カナダのビクトリアデーって夏に向けた節目の連休だと思う。他、山菜採ったよ。
本日2025年5月19日月曜日はマニトバ州ではビクトリアデーで祝日。(祝日にならない州もあります)
ご存じのように、カナダはイギリスの元植民地(今も連邦加盟国)。そのカナダのVictoria元女王の誕生日であった5月25日より前で一番近い月曜日を祝日としてお祝いするという歴史が1901年からあります。
そのビクトリア元女王がカナダの首都をオタワと決めたそうですね。(←カナダ建国の立役者がこんなところにオッタワ)
マニトバは冬が長いですから、現地の人はよく
「裏庭でガーデニングをするなら、ビクトリアデーのあとにしなさいよ」と教えてくれます。
5月に入ると日に日にあたたかくなるものですから、すぐにでも野菜の種を植えたり、買ってきた苗を野外で育てたくなっちゃったりするんですけど、たいてい寒さでダメになってしまいます。数年前、我が家も買ったばかりのトマトの苗が霜でやられて枯らせてしまいました。
今年は特に寒暖差が激しくて、先週の火曜日5/13には最高気温が36度と記録的な暑さだったのですが、以下の写真(お天気アプリによる週間予報)を見てください。
5月17日土曜日には最低気温が2度で雪マークが出ています。
多くのマニトバン、ウィニペガーがこの雪予報を見て心が病んだことでしょう(まだ降るか……)
そして、一昨日の土曜日は朝から雪が本当に降っていました。
写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、結構吹雪いていましたよ。(積りはしませんでした)
5月まで雪が降ったのはウィニペグにきてもうすぐ9年になりますが初めての経験です。
やはり、ビクトリアデーまでは本格的にガーデニングしないほうがよいというのは本当だということを改めて実感した次第です。
さて、そんなビクトリアデーのロングウィークエンドなのですが、昨年のビクトリアデーの連休は何をしていたかといいますと、山菜やキノコを採りに行っていたことを思い出しました。(くわしくはこちらの過去の記事をご覧ください)
そこで今年もこの時期にしか取れない食材を取りに行こうと2時間以上かけてドライブしてきましたよ。
今年もたくさん生えていました、Fiddle Headsと呼ばれていたり、Ostrich Fernとも呼ばれたりする『こごみ』
葉っぱが広がりすぎないこの時期のをハサミで切って収穫します。(茎はそれほど美味しくないため、頭?コイル状の部分を採ったほうがよいでしょう)
今年はこれくらい収穫しました。あまり多く取っても食べきれないし、長持ちしないですからね。
今回はその場で水で洗ってから調理してみましたよ。
携帯できるガスコンロを持っていき、バター醤油で味付けします。基本的にアク取りしなくてよいので調理が楽ですが、きちんと火を通さないと独特の青臭さがあります。
前にもブログで書きましたが、味はアスパラガスに似ているように感じます。
採れたての野菜を調理しておかずにし、家で作ってきたおにぎらず(具はツナマヨ)を家族で食べました。
(飲み物が写真に写っていますが、ビールではありませんw。ビクトリアデーではビールを飲むという習慣があるそうなのですが、アップルジュースを家族で飲みましたよ)
子どもたちもパクパクとこごみを食べてくれて嬉しかったです。今日の夕飯はこごみを入れたホワイトシチューを作ろうと思っています。
こごみの他にモレロ(アミガサタケ)というキノコの収穫を期待していったのですが、今年は全く見つからず。悔しいです。
昨年見つけたところに行けばよかったのですが、寒すぎて他の近場のトレイルを選んでしまったのが敗因だったのかもしれません。いや、天候の悪さも影響していたのかも?
最高気温が6度の地域でしたから、もう寒くて早く帰りたくなるのです。
先週の真夏日は車でエアコンをかけて涼しいと思っていましたが、帰りの車では暖房をつけていました。
車での道中、野生の七面鳥(Turkey)を見かけましたよ。
道路わきで大きな3匹が歩いていました。(3×7面鳥で21面鳥?)
グースも家族連れで見かけるようになったし、着実に夏に近づいているのは感じます。
でも、暑い日があって、そのあとこれほど寒い日がくると無意識にも「ああもう夏も終わってしまったのか」と、身体が勘違いするためか、気持ちがふさぎがちになり、脂肪を蓄えようと食欲が増すのです。どんなに寝ても寝足りない気がしますしね。
夏はこれからだと自分に言い聞かせ、この一時的な寒さに負けず(victoryして)Victoria day以降を楽しんでいきたいと思っています。
それでは、また。