カナダ・マニトバ州の夏のアウトドア優良コンテンツをご紹介。

本日のカナダ・マニトバ州ウィニペグの最低気温は17度。最高気温は31度。日の出は6時34分。日の入りは20時27分。

今週末は30度越えで高温注意報が出ていますが、比較的湿気が少なく(湿度61%)風があるため、過ごしやすいです。

今回のブログでは、先々週の8月9日(金)と10日(土)に家族で行ってきた景勝地や8月12日にようやくオーロラが見えたことなど私が愛してやまない『マニトバ州の良さ』について書こうと思います。

 

突然ですが、南米ボリビアにある『ウユニ塩湖』って聞いたことがありますか?

遠浅の湖で鏡のように反射する湖面を歩いているとまるで水面を歩いているように見えることで有名な観光地です。

ボリビアのウユニ湖まで行かなくても、実はマニトバ湖で水面歩行写真を撮れることをご存じでしょうか?

ランダービーチ州立公園や、Watchorn州立公園に行くとこのようなインスタ映えしそうな写真を撮ることができます。

Watchornはワッチョーンと読むのかな?可愛いらしい名前ですよね。

私たち家族は今回初めてワッチョーンのキャンプサイトで一泊することにしました。

(毎回買ってよかったと思う楽に張れるこのインスタントテントを広げる私の頭。光る豆みたいですよねw)

解放感があり、隣との境目がないタイプのキャンプサイトで、個人的には木々などで仕切られているプライベート感のあるキャンプサイトのほうが好きです。

でも、ここはトイレがすごくキレイで、シャワー室が広く、子ども達は「ここのキャンプサイトはこの奇麗さでまた来たいと思わせるよね」と食レポならぬ、宿レポをしていましたw。

そして、やはりこの絶景を歩いてすぐのところでみられるのが素晴らしい。

浅すぎて湖で泳げはしないけど、非現実さや旅行気分を味わえます。

真夜中になり夜空を見れば満天の星。

写真は撮れなかったけど、約30年ぶりに天の川を肉眼で見ることができたことにも感動しました。(若いころインド旅行で見た時のほうがすごかったけど)

いつもは、Spruce woodのキャンプサイトをお勧めしていますが、ここも同じくらいお勧めしたいです。(ウィニペグから北へ車で約2時間)

 

もう一つのお勧めポイントとして、このWatchorn州立公園からさらに北へ車で40分ほど行くと、Steep Rockという景勝地があり、そこの断崖絶壁が見ものなのです。

上の写真のような感じ。北欧のフィヨルドみたいでしょ?

北欧のようにも見えるけど、火曜サスペンス劇場で使われていそうな場所だったため、妻と一緒に「あなたはここであの人を突き落としたの!もうあなたは逃げられないわ」と断崖絶壁の上に立ちながら火サスごっこをひとしきり楽しみましたw。

下に降りてみると、立派な地層を確認できます。化石なんかも出てきそう。

もしかしたらロッククライミングを楽しんでいる人もいるかと思う。

(ほんのちょっとだけ登って降りる時にジャンプしたら失敗して手をケガしたので気を付けましょう)

断崖の横には洞窟のような穴が開いているところもあって、のぞいてみましたがそれほど深くありませんでした。(でも夜露はしのげそう)

やはり北欧だか別の国に来ているような錯覚を与えてくれて、旅気分を高めてくれるのが心のリフレッシュにつながるような気がします。

水平線が見える湖でして、湖の色がエメラルドグリーンなのも異国に来たような感じがします。

湖を近くでみると、そこそこ透明感はあるのですが、石をひっくり返してみてもこの時期はヤゴがいるだけで甲殻類や魚などは見られませんでした。

このステープ・ロックの近郊は『スティープロックパーク』という「入場料を払わなければならないゲートがある公園に案内させられてしまう」ことで有名ですが、スティープロックパークの手前で無料にて充分景色を楽しめます。

今回行ったLittle Steep Rock Trailには、有料ですが貸しカヤックやボートなどがありますし、トレイルも結構歩き甲斐がありますから、もし、ワッチョーン州立公園に行く際には、ここスティープロックをセットにして満喫するプランがおすすめです。

繰り返しとなりますが、ウユニ湖の水面歩行のような写真が撮れたり、天の川が見られたり、フィヨルドや火サスごっこが楽しめたりと良コンテンツがたくさんあるマニトバ州って最高だと個人的には思うのですが、どうです?伝わっていますか?w

 

ちなみに8月12日(月)には、ウィニペグで一番近いバーズヒル州立公園(車で25分)で夜中にオーロラが見えました。

この日は、ペルセウス座流星群も見られる天体観測日和だったため、おおよそ100台近くの車が夜中の12時にも関わらずバーズヒル内で路駐して観測していましたよ。

スマホで撮ると上の写真のようにまあまあ綺麗に撮れるのですが、実際に肉眼だと白い光しか見えなくてちょっと拍子抜けしました。でも、大きな火球のような流れ星が何度も見られて子どもたちと一緒に興奮しながら夜空を見上げていました。

自然が織りなすこのような素敵な景色を堪能できて、夏休みらしい日々を過ごすことができています。

「やっぱりマニトバ州にきて良かったな~」と思う瞬間でもありました。

来年の夏は妻の実家からご両親がうちに遊びに来てくれる予定なので、今回のようなマニトバ州の良いところを案内できればと思っています。

子ども達の夏休みも残すところあと11日。

今度の土日はどこに行こうか考えて、まだまだ夏を楽しみたいと思っています。

それでは、また。

 

 

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