ギブアウェイデーはハンティングみたいな感じです。
ウィニペグは市が音頭をとって『ギブアウェイデー』というリサイクルの日を毎年5月と9月の中旬の土日で行うようにしています。今年2023年は5月13日と14日でした。
以前のブログでも書いていますように、我が家はこの週末を「ハンティング=狩り」のごとく楽しんでいます。
中古品は苦手という人もいるかと思いますが、まだ使えるものを無料でもらえることは我が家にとってありがたいことでして、欲しいものをリストアップしてはギブアウェイに臨んでいます。(もらうだけでなく出してもいます)
前回のブログにも書きましたが、ここでも引き寄せの法則がよく働きます。
リストアップした欲しいものを使っているところをイメージするとたいてい手に入れることができます。あまりにピンポイントで手に入るため「そんなアホな!」とか「オーマイガ!」と運転しながらそれらを見つけて叫んでしまうほどです。
例えば、うちで飼うようになった猫ちゃんたちが動物病院に行く時用のゲージみたいのが欲しいよねなんて話していたら、
この折り畳みケージが見つかって、おかげさまでこれで動物病院で健康診断とワクチンをうつことができました。(ペットケアについては後日詳しく書こうと思います)
このケージを使っていた持主さんはヘビースモーカーだったようで、たばこ臭がついてしまっていたため、重曹を使って何度も洗いましたが、いまだに臭いが残っています。ギブアウェイではこのように臭いという問題と、虫がついてしまっているという問題があるため、持ち帰る物によっては注意が必要です。(ソファーやマットレスなどはベッドバグなどがいるかもしれません)
猫がうちに来てくれたため、部屋のレイアウトを変えています。いろんなものを整理するための棚をが欲しいと思っていたら、手ごろな大きさの綺麗な白い棚をゲットできました。これから有効に使っていこうと思います。
娘の部屋がだいぶ散らかっているようで、娘の部屋にも狩ってきて綺麗に拭いた収納ラックを……。
私の部屋にも欲しかった衣装ダンスを……。
このビンテージ感がよくて気に入りました。
ほんの数日前に「前庭の植え込みに石を敷き詰めたいよね」なんて話していたら、ガーデニングでいらなくなった石を持って行っていいというおうちが近くにあり、すぐに持ち帰ることにしました。
ガーデニングで使う石も土も自分じゃ買わないけどもらえるならありがたいものです。
ちなみに、自分では買わないけど「もらえるのでしたらいただいちゃおう」というものは結構ありまして、
上の写真のような美容系(未開封)やインテリア系があったり、そのほか机や椅子などがあったりします。
(このゲーミングチェアは私には大き過ぎたので、綺麗にして売ろうかな?)
このちゃぶ台はもらえてラッキーでした。持ち主の方が家先まで出てきてくれて「コーベック?でできていてとてもよい机なのよ」と話してくれましたよ。
そして、今回も壊れて捨てられた自転車をもらってきたので、私の趣味の一つ、自転車修理をして楽しもうと思います。
(車の排気マフラーもあったけどさすがに車はいじれない。自転車はブレーキワイヤーがなかった)
ギブアウェイ好きの妻が、自転車でもギブアウェイを回りたいから『自転車の後ろにつける荷台が欲しい』と言っていたのですが……
最後の最後でこの大物を見つけることができた時には、何度も「オーマイガー!」と叫んでしまいましたよw。
欲しかったリストがコンプリートされて(あ、子供用のスケート靴はなかったけど、スケート練習グッズを得ることができました)またしても引き寄せの法則の威力を知ることができたのでした。
我が家も必要なくなったものをたくさん出しましたよ。
使わなくなった物や置き場所に困っていたものは、道路際の縁石の近くに置いておくとすぐなくなります。
大きな机や、ベッドフレームなども出してスッキリしました。(愛猫たちが過ごしやすいようにしています)
搬入を手伝うこともあって「持って行ってもらえると嬉しいものだな」ということを実感するため、自分たちが持っていく時にたまに感じる後ろめたさといいますか、申し訳なささは感じる必要がないと思うようになっています。
ギブアウェイデーは本当によくできたイベントです。
持ちつ持たれつの社会、リユース・リサイクルなどサステイナブルな社会をギブアウェイデーを通じて感じることができ、ウィニペグに住んでいてよかったと思える瞬間でもあります。
狩りをする楽しみに加え、お互い様を感じられるありがたみ、買わずに済むありがたみ、そして修理する楽しみなどを享受できるギブアウェイをこれからも楽しんでいきたいと思います。(ウィニペグ市の告知によると、次回は9月16日と17日だそうです)
それでは、また。