自給自足への布石。暇な毎日をそれらしく過ごすために。
我が家の裏庭に梅の花が咲きました。
新しく買ったばかりのブルックゴールドという品種の梅の木です。
「やった、これでやがて梅が収穫できる!」
喜んでいたのもつかの間、受粉をしなければ実ができない品種を買ってしまったことがわかり、妻に顰蹙を買いました。
授粉用にもう一株梅の木を買うことにしましたよ。
数年後には実がなり、祖母の家でよく採れた梅のように梅酒を作れたらと思っています。
梅のほかにもこれから栽培する野菜を植える準備を始めました。
芝生をはがして、畑を作っていきます。
はがした芝生は一旦横に置いておいて、他の場所に移植します。
(定着させるために耕してから水をしっかり撒いておく必要があります)
カレッジのコーアッププログラムを終え、仕事を失った今、やることがないんですよね(笑)
次の仕事を探して、レジュメを送っているのですが返事さえありません。学生の身分なので週に20時間しか働けない現状だというのもネックになって応募に尻込みをしています。同時に、Indeedという求人サイトでパートタイムを探すのですがなかなか条件に合う仕事が見つからないのが残念なところです。
そんなこんなで暇を持て余し、裏庭改造計画を進めているわけです。
畑を作ると同時に、ガゼボ(サンシェルターのようなもの)を買って組み立てました。
ものすごく重くて車に積むのと下すのでもう腰が痛くなります。
妻と二人だけで組み立てていき、
完成形はこんな感じです。
なぜ、これが必要かといいますと、ゲストハウスのお客さんは正面玄関から入って専用の下駄箱を使い、私たち家族は裏から入れるようにと分けたかったからです。正面玄関だけだと、私たち夫婦や子どもたちの長靴だけでだいぶ場所をとり、履いたり脱いだりする場所が狭い。さらに、雪が降っている時に屋根があって脱ぎ履きできる場所がないと家の中がビチョビチョに汚れるのも見過ごせません。家に上がる前に雪を払う場所があるということがどんなによいかを実感しているからでもあります。
裏から入るためには裏口に通じるドアを改良しなければなりません。
カナダに住んでいる方ならお分かりかと思いますが、裏庭に通じる木のドアはたいていこのような仕組みになっています。
ドアの上のほうに開けられる鉄製の仕組みがあって、子どもにはまず届かないのです。
子どもにも開けられる仕組みとしてスライド式の昔ながらの日本式な取っ手にしなければなりません。
上の写真のように横木の取っ手をスライドさせるだけで開け閉めできるようにするのです。
後ろはこんな感じ、閂(かんぬき)みたいな仕組みです。
これ、実際に作って活用してみるといかに機能的かわかり、今まで建付けの悪さによる開閉のストレスもなくなり、ご機嫌な出来です。
子どもたちも不自由なく開け閉めできていますよ。
横木があまり新しいとデザイン的にどうかと思ったので、
バーナーで炙って味を出してみました。昔からそうなっているような趣になって大満足です。
ここまでやっていると、
「あ~ボルさん、本当に暇なんだな~」と思うでしょ。
ええ、本当に暇なんですよ(笑)
何かやっていないと申し訳ない思いがしてね。定年を迎えたサラリーマンの気持ちがわかるような気がします。
東屋内の電飾を変えたり、鍬を買って畑を耕しまくったり、料理に凝ってみたり・・・。
自分自身を腐らせないように過ごしています。
『人生のゴールデンウィークなのだ』と自分に言い聞かせつつ・・・。
今回はこの辺で。
それでは、また。
※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計1744.95ドル】ローン、固定資産税含む
どうか応援してください。以下のボタンを押してからご退出することによってブログランキングが上がるそうです。よろしくお願いします。