夏の風物詩、ヤードセールを開催するも詐欺的行為に不愉快になる。
2025年7月27日(日)のカナダ・マニトバ州ウィニペグの日の出時間は5時53分、日の入りは21時17分、最低気温は17度、最高気温は28度です。
昨日、一昨日と30度越えの気温で高温注意報が出ていました。昨日は31度まで上がって日差しも痛いほどでしたが、風があったのでなんとか外で過ごすことができました。
職場が夏休みのため、今週は金曜日と土曜日を趣味のヤードセールをしようと前々から考えていました。(※うちはガレージが裏路地側にあって、裏路地が狭いし、ガレージに車をおいているためガレージセールができません。そのため、前庭(ヤード)を使って商品を並べて売るため、ヤードセールと名乗っています)
ウィニペグは夏が短いため、ヤードセールやガレージセールができる期間が限られます。
そのため、週末になるとそこかしこでガレージセール用の看板(←ダララマという100均に似たお店で買える)を見かけることになるのです。

交差点沿いに赤い看板を何個も見かけると「こんな季節になったな~」とか「掘り出し物があるかな?」などとワクワクしてきます。
ん? あんな高いところにまでガレージセールの赤い看板?

この時期よく見るグースやブルージェイなどの鳥にまで宣伝しているのかと驚いてよく見てみると、

電柱の注意書きでした。12キロボルトとか書いてありましたよ。電柱近くの赤い看板=ガレージセールというのが定着しているほど夏の風物詩になっているのです。
ヤードセールやガレージセールを開催する人はこの看板を出すか出さないかで売り上げが相当違うと思います。
毎回、我が家でも4つの交差点に2枚ずつ、計8枚の看板を設置しに車で回ります。

前日の夕方から夜にかけて設置しないと、まだやっているかもと期待してしまう人々が車で我が家にきてしまうため、18時以降に設置するのがよいと思います。
終わったあとにすべての看板を回収することも忘れてはなりません。

看板のほかに、ヤードセールの告知としてKijiji(キジジ)という地域掲示板に広告を1週間前に出しています。ヤードセールの告知をネットですると、だいたい「釣り用具はあるかい?」「ゲームのソフトは出す予定はあるかい?」「古い交通看板を持っているかい?」などの質問コメントがくるため、あらかじめ
・No fishing gear
・No video games
・No vintage signs
と、広告に書いておくと質問が来なくて済むし、相手に期待を抱かせなくて済むと思っているのですが、それでもわずかな可能性を求めて、ヤードセール当日に我が家にきて「釣り用具はおいている?」と聞いてくる人がいますし、DVDコレクターもとりあえず顔を出しに来ます。
ウィニペグではヤードセール巡りを趣味にしている人は少なくありません。
たいていは良い人ばかりですが、中には「この値段で売れるのかよ」などと嫌味を言ってきたり、半額以下に値引き交渉してきてそれが叶わないと芝生に唾を吐いて帰っていく人がいたりするのです。
さて、本題となりますが今回はもっと悪い奴らに遭遇しましたよ。
若いカップルで女性のほうがやたらと社交的。
日本だとあまりにチャラいというか調子のよいことをいう人は詐欺師かと警戒されると思いますが、こっちだと文化的に突き抜けたフレンドリーさを持つ人や、日本人にはないハイテンションさを持つ人がいるためw見分けがつきません。
でも、今回そのテンションの高い女性は詐欺師だったというお話。
まず、我が家のヤードセールの商品を見て回って、家具系の値段が高い商品に対して「これも良いわね、買いたいわ」と何度か言い、「今現金があまりないからe-transfer(ネットの口座間取引)で支払うことができるかしら?」と買う気があるということを私ににおわせます。
それから、「私たち近くに越してきたのよ、だから家具が必要なの」とご近所さんになるんだということをアピール。
やがて「この家具を取り置きしておいてもらえないかしら」とお願いしてきて「お昼前には引き取りに来れると思うわ」と時間的にすぐの引き取りを提示してきました。
今まで「今日中に取りに来るよ」とか「明日には取りに行くから」など、取り置きしておいてそのまま来なくなるなんてことは何度もあるため慣れていますから、この引き取りにこなかったことが詐欺というわけではなく、あとで取りに行くということを前提にした詐欺を以下の手口で働いたのです。
上記の話の前提(近くに越してきた、家具が必要、買う意思もある、引き取りに来るなど)をもとに、
「とりあえず、これだけ買って帰るわ」と小さな家具をパートナーである男性に持たせて商品を車までもっていかせます。
「あら、車の中を探しても現金が足りなかったみたい。とりあえず約半額だけ払っておくからあとで取り置きしておいてもらっている商品を引き取る際に現金を持ってくるので支払うわね」とのこと。
私は「それじゃ、あとで全部清算しようよ」というのですが、「近いしすぐ来るから」などと調子よくにこやかに車に乗り込んでしまいました。
そして、あなたもご想像の通り、もう二度と現れることがないのです。
ご近所さんだと思わせ、大きな家具を取り置きさせておいて(期待をかけさせておいて)、現金の手持ちが少ないからと小さい家具をとりあえず約半額支払い、あとで残りは大きな家具を買う分と合わせて支払うと思わせるという手慣れた詐欺的ストーリーだったわけなのです。
「ちくしょう。写真や動画でやつらを撮っておけばよかった」
なんて後の祭りですが、被害額がそれほど大きいわけでもないため、これ以上ことを大きくするのはやめました。(←これも詐欺師の思惑なんだろうけど)
ウィニペグでは珍しくサウナにいるような蒸し暑さだったから熱中症気味だったというのもありますが、怒りで頭の芯まで熱くなりましたよ。
その後は、キャンプで使うスクリーンテント内(蚊に刺されなくて良い)で放心状態(クールダウン)。

その後、幸運なことに良いお客様たちがきてくれて、売り上げ的にも標準並みになり安心しました。
こんなことがあってもヤードセールの開催は趣味で楽しいですから、これに懲りずまた来年もやりたいと思っています。
残り少ない7月もあなたにとって素敵な月となりますように。
それでは、また。

