田舎だから動物による被害もあるけど、動物と共存し癒される。
昨日、2022年12月03日(土)のウィニペグの最低気温はマイナス20度。最高気温はマイナス14度でした。日の出は8時7分。日の入りは16時28分。
体感気温(Feels like)はマイナス30度となっていてセントラルヒーティングで温かい家の中でさえ、窓際に行くとその冷気の凄まじさに驚きます。
こんなに寒いのに、リスが木の枝を伝って餌を集めていたり、ウサギが闊歩したりしているんですよ。(つい先日、娘がキツネを見かけたといっていました。コヨーテではなかったようです)
木曜日の早朝、我が家の裏庭に大きなウサギがいたので追い払おうとしたら、ガレージ横の袋小路に入って行ってしまい、期せずして追い詰めてしまいました。すごい跳躍力で逃げようとするのですが壁が高すぎて逃げられません。
捕まえることもできそうですが、実際に捕まえてしまったらどうしたらよいか、人間の手の脂やにおいなどが体毛についてしまうことで野生で生きていくのが難しくなるのでないかなど考えると面倒くさくなります。
迷っているうちに、ウサギは意を決したのかダイヤ柄に作られた金網の柵の一マスに身を投じたのでした。
上記の写真のこんな小さなひとマスに大きなウサギが腰骨が通らずに引っかかってしまいました。
罠にかかったウサギのようでかわいそうではあるのですが、一方であまりに間抜けな姿がコミカルでもあります。
お尻がつまって動けないのでどうしたかといいますと、手では触らず私の靴先でウサギのお尻を押してあげたら
「スポッ」っと抜けて、脱兎のごとく(あ、実際に脱兎でしたw)走って遠くに逃げていきました。
毎年畑を荒らし、裏庭をウサギの住処にはしたくないため、これに懲りてもう来なくなることを願っています。
うちを荒らすのはウサギとリスもですが、離れのガレージにはネズミが入ってきます。この地域を巡回しているネズミ団がいるようです。我が家のガレージの棚の一番上に来年用にとっておいた芝生の種を置いておいたのですが、つい最近、その種が棚と床にばらまかれているのに驚きました。
黒い糞があるため犯人がネズミだとわかります。ここで食べては出してを繰り返していたのでしょう。
棚の一番上まで登って、あの硬い袋を噛みちぎって中から大量の芝生の種を出して食べていたようです。
芝生は別の容器にいれてほかの場所に移しましたが、このように高い場所においても、硬い袋に入っていても意味がないということを学びました。餌になりそうなものは置いておいちゃダメってことですね。
上記したような動物で被害がある一方、猫や犬といったペットで癒されることも多いです。
寒い中、歩道を歩いていると家の窓から猫が顔を見せてくれているなんて言う光景が心を温かくしてくれます。こんなに寒いのにわんちゃんが外を散歩しているのをみて肉球が凍傷にならないか、寒すぎて息が苦しくならないか心配になります。(聞いてみたら「ほら見て、この時期、肉球の周りから長毛が生えてきて適応しているのよ」とのこと。ビックリしました。犬種によるのでしょうけど……)
ペット産業はこちらでも盛況で、大きなペットショップがショッピングモールによく散見します。
リージェントアベニューにある『Petland』には多くの動物がいて、まるで水族館や動物園のようです。
大人でもワクワクしますから、子ども達を連れて行くと「飼いたい」ということになるので、我が家では【子ども達を連れて行ってはいけない場所】に指定されていますw。
ペットを飼うといえば、熱帯魚や鳥という方法?もあったんだと改めて気づかされました。
珍しいところではカメレオンもいましたよ。冬に爬虫類や両生類を飼うには、温度調整が大変そうに感じます。(ウィニペグではたまに停電しますからね)
もちろん、猫や犬もガラス越しに売られています。特に猫を飼いたくなってしまうけど、一時帰国などの間どうしたらよいかわからないし、亡くなってしまった時のペットロスに耐えられそうもないため、我が家ではペットを飼わないことにしています。
それでは、なぜペットランドのような量販店に行ったのかといいますと、娘の友達が猫を飼っていまして、そのおうちに娘が遊びに行くにあたって、何か手土産を持っていこうと思ったからです。
そのおうちの猫ちゃんへのお土産は何が良いと思います?
ペットランドの店頭で販促をしていたこの商品。
そう、『ちゅ~る』にしたのでした。
すごくないですか?カナダで【いなばペットフード株式会社】さんの大ヒット商品、ちゅーるが買えるって!
値段は日本の2,3倍くらいでしょうか?でも、売れているようです。
これを手土産にすると猫の飼い主さんから喜ばれます。(もちろん猫からも)
※これらのペットフードもガレージなどにおいておくとネズミに食べられてしまうことがあるので注意が必要です。
昔、猫を飼っていましたら恋しくなることがあります。
でも、TwitterなどSNSの映像を眺めて我慢しています。(デライラという名前の猫がでら可愛くて癒されています)
このブログを自分で読み直してみて、田舎に住んでいるのですから動物の被害があって当たり前で、被害がでないように工夫し、動物は見て癒される存在、共存できる存在として付き合っていけたらと思うようになりました。
来年は夏のキャンプ時に、まだ見れていないムースやフクロウ、そしてビーバーが見られれば嬉しいです。
それでは、また。