我が家恒例のクリスマスの過ごし方。宝探しゲーム(アゴゲーム)
今日は2021年12月25日のクリスマス。
子ども達のほうが早く起きて、サンタさんからプレゼントが届いているかを確認しにリビングに行きます。
もうすでにサンタがいないことを理解している年齢ですから、単に親から(昨年までは祖父母から←日本からの郵便はいまだに送れず)のプレゼントが楽しみなのです。
目を輝かせながら袋を開けて、箱を開け、プレゼントを開くわけですが、その姿をみるとしみじみ「親業をさせてもらいありがとう」と心の中で子ども達に感謝しています。本当に癒される瞬間です。
オーブンで焼き上げた手作りのラザニアや芽キャベツなどの野菜を朝食で食べたのちに、子ども達からせかされている毎年恒例の『宝探しゲーム』を行います。※昨年のクリスマスのブログはこちら。
3時間くらい準備に時間をかけて、実際は20分くらいで終わってしまうというゲームなのですが、今年はNetflixで「イカゲーム」という韓国ドラマにはまっていたため「対戦型ゲーム」を組み込むことで1時間近く楽しむことができたのでした。
どういうことかといいますと、いつもは以下の写真のように謎解きやメモの指示に従って進んでいくだけでしたが、
字が汚すぎて申し訳ないw
これら謎解きなどに加えて、今回は以下のような簡単なゲームを取り入れてみたのでした。我が家では「アゴゲーム」と呼ぶことにしています。(パパのアゴが長く尖っているからだそうだ)
アゴゲームその1(ピンポンカップインゲーム)
ピンポン玉をワンバウンドさせたほうが上手くカップに入るのに気づかずにしばらく入れられないままでしたが、何とか誠賢が一つだけ入れて勝利。10ポイント先取。
ピンポン玉が家になくどこで買おうか迷っていたけどDollar Treeという100円ショップでようやく見つけて今日のこの時に間に合わせました。スーパーボールだと硬くて質量が大きく派手にカップを蹴散らしちゃうから、ピンポン玉がやはりちょうどいいのです。
アゴゲームその2(ウォーターボトルフリップ)
半分以下の水が残ったペットボトルを空中で一回転させて着地成功のごとく立たせるという遊びです。
妻がちょうど息子が成功した時の映像を撮っていてくれました。ちなみに私のぎこちないように見える左手はハイファイブ(ハイタッチ)を息子にしに行こうとしている途中なのですw。
ここでも誠賢が勝って10ポイント。合計20ポイントで、娘は0ポイントだから20点差に。
アゴゲームその3(ローリングボトルゲーム)
ダイニングルームのテーブルにマスキングテープを2ライン貼って、ウォーターボトルを5回ずつ転がして、1ライン目と2ライン目のテープの間に止まったら5ポイント、2ライン目のテープとテーブルの端までに止まったら10ポイントとして合計点を競います。
これも単純なルールなのですが、実際に家族でやってみると意外と燃えますよ。
息子はラインまでぎりぎり届かないというのが多く、5点のみ。
娘は途中から加減を覚え始めて、5点+10点で合計15点を獲得。
この時点で息子の総合計点は25点。娘は15点と10点差まで詰め寄りました。
アゴゲームその4(コネクト4)
我が家では定番で二人対戦型にはピッタリのゲームを用意しました。五目並べみたいに自分の色のコインを4枚連続、縦横斜めのどれか一列でも作れたら勝ちという頭脳を使うゲームです。リビングで決戦が行われました。
二人がこのゲームで遊んでいる間に私と妻はベースメントに行き、次の宝探しメモを置き、さらにランドリールームでアゴゲームの準備、さらに、最後の宝(賞品)の置く場所も確保しなければなりません。
上の写真のメモにあるように、勝った人には冷凍庫にあるハーゲンダッツがゲットでき、負けた人は外に出てポストの中に入れてあるメモを取りにいかなければなりません。(ついでに郵便物が来ているかを確認してもらう)
そもそもすでに前の日にメモを準備し、シミュレーションを頭の中でしていたため、スムーズにベースメントの準備が終わってリビングに戻ります。すると、ちょうど対決が終わった時で、娘の勝利が確定していました。(10ポイントゲット)
なんと、息子と娘の合計ポイントが25対25と同点になっていたのでした。ちょうど次に最後のアゴゲームが待っているため、最終決戦となるというドラマチックさがさらなる興奮と緊張を生んでいましたよ。
アゴゲームその5(都道府県パズル・タイムトライアル)
どっちが短い時間で、日本から持ってきた都道府県のパズルを作りあげることができるかを競います。日本語学校で来月から都道府県について学ぶ予定になっているため、あらかじめ楽しみながら親しんでもらおうと思っていたのでした。
パズル系はやはり年長のほうが上手く早く終わらせられるものですね。娘がダントツ早いタイムで10ポイントを獲得して、35対25で娘の優勝となりました。(パズル系は最初のほうにやらせてボトルフリップを最後でもよかったかな)
優勝者の賞品は妻の手作りチケット。
『自転車引換券』と『30分勉強しなくても1時間ゲームしてよい』というチケットをクリスマス用封筒にいれてから乾燥機に入れておいて、準優勝者は自転車引換券のみを洗濯槽に入れておきました。
次の日のボクシングデーにそのチケットを持って自転車を家族で買いに行こうと思っていたのですが、マニトバ州のコロナ感染者数が過去最高の742人に膨れ上がっていたため、外出するのを諦めました。おそらく近々ロックダウンになるかもしれません。
たとえ今買っても冬は乗れないので5月に入ってから買おうかと話しています。(今まで乗っていた自転車は小さくなってしまってひざがひっかかって危ないのです)
白熱したアゴゲームのおかげで恒例の宝探しゲームを大成功に終えることができました。
終えてから、子ども達が私と妻にクリスマスプレゼントを用意していてくれて、チョコレートと手作り2022年カレンダー、そして手作りのランタンをもらうことができ、感無量です。
ウィニペグにいると特に極寒で外に出ることができないため、「冬はどのように過ごしていますか?」とか「クリスマスはどう過ごしていますか?」などと聞かれることがあるのですが、このようにお金をかけずに楽しめる方法もあるということを今年最後の日記として残してみたいと思います。
毎週一回は書いてきたこのブログ日記、今年も一度も書き損じることなく続けることができました。いつも読んでくださるあなたのおかげです。ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、よいお年を!