マニトバ州立公園でキャンプをするには。グランドビーチに行きました。
今、野外キャンプにハマっていますが、行きたい日に限って雨の予報になってしまっています。
予約していたのですが、雷雨が予報されていてキャンセルした時は、10ドルの予約手数料以外、すべて払い戻しされました。4日前までなら手数料の10ドル以外はキャンセルできて全額帰ってくるのがありがたいです。
さて前回の記事でも告知しましたが今回はマニトバ州立公園でのキャンプについて詳しく書いていきたいと思います。(グランドビーチについても)
まずキャンプの料金ですが、2020年7月現在のマニトバ州立公園のホームページによると
Basic Services $11.55 to $23.10
Electrical Services $15.75 to $27.30
とあります。
日本円に直すと現在なら1000円~1800円といったところでしょうか?キャンプサイトによって料金が違っています。例えば、前回の投稿に書いたホワイトレイクのキャンプグランドはベーシックで13.65ドル+予約手数料10ドルで計23.65ドル(約1,877円)だけで家族とテントで一泊過ごすことができるわけなのです。
旅行に行ってホテルに泊まったら何倍料金がかかるかわかりませんが、約2,000円以下+ガソリン代で旅行気分を味わえてしまうのはお得だと思いませんか?(車の場合は州立公園入場料か1年パスを買っておかなければなりませんが)
さて、話はキャンプサイトの詳しい内容に戻りまして、Basic Servicesについて説明します。
ベーシックサービスとは電気コンセントなしのキャンプサイトのことでして、一辺が7m~10mのフィールドに炭を使えるグリルとピクニックテーブルが置いてあり、車が置けてテントが張れる場所です。
ちなみにグランドビーチの敷地は一つ一つ完全に区切られて、お隣さんを気にしなくてよいのが優れています。
コスコでサツマイモが季節限定で売っていたので、
どのキャンプサイト内にも置いてある以下の写真のようなグリルで火を作って焼き芋を作ってみましたよ。あまりの美味しさに食べた瞬間にファンファーレのようなおならが出たくらいです(嘘)
トイレや近くの水道も使ってよく、シャワー室もあります。(トイレ内にあるところが多い)以下は男性用個室シャワーの施設の写真です。
グランドビーチでは以下の写真のようにファミリーで使える広い場所がありました。着替えも家族皆で協力してできたのはありがたいです。
言い忘れましたが、シャワーは有料です。
3分で1ドル。(2020年7月現在)
上の写真の機械?に1ドルか2ドル硬貨を入れるとすぐにシャワーからお湯が出てくるのです。2ドル(6分)でちょうどよいくらいでしたよ。子どもたちは2人で1ドルでも大丈夫だったような気がします。
私が夕飯の準備をしている間に妻と子ども達にシャワーを済ませてもらいます。
キャンプ時の食事ってバーベキューが主流ですよね。
でも、全国の焚火好きの皆さんには申し訳ないのですが、私は焚火が嫌いでして、あの煙の臭いにイラっとしてしまうんですよ。(ずっと身体に臭いがのこってしまうし)
ですから料理はできるだけ簡単にしかも卓上コンロで済ませることにします。炭を片付ける必要もなく楽ですからね。
このブログを読んでくださっている人でキャンプをしているかたがいらっしゃいましたら「他の人のキャンプ飯」って気になりませんか?
うちの場合は手抜きが多くて、
キャンプ当日の夕飯はカレーライス。カレーは作って冷凍してあるのを持っていきフライパンで温めて、鍋で炊いたご飯と一緒に食べます。きゅうりの一夜漬けやバナナやリンゴなどのフルーツも持っていきます。
キャンプ翌日の朝は寒かったらカップラーメン。お湯を鍋で沸かして注ぐだけ。もしくはフライパンで作っておいたピザトーストを焼いて食べます。
お昼はたいていホットドッグにしています。
バーベキューは極力したくないのですが、2泊以上の時だけレパートリーを増やすためにします。
恥ずかしながら以上がうちの手抜きキャンプ飯のローテーションです。
何かおすすめのキャンプ飯がありましたらぜひ教えてくださいね。
さて話は変わって、キャンプの終了時について。
マニトバ州立公園のキャンプグランドのチェックアウトは15時までにしなければなりません。私たち家族はたいてい朝の10時くらいにはもう次の場所に行きたがってチェックアウトします。
州立公園内の管理者オフィスでチェックイン時にもらえるキャンプパーミット(許可証)はチェックアウト時にオフィス裏のこのポストにドライブスルーのように入れてグランドビーチキャンプグランドをあとにしました。(このような返却の仕組みがないキャンプグランドもあります)
チェックアウトは15時ですが、チェックイン時間は16時になっています。
管理オフィスによっては16時半には閉まってしまうことがあるので、なるべく時間通りにいったほうがよいかもしれません。(遅れる場合は連絡しろと案内状には書いてありました)
以下からは、最近行ったグランドビーチキャンプグランドのお話となります。
チェックインしてから白い砂浜で有名なグランドビーチに行ってみました。
ウィニペグ湖の水平線が果てしなく続き、ほとんど海のようです。確かに砂浜が立派で広いのですが、吹きさらしの風が強く、高い波を作っていて子ども達には遊びづらいのです。しかも陰になるところがないから直射日光の中で子ども達が遊んでいるのを待っていなければなりません。
あまりの風と飛んでくる砂、そして暑さに長く耐えらず、砂浜から少し離れて、池のほうに行ってみました。
こんなにきれいな水際があって、小魚やカエルを子どもたちは捕まえて喜んでいましたよ。
私はタニシ?や貝類の貝殻を拾っていたのですが、パークパトロールの女性が来て「何を捕まえているの?」と聞かれました。
私が貝殻を見せると「やめたほうが良い。たとえ貝がきれいに見えても中には寄生虫などがいるかもしれないから持って帰ってはいけませんよ」とのこと。
外来種であった微生物が湖に出没しているとの警告看板もあって、ヒルもいますし、その後は水際で遊ぶのさえ躊躇してしまいました。
でも、おおむねキャンプに行ってから途中の湖で遊ぶのは楽しいです。
先日に行ったホワイトシェルというところもきれいな水があり小魚がいて子ども達はハンターのようでしたよ。
小魚を捕まえまくっていました。(主に妻が捕まえていました。笑)
ほとんど人がいないからプライベートビーチで遊んでいるかのよう。
キャンプに水遊びがセットになって、子ども達は一日中遊び、すっかり日に焼けました。帰りの車ではスイッチが切れたように寝てしまいます。親冥利に尽きるといったところです。
まだ8月もキャンプに行く予定ですが、とりあえずマニトバ州立公園でキャンプするにはという記事を書いてみたかったので備忘録としても投稿しておきます。
最後に、キャンプを考えている方へちょっとしたアドバイスになりますが、朝晩の冷え込み対策、そして蚊に刺されないためにも長袖長ズボン(私は上下のスウェット)を持っていくのは忘れないようにしたほうが良いかと思います。
あと、ホットドッグを作る予定があるのに、ケチャップを忘れるという失態にも気を付けてください(笑)
次回はキャンプに行った時の番外編としていろんな生物や出来事に出会ったことについて書いてみたいと思います。
それではまた。