レッドリバーカレッジ2か月。中国人の偉大さ等。

レッドリバーカレッジに通って2か月になりました。

自分の英語の弱点や身の丈と向き合い、時に自信を失ったり、
天狗になったりしていました。ここのESLクラスに長くいれば
いるほど英語をものにできるような気がしています。

しっかりとしたカリキュラムや課題、宿題。

プレゼンを中心として人前で話させることや、英語の
文章の作り方などを徹底的に教えてもらえ、本当に
価値がある授業だと思います。

私の隣の席に座っている中国人の若者((仮名)イー君)は
よく先生に怒られるほど授業態度が悪く、特に居眠りばかり
しているのですが、成績がすこぶる良いのです。

インド人のラウー(仮名)もなんでこのレベルのクラスに
いるんだろうと思うほど頭が良く、英語を使いこなしています。

力まず、頑張らず、スマートに良い点を取っているところが
二人に共通するところなのです。もちろん努力はしているとは
思いますが、ちょっと天才肌を見せるところがあるのです。

言語センスが良いというか、伝えようという意識が高いというか…。

私の半分くらいの年齢ですが、尊敬すべき存在です。

尊敬すると言えば、中国コミュニティーの話です。

どの国に行っても中華街があるように、ウィニペグでも
中国人のコミュニティーはしっかりしているように思います。

レッドリバーカレッジの先生が言っていた話しですが、
60歳代の中国人女性が英語を習いに来ていたそうで、
全くというほど英語が話せないのだとか。

中国から来たばかりかと思いきや、なんとウィニペグに
滞在して30年以上経つそうです。身の回りのことは英語が
話せる娘さんがやってくれたし、買い物や外食はすべて
中華系マーケットで済んでしまい、困った時はご近所さん
が助けてくれたからというのです。

結婚で娘さんが離れて暮らすようになったから英語の
必要性が出てきて、60歳にして習い始めたそうですが、

「英語は英語圏に住んでいても話せるようになるわけではない」


「必要に迫られるから学び始め、いつからでも始められる」

ということを教えてくれます。

中国人のバイタリティーはもちろんのこと、助けあう精神が
あり、情報網や団結の強さはレッドリバーカレッジの
ESLクラス内でも感じることができるのです。

「インターナショナルビジネスというプログラムは
授業があまり良くないし、就職もいまいちらしいよ」

「この情報だったら○○に聞いたほうがよい」

など、情報網のおこぼれをいただいて私も助かったこと
が多いです。また、一度「仲間」だと思ってもらえると
皆ものすごく優しいんですよね。

私は三国志好きで、中国には何度か行ったことがある
ので中国は大好きなのですが、「中国人は日本人が嫌い
なのでは?」というイメージを持ってしまっていたので
私が気を遣い過ぎるという感じで壁を作っていたようで
反省しています。

もちろん色々な人がいますし、狭い世界の中での話し
になりますが、少なくとも今の私の世界の中国人は
尊敬すべき、愛すべき中国人が多いのです。

学ぶべきことは英語だけではありません。

学生ビザでカレッジに通うことの醍醐味はこの辺り
にあるような気がしています。

違いを認められる多様化社会への適応、尊重し
合える人間関係の構築、自分と向き合え身の丈を
確認できる貴重な時期など・・・。

いずれにしても、カナダ、ウィニペグは移住初心者
には最高な土地だと思います。

あとは1月、2月の寒さとの闘いに適応できるように
なるよう抜かりなく準備しておきたいと思います(笑)

それでは、また。

※備忘録(前回のブログ記事から11月3日までの支出)
【合計933.62ドル(家賃899ドル込)】

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