子どもが9月7日からミドルスクールに。費用や用意する備品などについて。

カナダはレイバーデー(労働者の日)の祝日が9月5日月曜日のため、3連休となっています。

珍しく良い天気の週末なので、家族でサイクリングを楽しんだり、お買い物に行ったりしていました。

昨夜にはオーロラが見えていたらしいのですが、いまだに我が家は見ることができません。

でも、虹は最近よく見かけます。

子どもがキンダー(幼稚園)に通っているとき、

「Red and orange, green and blue
Shiny yellow, purple too.」と、キラキラ星のメロディーに合わせて歌っていたのを思い出します。

赤、橙、緑、青、黄、紫と、よく数えてみたら7色ではなく、6色なのですよね。

どの色が足りないと思いますか?

 

そう、藍色です。(ちなみにドイツでは橙も抜けて5色なのだとか)

国によって虹の色の数が違うのは面白いと思ったものです。

 

レインボーソングを歌ってくれた娘も今では11歳。

2022年9月7日からの新年度ではGrade6となり、ミドルスクール(中学校)に通い始める年齢になるのです。(カナダの州によって何歳からミドルスクールになるかは違います)

エレメンタリースクール(小学校)のすぐ近くに位置する新しい校舎に通うのを今から楽しみにしていて、自分のロッカー(荷物入れ)が持てることや、アート(芸術)クラスやフランス語のクラスなど専門的な授業を特に楽しみにしているのです。

うちの子ども達が通う公立の学校は、基本的に授業料などはないのですが、ミドルスクールではStudent feesを40ドル払う必要があります。

内訳として、
$10 Interactive Start/Flipbook
$10 House Team T-Shirt
$10 Special Events
$10 Expressive Arts fee (Band/Art)
の計40ドルでして、現金か小切手で支払う必要があります。

あらかじめ芸術クラスと音楽クラスを選択する必要があり、娘は芸術クラスを選んだため、絵の具や紙などのサプライ品の購入費として40ドルを追加しなければならず、合計80ドルを9月9日までに支払うことになっています。つまり、娘の一年間の学費は80ドル(現在約8,480円)というわけです。

 

ちなみにまだエレメンタリースクールに通うGrade4になる息子もクラスで使う備品のために50ドルを9月からの新年度に支払います。

これらはクラスで使う文房具や工作用材料を一括購入するためだそうです。

そのほか、初日に持ってくるように言われているのが、

・室内履き(体育館でも使えるもの)
・体育授業用の替えの服とそれらを入れるジムバッグ
・ヘッドフォン(コンピューターの授業用)
・ティッシュ2箱
・ペーパータオル1ロール
・ウェットティッシュ2つ
・スティックのり(UHUブランドが望ましい)
・通学用のバックパックやカバン

以上は小学校でたいてい毎年求められます。(コロナ最盛期にはマスクや消毒液が必要でしたが…)

なぜ、このようなことを細かく書いているかといいますと、新しくマニトバ州に来るご家族の親御さんで、どのようなものが必要なのか心配される場合があるからです。

※心配するあまり、カナダに行くための航空機の機内持ち込み荷物に良かれと思って文房具であるコンパスやハサミ、カッターなどを子どもの筆箱にいれてしまい、出発便の荷物検査で没収させられてしまうなんてことも起こりえます。

小学校(エレメンタリースクール)のうちは、コンパスやハサミを買うことは求められません。(クラス内で貸してもらえます)

しかし、中学校(ミドルスクール)になると、途端に自分たちで用意するものが増えるのです。

今回、中学校側から渡されたSupply Listは以下のような感じです。

・ジッパーがついた3インチのバインダー
・筆箱
・バインダーの仕切り(タブ付き)
・Duo-tangs(バインダーの一種)
・Hilroy exercise books 8冊(ノート)
・ルーズリーフ 500枚
・グラフ用紙 1冊
・コンパス 1つ
・計算機(TI-30XⅡSかCASIO FX-300ES Plus)
・ボールペン(黒か青のインクのみ8本)
・赤いボールペン4本
・鉛筆(一学期につき25本、計75本)
・鉛筆削り 一つ
・マーカー(Highlighters)2本
・消しゴム 4つ
・30センチ定規 一つ
・色鉛筆 1セット
・スティックのり 2つ
・はさみ 1つ
・ポストイット 2セット
・ティッシュ 2箱
・ペーパータオル 2ロール
・色ペン 1セット
・水筒 1つ
・ヘッドフォン 1つ
・アート作りで眼を保護するゴーグル 1つ
・ランニングシューズ 1足
・体育用着替えの服
・制汗剤
・コンピューター用マウス

以上、リストにある全部を買ったわけではありませんが、揃えるのにStaplesという文具屋さんとダララマという均一ショップを巡って120ドル以上費やしました。

ルーズリーフ500枚とか鉛筆75本とか結構むちゃぶりですよね。でも、このことを大型量販店(ウォルマートなど)はよくわかっていて、新年度が近づくと特別コーナーを設けて文具を売り出ししっかり顧客の要望に応えています。

我が家は計算機をStaplesで早めに買ってしまったためまだ高い値段でしたが、ウォルマートでかなり安くなって売りだされていたのを見たときはちょっと悔しく感じたものです。

ヘッドフォンはダララマなどで500円くらいで売っていますが、すぐ壊れてしまうため少々高くても丈夫なものを買ったほうが良いことでしょう。

 

これらの準備すべきリストは、通いたい学校に入学申し込みをするともらえると思います。(Webサイトでもダウンロード可)

入学や編入申し込みはたいてい8月の最終週から各学校で受け付けるようになりますから、直接学校に行って話を聞いて、手続きをしてしまうのも良いかと思います(私たち家族はそうしました。その時のブログ記事はこちら

最後に、学校関係でよく新しく移民された人から聞かれるのが「給食ってあるのですか?」という質問。

残念ながら公立で給食があるという学校を聞いたことがありません。(ランチモニターというプログラムに年間で一生徒210ドル支払っています。これはランチ時に食事に行ってしまう担任の先生に代わって、クラスに残った子どもたちを見守ってくれる人にあげるお手当が必要なため、我が家も6月に次年度分を一括で支払いました。最初、これが給食費だと勘違いしていた時期があり恥ずかしい思い出です)

多くのご家庭では、お弁当を作る毎日の始まりとなりますのでご留意ください。(家が近くの場合は家に帰ってきてランチを食べるケースもあります)

何かわからないことなどがありましたらご連絡くださいね。

それでは、また。

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