カナダデーでCentre of Canadaに行ってきました。
毎年7月1日のカナダデーにはイベントに参加していたのですが、今年はコロナの影響でほぼすべてのイベントがキャンセルかオンライン化されてしまいました。
うちでゆっくり過ごし、夕方から「カナダらしいことを何かしよう」ということになり、以前から行きたかったところに行ってみたのでした。
センターオブカナダ。
経度的にカナダの真ん中を位置するこの場所は、我が家から車で30分ほどで行くことができます。
カナダデーということでやはり数組が写真を撮るためにソーシャルディスタンシングを保ちながら並んでいました。
やはり人は、このようなモニュメントの前で写真を撮りたがるんですよね。
私が大学生のころ(おお!もう四半世紀(25年)経つのか!)一人で自転車にテントと寝袋を載せて東京から北海道についた時、富良野に寄りました。
富良野には北海道のへそと呼ばれる中心標があります。
そこに辿りついた時に私も写真を撮ってもらったことを思い出しました。
懐かしいな~。髪の毛がふっさふさじゃないか(グワッシ!笑)
それが四半世紀経って今じゃこれだもん。↓
どう見たって、
「カナダの中心でハゲを嘆く」の図だよね(笑)
ここ、カナダの中心、地元の人以外で旅行者が来ているみたいです。
こんな看板があって、訪ねてきた人がサインをしていましたよ。
これらの看板の周りにはわずかにベンチがあるだけで自販機も何もないところです。
大きな看板の裏のすぐ先に畑が広がっていました。
のどかなところでよいのですが、5分くらいして子どもが飽きたので(笑)帰ることにしました。
帰る車中で、頼んでもないのに子ども達が最近覚えた九九の3の段と4の段を暗唱してくれてこと、ほのぼのとしました。カーラジオから流れてくる歌も一緒になって歌っています。
おそらく私が小さな時も家族が乗る車の中で九九を言っていたと思います。
まさか自分が親になって九九を車の中で聞くようになるとはと感動し、父がよく連れてってくれたドライブを思い出しました。
車窓から見える月がいつまでもついてくることを不思議に思っていたり、高速道路のつなぎ目を通るたびにドクン、ドクンと衝撃がくるため、地球の心臓の鼓動かと思ったり、カーステレオから流れてくるビートルズやウィングスの曲を親より覚えてしまったりと懐かしい思い出ばかりです。
あの幸せだった子ども時代を今自分が親として作り出せているとしたら、もう私の人生は成功だったといえるのではないでしょうか?
そして、いずれ今の子どもたちが親になり子どもをドライブに連れていき、どこかの国、地域の中心で記念写真を撮る……。
そして、
息子がハゲていく……(笑)
いやいや、負の連鎖は置いといて、
幸せな連鎖が連綿と連なっていけばよいと感じた7月1日のカナダデーでした。
あなたにとっても素敵な7月となりますように。
それでは、また。