45分の天体ショーは観る価値があると思います。

地階から入るプラネタリウムを観終わってから地上に戻って博物館に入ります。

入り口には大きなバイソンのはく製がお出迎えをしてくれました。

動物のはく製も多いのですが、恐竜の化石も見ものでしたよ。

マニトバの歴史を学ぶ展示場も見ごたえがあり、一日では足りなさそう。

人が乗れる大きな船が現れた時には、テーマパークかと思ったほどです。

昔の街並みを再現しているところなどレトロ感があって非現実を感じさせてくれます。

「ここはもう一度来たいと思わせるね!」と子ども達は私たち夫婦がよく使う口癖を真似ていましたが、最後には歩き疲れたようで「お腹すいた」「そろそろ帰ろうか」などと言い始めるのは博物館めぐりの定石となりつつありますw。

マニトバ博物館は前回のブログと今回の中で一番、行ってよかったところだと思いましたよ。

 

小腹が空いたので、前から気になっていたすぐ近くの「プーティン(もしくはプティンともいう)」専門店に入りプティンを注文しました。

プティンってどんな食べ物か知っていますか? プリンみたいなスイーツを想像していますか?

プティンとは、フライドポテトの上にグレイビーソースとチーズカードがかかっているファストフードのことです。

しっかりと写真を撮っておけばよかったです。ちょっと見にくくてすみません。

私はあまり好きではありません。せっかくカリカリに上がったフライドポテトにソースがかけられていてシナシナになっちゃっているため、なんだかもったいないような気がするからです。味はどのように表現していいのかわかりませんが、パッとしない味なんですよね。でも、カナダの名物の一つですから一度食べてみることをお勧めします。

おかげさまで、このようにカナダやマニトバを満喫することができ、よい夏休みとなりました。

今回で一旦、観光スポットの紹介はおしまいですが、また機会がありましたらご紹介していきたいと思います。

それでは、また。

 

 

 

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