カナダ・マニトバ州の働く車。伝わりづらいかも、でもワクワクさせるのです。
突然ですが、以下の写真をみて、「なんだ?」と思いませんか?
カーブ上にあるからわかりづらいかもしれませんが、道路の上に家が見えるのです。
違った角度からみるとこんな感じ↓
「あ!なるほど、ムーバブルハウスですね」
そうです。家ごとお引越しの最中です。
それにしても大きい。
曲がるのも一苦労ってな感じです。
プレーリー(平野)で坂がないマニトバだからこそ家ごと運びやすいのだと思います。
夏には家やガレージを運んでいる働く車をたまに見かけるのです。
運転も大変なことですが、引越した土地でこれらのムーバブルハウスと上下水道の配管をつなげるのも大変なことでしょう。業者さんに頼んだとしたらいくらかかっているか気になるところです。
さて、次の写真。
どのような働く車かわかりますか?
コロナ前にダウンタウンで撮った写真なのですが、ウィニペグ市のトランジットバスを使った貸し切り移動バスです。
いつもは行き先やバス番号が出る電光表示板に「Just Married(結婚しました!)」とあるのがホッコリします。
学生が博物館や美術館に行くための貸し切りや、一企業の社員たちのための貸し切りはたまに見かけますが、結婚式のための貸し切りを見たのは初めてだったので当時慌てて写真に収めたのを覚えています。
お次は、左ハンドルで走行車線が日本とは逆のカナダにいると「なんだ!?」と違和感に思う写真です。
あれ?
あまり伝わっていませんか?
目の前にトラックが突っ込んできて「志村!前、前見ろ!」とドリフターズを観る子ども達が観覧席から(or テレビの前で)騒ぎそうな映像になっていると思うのですが……(←余計伝わらなさそうw)
実際は、トラックの頭?だけ牽引している働く車が活躍していたのでした。
2連結の大きな荷台を運ぶトラックや、7台もの車を運ぶトラック(カーキャリー)を見た時は驚きましたが、今では結構よく見かける風景になっています。
地味な働く車として、キャンプ場に焚火用の薪を売りに回っている4WD車をセントマロでみかけました。
荷台の横についている鐘を「カラン、カラン」と鳴らしながら徐行しています。最初はアイスクリーム売りだと思いました。ちなみにアイスクリーム売りの車(フードトラック型)は、にぎやかな音楽を鳴らしながら夏になると街中を巡回しています。
最後は、以下のような種類の働く車の写真が続きます。
キャンプの生き帰りのドライブで、マニトバ郊外の畑などで大きな農業用の働く車を見かけるのです。
とにかく大きくて、遠くからでもその異質さがわかります。
「あ、何か大きなモビルスーツ?、ジオン軍の戦艦みたいのが見えてきた!」(←伝わらなかったらごめんなさい)
「ドゥ、ドゥイーン!」とトランスフォームしそうで、なんか強そうなんですよね(シャー専用とかあったら絶対売れそう……w)
何に使われているのかよくわからないけど攻撃力が高そうな農機具もありました。(ニュータイプ専用か?)
フェイスブックの「カナダ倶楽部」というプライベートグループで知ったのですが、マニトバ州では2年に一度、農業用の自動車や大型機械が展示される見本市が行われるそうです。(どこで行われるのだろう、気になります)
地球連邦軍側の戦車を彷彿とさせるような(←まだ言っているしw)農業用自動車もありました。
(刈取り機と脱穀機の機能を合わせ持った自脱型コンバインですね)
大砲は打ちませんが刈り込んだ小麦や大麦の脱穀された穂をほかのトラックに入れていくようです。以下の写真のように共同作戦でバリバリと収穫をしていくのが見ていて気持ちいいです。(←個人の感想です)
収穫した穀物はサイロに入れられるか、さらに脱穀、精製されてパッケージ化されていくのでしょうかね。
これらの働く車を見ているだけでワクワクします。(あれ?しませんか?w)
だって、以下の写真だって芝生をドウィーンって刈り取りまくっているんですよ!
運転したいし、収穫もしてみたい。
そして、できたらモビルスーツに変形して宇宙に行きたいです。(←子どもか!w)
マニトバで見かけた「働く車シリーズ」はいかがでしたでしょうか?
あ、救急車や消防車などの街中での働く車の写真を撮るのを忘れていました。もう身近すぎちゃって。
冬の除雪機や夏の殺虫剤散布機などの働く車も見どころがありますよ。
これらの働く車だけでもマニトバに住みたくなりませんか?(そうでもないって?そんな……哀)
今回は、この辺で。
それでは、また。
P.S. いまだに救急車や消防車、パトカーのサイレンの違いがわかりません。どなたか違いがわかるかたがいらしたらその覚え方のコツを教えてください。