秋の自然、神秘さを感じるのに、相変わらず陳腐なブログ。
今日、日中が20度まであがって暖かな日でした。
雨じゃなければどこかに出かけていたかもしれませんが、コロナの第二波がきているカナダではあまり外に出ないほうが良いかもしれません。
明日、10月12日(月)はカナダのサンクスギビングデーですので、人々が集まり感染がまた拡大することでしょう。濃厚接触に注意しなければなりませんね。
濃厚接触といえば、うちの裏庭で見つけた農耕接触。
しっかりハグしています(笑)神秘的ですよね。
先月、子ども達が収穫してくれました。
隣の裏庭の木の幹には
きのこが密になっていて、胞子がウィルスみたいに感じてちょっとゾッとしましたよ。
学校に向かう道すがら、手のひら以上の大きさ、子どもの帽子のような大きさのキノコが生えていたり
団扇みたいで料理に入れたら美味しそうなキノコがあったりします。
やがてリスやカラスが食べることでしょう。美味しかったか感想を聞きたいものです。(笑)
近所を散歩しているとたまに植物の神秘や大きさに驚かされることがあります。
ガレージの屋根以上に伸びているあの植物。わかります?
そう、ひまわりなんですけれど、背丈が私の2倍はあります。
以前、大きなタンポポにもびっくりしたのですが、ひまわりは大き過ぎて呆れました。
これだけ大きければ種もいっぱい採れることでしょう。(その種をどうしているんだろう?)
最後に昆虫の神秘について。
(以下はアゲハ蝶の幼虫と蛹が写真で出てきます。苦手な人には閲覧注意です)
子ども達が毎日のように観察している芋虫(イモッピと命名される)がさなぎになりました。
裏庭の木の根っこら辺でさなぎになったのですが、それまでニンジン畑でニンジンの葉っぱを食べていました。
一匹しかおらず、毎日、結構移動しているので子ども達は探すのも楽しんでいましたよ。
インターネットで生態を調べてみると、さなぎになる直前、安全にさなぎになる場所を探しに大移動をするそうで観察していたら、畑の柵を抜け出してまで移動し始めたのです。
どこに行くのかと思っていたら、大きな木の根っこの隙間に収まっていきます。
やがてウニウニと動いてスペースと安全を確認し、自分と木とを糸でつないでいきます。
妻はメモをとってずっと観察していていました。(時間まで計っていた。笑)
「私は幼虫がさなぎになっていく瞬間を見たことがないのよ。見られるかもしれないじゃない?」
確かにあの柔らかそうなキャタピラーが硬そうな殻のさなぎにどのように変態するのか興味があります。
妻はその日も暗くなる前までずっと粘って観察していたのですが、夜になってしまいました。
そして、翌朝になって妻が観察しに行くと、
すでにスキンヘッドのような質感のさなぎとなっていたのでした。
この昆虫の変態はまさに神秘ですよね。
さなぎからさらに変態してキアゲハになるのですから、このさなぎの許容量に成虫になってからの羽の質量が入っているのかと感心します。
2週間以上経ってもまださなぎから成虫にならず、もしかしたらうちの裏庭のさなぎは越冬してから成虫になるタイプなのかもしれません。
春になり、やがて禿げ頭のような格好の蛹姿に飽きて、綺麗なドレスをきたようなアゲハチョウになるわけです。
「禿げ飽きてキアゲハ」
ええ、逆から読んでも……。
いえいえ、こんな陳腐なことを言いたかったわけでなく、神秘だと言いたかったわけで……(台無し。笑)
お忙しいさなぎさなか、ごせいちゅう清聴ありがとうございました。
それでは、また。