ウィニペグの日常風景その23「まだ暖かいから雪ではなく氷の街になっている」
マニトバ州ウィニペグの今年の12月は今までに比べてとても暖かく、雪が少ないです。少ないけれど、溶けてしまう雪が氷となって屋根に氷のダムを作ってしまったり、道路を滑りやすくしてしまったりと、氷に悩まされるようになっています。
先週は気温や湿度の変化で霧が出て、木々が氷をまとってしまいました。
いわゆる樹氷というやつですが、遠くから見ると満開の桜のように見える木々があって癒されます。
癒されるといえば、我が家から歩いて行ける川沿いの散歩道で、表面が凍り始めたレッドリバーに野生動物が歩いていたのを家族で見つけたのでした。
何の動物だかわかりますか?
そう。狐です。
大きな川が凍ってきたからこそ対岸から移動できるのですね。(熊はまだ街中で見かけたことはありません)
私たち家族も2017年2月に川を徒歩で渡ったことがありますよ。ウィニペガーに近づいたと実感したものですw。(その時の記事はこちら)
昨日の段階でこの程度の氷具合ですから、2月初旬の極寒になる時に徒歩で渡河ができることでしょう。(レッドリバーを渡河するために渡加したいかたのサポートもしますよw)
ちなみに先週は以下の写真のように、まだ凍っていませんでしたからやっぱり暖かいな~と感じます。
朝焼けや夕焼けが本当に奇麗なのも冬の良いところだと思います。
もう当たり前になりすぎて夕焼けの写真を撮っていませんでした。もっと燃えるような赤い夕焼けの日があって、実際に見ると感動すると思いますよ。(オーロラは先週見られたらしいのですがまた見損ねました)
実際に見ると違うと思うところはダウンタウンにもあります。
「へ~ウィニペグって結構都会なんだね」というものw
高層ビルが立ち並ぶ一角を写真で撮ると結構都会に見えますよね。次回のブログで詳しく書こうと思います。
ダウンタウン内はシカゴ建築の洒落た建物が多く、早朝に歩くと比較的安全で写真映えします。
昨年は建物をプロジェクションマッピングでデコレーションしていました。
なるほど、反対側のビルの2階からプロジェクターを使って映していたのですね。パックマンのようなデザインになる時が特に見ものでした。(いつ映写しているのかわからないのがもったいない)
12月下旬になるとウィニペグ市が力を入れるのがパブリックスペース(公園など)におけるスケート場。
ダウンタウン内の野外音楽場の広場がアイススケート場になるのも見ものですよ。
ウィニペグ市委託の業者さんが放水してくれています。(12月中旬)
早朝からご苦労様です。
この広場のすぐ近くに以下の写真のような忘れ物がありました。
え? スケート靴に履き替えて、スケートをしていたら暑くなっちゃってジャケットを脱ぎ、そのままスケート靴で帰っちゃったとか?
ウィニペガー(←ウィニペグに住んでいる人)だったらありえそうですw。
道路が滑るこの時期は、道路わきの速度測定器を倒してしまい、そのまま逃げてしまうウィニペガーの車もありますからね。
以下の写真のようにカメラと対で設置されているのですが、
速度を測るほうのポールをなぎ倒してしまったようです。
曲がり切れなかったか、停まり切れなかったか、はたまたよっぽど過去に速度違反切符を切られたことを許せなかったかw。
犯人が見つかったのかはわかりませんが、ぶつかったほうもダメージが大きかったと思います。
この時期の運転にはくれぐれも気を付けたいと思います。
以上、ウィニペグのこの時期らしさが伝わりましたでしょうか?
らしさといっても、繰り返しとなりますがいつもと違って暖かい。
今週14日の木曜日なんて最高気温が4度の予報ですよ!暖かすぎる。いつもならマイナス気温が続くため雪が溶けることなく根雪になっていくのですけどね。
どうしちゃったんだよ、マニトバ!とちょっと心配になってしまうほどです。
まだまだアクティブに外を散策できるため、次回のブログではダウンタウンの都会さについて書きますね。
いつも読んでくださってありがとうございます。
それでは、また。