海外移住者に優しい今冬のウィニペグ。運の良い我が家。

2月20日(月)は「Louis Riel Day(ルイ・リエルの日)」
で祝日ですので3連休となっています。

アメリカではプレジデンツデー、カナダの他の州では
ファミリーデー(バンクーバーは前の週)、そして、
マニトバ州では何の日にしようかと2007年に
ルイ・レアルさんが良いだろうと選ばれ、2008年
から施行されたそうです。

地元の人は「誰の日、何の日でも良かったんじゃない、
たぶん適当に決めたんだよ」と冗談を言っていました。

他の人は「クリスマスホリデーとスプリングブレークの
間に連休がないじゃん?だから適当に作ったんだよ」と
教えてくれました。

ルイ・リエルは「マニトバの父」とも呼ばれていますが
狂気の反乱者、いや、英雄だったと未だに歴史学者の
論争の的なのだとか。

アボリジナルピープル(先住民)とヨーロッパ移民との
混血を意味するMétis(メティ)の歴史やカルチャーを
メティの代表的人物であったルイ・リアルを通じて学ん
だり、アウトドアスポーツを楽しんだりする日が本来の
ルイ・リエルの日の意味なのだそうです。

私達家族は連休だからといって特に遠出するわけでもなく、
近くの川沿いの公園まで散歩したり、オープンハウスを
見に行ったり、家でポップコーンを作って映画を
観たりとゆっくり過ごすことができました。

連日1度から5度くらいまで気温が上がっているので、
雪が溶けて道に水たまりがたくさんあります。
水たまりの表面だけ凍っている歩道があって、
割って進むのは楽しいですが、滑るし長靴が
ないと靴が濡れるしで大変な気候になっています。


(水泡が浮いているので凍っていることがわかります)

川沿いの公園までなんとか歩いていくと、途中に
ある教会の駐車場でバスケットゴールを使って
遊んでいる子ども達はすでに半袖でした。


(雪が降り積もってこんなに山になっている
のではなくちょっとした崖を利用して除雪車が
そこに雪を盛ったからです)

川沿いの歩行者専用道路では、半ズボンで
ランニングをしている人もいましたよ。

金曜日にはダウンタウンでも半袖を見かけました。

ちなみに私も半袖の上にダウンジャケットで
丁度いいと感じました。

5度くらいでも日が照って風がないと体感気温は
10度以上だと思います。

ウィニペグ初心者な私達家族にとって、あまり
寒くない冬にしてくれてありがたいです。

先週、娘をキンダーに送った時、娘が仲良くして
もらっているクラスメートのお父さんが私に
話しかけてくれました。

「こんにちは。お元気ですか?」

今回も日本語で挨拶してくれます。

白人でとても日本語を話すような雰囲気では
ないのですが、日本の企業で働いていた経験が
あるそうなのです。

日本の奥さんとはもう離婚してしまったそうで、
新しい奥さんがウィニペガーだからこちらに
住んでいるのだとか。

挨拶以外は英語ですが、とても気さくで
「先週さ、君達家族をフレンチベーカリー近く
で見かけたよ。まさか河を歩いて渡ったの?」
と、嬉しそうに話しかけてくれたのです。

「おー、そうなんだよ。楽しい時間だったよ」

「実は僕の家はあの近くにあるんだよね」

「へ~ということは河の反対側から車で北の
橋を渡ってこのキンダーまで来ているんだね」

「そうそう、反対岸は家が安いからね、こっち
サイドだと2500万円だとしたらあっちは1800万円
というところだからね。反対岸に家を買って、
さらに車も買えたから別に不便していないよ」

「今、うちら家族は家を探しているからその
情報は助かるよ。何スクエアフィート?」

車に乗せてもらい近くのスーパーまで送ってくれ
しかも、貴重な物件情報までくれるのです。

「2階とベースメントがあるから3階構造で1000
スクエアフィートだけど、バスルーム(トイレ付)
が一つしかないのはちょっと不便かも」

「なるほど、バスルームは二つあったほうがよいよね」

「もしリアルター(不動産仲介者)がまだいないなら
僕の妻の友人を紹介できるからいつでも言ってね」

(↑これ、これがウィニペグの人が本当に良い人
ばかりという証拠になるかと思います)

「カレッジの勉強がひと段落したらぜひ家族で
うちに遊びに来てね。それじゃね~」

相変わらず我が家は運がいいのだと思います。

ウィニペグで良い人ばかり出会えて、しかも
キンダーつながりで日本企業に勤めていた人
と会える確率ってどれくらいでしょうか?

以前に記事に書きましたが私のホームドクターも
日本に滞在していた経験があるし、レッドリバー
カレッジの本科の先生も日本に数年住んでいた
経験があるのです。

さらにはその人たちが次なるステップ(不動産
仲介等)を提案して、支えてくれているのです。

これは私のうぬぼれかもしれませんが、
私達家族はウィニペグという街から愛されている
ように思うのです。身近なことでももっと例は
たくさんあるのですが、感動で鳥肌が立つほど
ウィニペグへの安住を支えてくれているような
力を感じるから不思議です。引き寄せの法則が
働いているからかもしれません。

本当に感謝しかないです。

もちろんいつも読んでくださるあなたにも感謝です。

ありがとうございます。

それでは、また。

※備忘録(前回から今回までの支出)
【合計3.24ドル】

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