秋の州立公園で子ども達が新しい趣味?にハマったこと。

我が家ではキャンプシーズンが終わった9月下旬から11月上旬まで、土日はたいていサイクリングをしたり、トレッキングをしたりして過ごしているのですが、今年はちょっと家族でハマったことがありました。

それはまず、次の夏に行くためのキャンプグラウンドの下見をしておく旅から始まりました。

ずっと行ってみたかったけど予約が取れなかった『キャンプモートン』というウィニペグ湖西岸のキャンプサイト。

ちょっと欧風の異国情緒あふれるような場所です。

歴史があるので一部の建物は風化されていますが、趣があって素敵です。

1921年に作られた場所ですから101年経っているのですね。

キャンプシーズンが終わっているから、散歩している人がわずかにいるだけでとても静かです。

よくわからない建物もあるのですが、絵になります。夏は人気なのでしょう。

キャンプファイヤー用の薪の自動販売機が置いてありました。

大きな袋に入った薪が10ドルでしたよ。(相場より高いような……)

奥に行くと大きなロッジがいくつもあります。団体用なのでしょうかね。

一通り、散策をしてからすぐ近くのウィニペグ湖に遊びにいきます。

水平線がみえるほど大きな湖でして、風が強く波があるため「海に来ている」と思うほどです。

まず、楽しんだのが薄くて丸い石を見つけてきて、湖面に投げて何回跳ねるか競う遊び。

「よーく見てろよ~。このようにサイドスローで力いっぱい投げると……」

昔取った杵柄のように上手く投げられて、5,6回は跳ねたでしょうか。子ども達が尊敬してくれるのが嬉しいものです。でも、たった一回投げただけで肩から肘が痛くなり、老いを実感しました。さらに2日後には筋肉痛になっていたし……。

 

ビーチ沿いを歩いていると、カエルがいて沖に泳いでいくから「海にカエルがいるのか?」と一瞬、脳がバグりますw。

もっとビックリしたのは、大きな水中昆虫『タガメ』がいるんですよ。タガメって英語で a giant water bugっていうらしいですね。

私が2016年にウィニペグに来たばかりの頃、このタガメの死体がダウンタウンにあって「どうして?」と不思議に思っていたのですが、こっちでは意外と身近な生物なようですね。ビーチ沿いを歩いていて今年は何匹も見かけましたよ。

大人になるにしたがって甲虫全般がゴキ〇リと同じように見えてしまって、気持ち悪く感じます。

(以下、閲覧注意)

上の写真のようにタガメを裏返すとSF映画(エイリアンかプレデター)に出てきそうな様相ですよね。

はじめは掴めなかったのですが、子どもが「パパでも捕まえられないのがあるんだ」と煽ってくるので、渋々捕まえて子ども達に見せに行こうとしたら、嫌がり逃げていきました(←なんでやねん!)

ウィニペグ湖の海岸で見つけたのはカエルやタガメばかりではなく、珍しい石や

(自然にできたスマイルマークがあった!)

シーグラス(ビーチグラスともいう)があって、集めだしてしまったのです。

実はこのシーグラス収集に家族でハマってしまったというのが本題でして、子ども達は見つけては大喜びして、「これらをいっぱい集めたら何か芸術品(ランプシェードなど)を作ろう!」と意気込んでいます。ちなみに割れたばかりのガラスは持ち帰らないというルールを作りました。シーグラスってすりガラスのようで雰囲気があって素敵ですよね。

見つける楽しみは、狩りをするようで興奮でき、歩く健康さも気に入って、とうとう毎週のようにウィニペグ湖沿いの州立公園を巡ることにしました。

Hnausa beach州立公園や、

(ここHnausa beachは小さいキャンプサイトで趣がなく、いまいちまた来たいとは思いませんでした)

Victoria beachやすぐ近くのSandy beachもいきましたが、プライベートプロパティーの近くでここもいまいちでした。

グランドビーチ(West beach)は砂浜が多く、磯臭いZebra Musselsという貝がビーチ沿いの多くてげんなりします。

(East beachはまだましですが、シーグラスがほとんどみつかりません)

ウィニペグビーチキャンプグラウンドにも行ってきましたよ。

こちらのビーチにもシーグラスはほとんどなく、ゼブラマッスル貝や藻が多くてまた来たいとは思えませんでした。グランドビーチ同様、ハイシーズンには人が多く来て初心者向きの良いキャンプサイトだと言われているのですが、私たち家族にはあまり魅力的に映りませんでした。


(たまにこのような可愛らしい足跡を見つけるとテンションが上がります)

そのほか、Patricia beachという穴場的な州立公園を見つけたり、シカやコヨーテなどと出会ったりして秋の過ごし方を満喫することができました。なにより、外でランチ(おにぎりなど)を食べると美味しく感じられます。

11月5日(土)にウィニペグ湖に行った時にはもう浅瀬が氷はじめて、波しぶきを浴びた木々は凍っていました。

いよいよ雪が積もってきて、ようやくウィニペグらしくなってきたようです。

これから土日は雪が残って家に籠る日が増えてきますから、秋にハマったシーグラス探しのように、新しい過ごし方を模索していきたいと思います。

それでは、また。

P.S.キャンプモートンでまっすぐな流木を見つけて木刀を作り始めたのも新しい趣味の始まりでもありました。上手く作れたので、また流木探しを来年しよっと。

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