挑戦すること。仕組みにして習慣化すること。
今日のウィニペグは最高気温が17度になって暑いくらいでした。最低気温は2度とかなんですけどね。日の出は6時16分。日の入りは20時37分で夜9時になってもまだ明るいです。
時間的に夜になっても外が明るいと、まぁ、子ども達は寝ようとしません。
冬は21時半には寝ていたのに、最近は学校がなく、しかも外で遊んで疲れないため22時半になってもハイパーです。
何とか疲れさせようと、トレッドミル(ランニングマシーン)をやらせてみると「30分もただ同じ場所で歩いているなんて暇でもうやりたくない」とわがままをいい、ダンスのDVDがあったから家族でパジャマのままやってみても「思っていたよりうまく動けないからもうやらない」というやる気のなさ。
私が小さいころにスキーを初めてやった時に派手に転んで、さらに立ち上がれずに「もう二度とやるもんか」と思ってしまった経験があります。
初めてのもので挫けると一切やらなくなってしまう現象は、初めて口にしたブドウが酸っぱかったからブドウが嫌いになるのと同じくらいもったいない現象ですよね。
親としてみればなるべく子ども達に嫌いになってもらわないように気を遣うのですが、そもそも初めての挑戦ってたいてい不安や不快感のようなものが付随しているからコントロールしづらいですよね。(不快感とは緊張、失敗する恐怖や、まだ面白さがわからないものに挑戦していること自体無駄だと思ってしまうことなどです)
子ども達にしてみれば「早くゲームがやりたいのに、どうして生卵を割る手伝いをしなければならないのか」しかも生卵は殻が入ってはダメと言われるから緊張するし……。
でも、上手くいくと急に自分がお菓子作りができるような気がしてきて、手伝いのエンジンがかかっていくということがあります。当たり前のことですが、上手くいくと楽しくなるのです。
今回は彼らの手伝いのお陰で美味しいチーズケーキができました。
成功事例ができれば、『挑戦』から次の段階の『仕組みづくり』に入ります。
どうやったら子ども達が次も手伝ってくれるかを考えるのです。
成功したことを褒めるより、頑張りを褒めたほうが次につながりやすいですから「頑張ったね~」とか「やるな~、次も頼むよ」などでその気にさせます。
さらに手伝いに応じたインセンティブ(お駄賃やゲーム時間を増やすなど)をあげても良いですよね。(時間や回数などの明確なルールが必要になってきますが)
手作りピザを作る際は、子ども達にピザ生地を伸ばしてくれたり、トッピングを並べてくれたりと手伝ってくれるようになりました。自分たちで作れるレパートリーが増えると自信につながるようです。
『仕組み』が共有されるようになったら最後の仕上げとして『習慣化』です。
「毎回このレシピは」、「毎週何曜日は」、「毎日午前中のこの時間は」などをいつの間にか習慣化させることで、さらに大きな自信につながり、次の挑戦へとつながりやすくなると思います。
すでに我が家では、平日午前11時からの百ます計算などの勉強1時間、そして、夜寝る前に日記を書いてもらうというのは妻のお陰で習慣化していまして成功事例になっています。
『挑戦』
『仕組みづくり』
そして、
『習慣化』
自主隔離のこの期間、暇だからこそ何か毎日一つでも新しいことに挑戦し、その中から続けられるものを増やして、習慣化してもらいたいものです。
なぜなら、挑戦することで失敗にも慣れ、自分でどうしていくかを覚え、自分の時間を自分で管理でき、自分のやり方・習慣を信じられるようになったら、子ども達に良い影響になるのではないかと思うからです。(思えば、海外移住においても挑戦、仕組みづくり、習慣化が功を奏したような気がします)
同時に親も楽しんで挑戦している姿を見せ、今までたくさん失敗してきたけど「それでも死んでいない」ということをわかってもらい(笑)早く親を追い越していってもらえたら嬉しいです。(あ、もうすでにいろんな面で追い越しているかな)
あなたがもし今現在、長い休みで暇ができたら何に挑戦したいですか?
引き続きあなたらしい一日になりますように。
それでは、また。