パップテストって何?下の毛んり

4月11日(木)に、『最&高』のブログでおなじみのmaipocoさんと旦那様(←なんて紹介だ!笑)、そして初めてうちに来てくださったご家族とともに魚づくしのホームパーティをしました。

バサという白身魚のてんぷらと、鮭のおかしらの煮付け、炙りサーモンの握り、シシャモ、そしてサバの味噌煮。魚は冷凍でしたがじっくり味付けて、何とか時間内にすべて仕上げることができました。

料理を写真にとるのを忘れたのですが、友人家族が持ってきてくださったケーキはこんな感じ。


もうプロ並みで、スポンジはしっとり、お味は甘すぎず絶妙。

私と妻の料理がいまいちだったとしてもこの贅沢なデザートのおかげで『終わりよければすべてよし』ってな感じで、救われた気がしました(笑)

この日の会話はちょうど妻が11日の午前にクリニックに行った話で盛り上がりました。(婦人科の話ですので苦手な方は以下は読み飛ばしてくださいね)

突然ですが、

パップテスト(Pap Test)

ってご存知ですか?

マニトバ州では21歳から3年ごとに受けることができる子宮頸がん検診のことです。(マニトバヘルスを持っていれば無料)

ファミリードクターのいるクリニックに予約しに行ったら「女性のドクターが担当しますのでご安心ください」とファミリードクターではない女医さんを予約することができました。

予約をとってから、妻の苦悩が始まりました。

「どうしたものか……」

「大丈夫だよ、英語話せなくても書いていけばいいし、僕も診察室に入るから」

「いや、そうじゃなくって」

妻がモジモジしています。

妻の手元のiPadで検索している画像には「ブラジリアンワックス」と見えるではありませんか。

ブラジリアン柔術なら聞いたことがありますが、ブラジリアンワックスってなんだろう? 

ご存知ですか?

そう、脱毛のことです。

妻は、自分の亜熱帯ジャングルをどうしたらよいかということに悩んでいるのでした。

「別にそのままでいいんじゃない?カナダなんだし」

「いやいや、カナダだからこそよ。よく調べたらカナディアンの多くはエチケットとしてアンダーヘアを処理している人が多いんだって」

「それじゃ、僕がいつもスキンヘッドにしているカミソリの替えを使う?」

「ちょっと、考えさせて。私の下の毛の人権、いや毛の権利について……」

誰にも聞くことができない悩み。長く続く冬が妻をそうさせたのかわかりませんが、予約を入れてからというもの妻はアンダーヘアと語り合っているかのようです。

ブツブツ独り言を言ったのち、妻はこう宣言したのです。

「別に、下の毛カナディアンにしなくてもよいわよね!」

下の毛カナディアン?(なんだ?赤毛のアン的キャラクターか?)

どうやら剃らないことに決めたようです。

上の毛カナディアン(スキンヘッド)な私はその決定にとりあえず一安心して当日を迎えたのでした。

待合室に入ると多くの人が待っていましたが予約していたため、数分で呼ばれて診察室に入れました。

女医さんが入ってくるまで、パンツを脱いで専用の椅子?ベッド?に座ります。
(着替える場所もパンツを置く場所もない。やはりスカートがおすすめ)

カーテンはないんですね。前掛けをかけて女医さんを待ちます。

女医さんが入ってきて質問される前に、あらかじめ質問と答えを書いてきた用紙を渡しました。(以下の質問はこちらのサイトを参考にさせてもらいました。感謝です)

先生が必要としていたと思われる質問は大きく分けると以下の3つ。

1、過去の婦人科の履歴や家族の乳がん、子宮がんの経歴。

2、妊娠歴があるか、今妊娠しているか、または妊娠を予定しているか。

3、生理の周期は定期的か、おりものは?

妻は生理痛がひどくなっていて周期も安定しないため、そのことを相談したら「バースコントロールピルを処方するといいかもね」とのパッチ式や飲み薬を紹介しているサイトを教えてくれました。

「それじゃ、見させてもらうわね。冷たい器具が入るから驚かないでよ」

親切に前もって説明しながら診察してくれます。(私は壁を向いています)

「問題はないけど、ちょっとおりものに茶色いのが見えるからこれが痒い原因になるかもしれない。抗生物質を一週間分出しておくわね」

最近、おりものが多く、足の付け根が痛くなったり、横腹や腰が生理時に痛くなったりするので、妻は子宮内膜症(Endometriosis)を心配していたのですが、杞憂に終わって安心しました。(アンダーヘアについて何か言われるようなことは毛頭なかったです←毛はあるんですけどね)

器具を使った時なのか、いつのまにか組織も採取してくれていて(妻も気づかなかった)

「3、4週間後に結果が出ます。もし問題があるようだったらすぐ連絡がいくけど、1か月以上経って何も連絡がなければよい結果だったと思ってね」

とのことで検診おしまい。クリニックに入って、抗生物質を処方されてクリニックを出るまで、わずか30分ほどで終わったことになります。

このように気軽に受けることができますので、何か気がかりがある時をきっかけとして、あるいは3年に一度と計画して検診を受けることをお勧めします。(ファミリードクターがいなくても受診できます。2019年4月現在)

カナダの医療関係については知りたいという希望がほかにもあったため、投稿させてもらいました。

そういえば、以前の投稿で息子にチック症が出たとかきましたが、特にクリニックや薬にお世話になることなく、約4週間後(3月下旬)には完治しました。心配してくださった方々、ありがとうございます。追記:その後違う運動チックがでましたが、それも1か月ほどで治りました。一通りチックっているようです。

何かまた必要と思われる事例がありましたらアップして共有していきたいと思います。

それでは、また。

※備忘録(前回の投稿から今回までの支出)
【合計117.65ドル】

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