娘の初めてのプレイデート、初めてのお遣いで成長を感じるこの頃。

2021年12月5日(日)に、10歳の娘が日本語学校の同級生2人とプレイデートをしました。

プレイデートとは、約束した決められた時間内で、保護者がいる場所で遊ぶことを言います。

放課後、子どもだけで遊びに出かけるとか、公園で一人で遊んでいたら友達がきて一緒に遊んだというような日本ではよくあることが、カナダ(マニトバ州)では12歳までは子どもだけでいることを規制していてできないため、プレイデートが推奨されています。小学校の先生もプレイデートをしなさいと子どもたちにいうほどですから。

以前のブログにも書きましたが、我が家は誕生日会への参加は極力しないですし、プレイデートは相手の親御さんと英語で世間話を数時間もすることができないため一切断ってきたという歴史があります。

しかし、今回は日本語学校で仲良し3人組となっている3人の女子会として、お友達のおうちにお呼ばれされたのでした。もう感謝しかありません!

「楽しみ過ぎて眠れないよ」

前日の夜から緊張をしている娘に、私は以下のような質問をしてみました。

「お友達のおうちにお客様としていくのと、お友達がうちにきてもてなすのとどっちが緊張する?」

「どっちも緊張するけど、もてなすほうが緊張するかな。だって何をしたら相手が喜ぶかとか考えちゃうから」

「そうだね。きっとお友達も今頃、自分のお部屋を片付けて緊張していると思うよ」

外はマイナス15度でしたし、雪がふぶいていましたから外に出て遊ぶことはできません。

家の中で遊ぶとしたら何ができるでしょうか?

そもそもどのようにおもてなしをしたらよいのでしょう?

もし、私たちの家に招くとして何ができるかを妻と一緒に考えていたのですが絵を描くとか、テレビゲームくらいしか思い浮かばず「子どもたちに任せるか~」と思考停止。

おもてなしをするとしたらおそらく親も緊張するのではないかと思います。

でも、カナダ人やカナダに長く住んでいる人は慣れているのでしょうね。

 

今回、娘がお邪魔したおうちでは美人な日本人お母さんと背の高いカナダ人のご主人さんがお子さんたちと一緒に迎えてくれました。

天井が高くて、玄関からわかるその家の広さと奇麗さに「これ、洋楽映画でみたことのあるような家と家族だ!」と、おのぼりさん状態になり、玄関で何を話したか覚えていません。

2時間預かってくれるお礼をしたと思うのですが、娘のほうがしっかりしていて、挨拶と家とお部屋を褒めることを忘れなかったとのちほど報告を受けた時には、娘がカナダ人かと思ったほどです。

なにしろ初めてですから、娘からどのような内容だったか(遊びやお菓子まで)を報告してもらうことにしていたのです。だって「それじゃ、次回はあなたのお家でね」と娘が言われたとしたら心づもりをしておきたいじゃないですか!

「どうか、次回のプレイデートの約束はうちじゃなくて、もう一人の同級生のおうちになりますように……」

この秘かな願いは、娘がプレイデートを終えて、うちの車に乗った時に「次回は〇〇ちゃんのうちに決まったよ。時期は決まってないけど」という報告によって叶えられました。

 

このブログを読んでくださっているマニトバ在住の保護者の皆さんもプレイデートの他の事例って気になりませんか?

誕生日会に呼ばれると、ボーリングだったり、遊園地だったりと外でのアクティビティとなることや、家だったらトランポリンで遊んだり、スライムを作ったり、マジシャンを呼んでマジックショーを見せてくれたりなんてこともあります。

プレイデートも似たところがあるようで、

1,クラフト(何か芸術作品や遊び道具をつくる)

2,映画鑑賞

3,テレビゲームやボードゲーム

などが家の中でできる遊びの王道なのでしょう。

 

さて、今回はどんな遊びだったのでしょうか?

娘からの報告によりますと、

まず、クラフトとして小さなお家を作って色を塗って楽しみました。(これ!百均のではない、高いクラフトセットでは?)

次に、ご用意してくださった「お菓子の品評会」(イチゴにチョコレートがかかったお菓子が絶品だったとのこと)

映画でトトロの英語版を途中までみて、ほかにも面白動画を観てみんなで笑ったとも言っていました。

さらに、家でかくれんぼをして楽しかったと言っていました。家の中でかくれんぼってどれだけ広いんだろう……(うちじゃすぐに見つかってしまうからかくれんぼにならないw)

あっという間に時間が経ってしまって、まだ遊び足りなかったようです。

帰りにはなんと娘の弟、誠賢の分までお菓子のお土産をいただき、恐縮と感謝とともに、次々回にうちで行われるであろうプレイデートでどのようなおもてなしをするかの参考になりました。(うちでは料理作りや自作の宝探しゲームでもやろうかと今から計画しています)

娘にとって初めてのプレイデートは、おかげさまで大成功に済み、娘の成長につながったように思います。

 

成長といえば最近、娘の社交性がだいぶ上がってきていて、先日は『初めてのお遣い』をしてくれました。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)が食べたいと言っていたので、「店内でカウンター越しに自分で注文ができるのだったら買ってもいいよ」と条件をつけていたら、ようやく「自分でオーダーしてみる!」とのことでKFCに寄ってみました。

お持ち帰り用で大きなバケツサイズのファミリーパックを、英語で無事にオーダーしてくれましたよ。(会計だけ私のカードを使いました)

自分のオーダーがうまくできたこともさることながら、フライドチキンの美味しそうな香りがご褒美のように感じたのでしょうか、誇らしい顔をして自信を持ってくれたのが親として嬉しかったです。

 

全然関係のない話ですが、KFCの創始者カーネルサンダースさんのロゴを

スキンヘッドのように切り取ると、パパに似ているのでは?というクラフトに子ども達が挑戦してみると

ちょっと似てて笑えました。(ちなみに上の左の私の写真はマイナス20度越えの吹雪で数分外にいた時の顔です。ひげが凍ってしまいます)

子ども達はクラフトが上手くなっているので、冬の遊びかたとしても、プレイデートの遊び方としても、今後新しいクラフトをどんどん考えていきたいと思います。

もし、プレイデートの楽しい思い出や、何か良いアイディアが他にもありましたらぜひ教えてくださいね。

それでは、また。

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