ようやくサイクリングができました。水嵩が多い場所が多いです。
2022年5月7日(土)のウィニペグの最高気温は23度。最低気温は13度。日の出は5時54分、日の入りは20時57分でした。
日中は風が強いけど、これほど暖かくなるとどこかに行きたくなります。
今週末はサイクリングに行こうと考えていて、日曜日が雨の予報だから土曜日のうちにバーズヒル州立公園に行くことにしたのです。
まず、前日の金曜日に妻の自転車を修理しておきました。
昨年、サイクリング中に急に妻の自転車の後輪付近にティッシュペーパーが風で飛んできて、リアディレーラー(ギア変速機)に絡まってしまってすぐに歯車が壊れてしまっていたのでした。たったティッシュペーパー一枚で走行不能になるというのは怖いことです。
アマゾンで20ドルくらいで部品だけ買って、修理に挑戦です。
四半世紀前、自転車に乗って日本全国をテントと寝袋をもって旅していた経験がこのような時に役立ちます。
無事に直すことができました。これ、自転車屋さんに修理頼むと結構な値段がかかるから節約できた気分です。
私の自転車と妻の自転車は、昔のブログで書いたようにウィニペグ市が主催するオークションで手に入れました。
子たちの自転車は、お古をもらったやつと、日本から持ってきた小さい自転車。もう小さ過ぎて乗るのも危ないくらいになっていました。
そのため、2台をウォルマートで安く新調することにしました。昨年のクリスマスに買おうと思っていたけど雪の時に買ってもすぐ乗れませんからね。買ったらすぐ乗りたくなるだろうと、この日まで待ったというわけなのです。
またすぐに子ども達の身長が高くなることだからあらかじめ大きめの自転車を買ったわけですが、自転車のサイズが大きくなると車に載せきれなくなりますね。
なんとか家族4人分の自転車を後ろに詰めて(無事に入って一安心。ありがとうダッヂキャラバン)、15時過ぎからお菓子も持ってバーズヒル州立公園に向かいました。
道中、レッドリバーの洪水防止用に作られた用水路にかかる橋を車で通ったのですが、いつもは小川程度にチョロチョロとしか流れていない水量が今年は以下の写真の水の量になっていました。ここどこの川だっけ?こんな風景だったっけ?ってな感じです。
ちなみに、うちの近くの道路も先週は水があふれているところがあったほどです。
いつも行く、川沿いの公園近くもこんな感じ。
これでもまだ河川の水量のピークがきていないのだそうです。
毎年こごみという山菜を取りに行っていた場所も進入禁止になってしまい、ウィニペグから東のホワイトシェル近くの道路も冠水しているのでキャンプ場は閉鎖になっています。
さて、バーズヒル州立公園はどうでしょう?
公園内には入ることができましたが、オフィスはクローズしていてオフィス近くのキャンプ場もまだオープンしていませんでした。
公園内の道路にはまだ雪が残っていましたよ。(もう5月7日なのに!)
人が少ないからか、シカをよく見かけました。全部で7匹見ました。(プレーリードッグも相変わらず可愛かったです)
鹿は車の前を横切って怖がりもせずに草を食べているのです。
ハヤブサなどの鳥も見ることができ、やはり野性生物と出合うとテンションがあがりますね。
ほかにも道路わきの草むらから出てきた珍しい光景にもびっくりしました。
ウェディングドレスを着た人間w
一番前に歩いている人がカメラマンで、新郎新婦は大自然の中で写真を撮っていたのでしょう。
実は、このバーズヒル州立公園で結婚式をする人は少なくありません。シカを見るのと同じくらいの確率で見かけるのですw。
その後、私たちは車を降りて自転車を下しました。
まだキャンプ場のゲートは閉まっていますが、誰もいないキャンプ場の敷地には入れるので、サイクリングできたのです。
車が来ることがないので安全ですし、散歩している人も少ないので貸し切りのサイクリング場で遊んでいるかのような快適なサイクリングになりましたよ。途中でやはりシカに遭遇しましたし、キャンプ場内の公園で子ども達と一緒に遊んでヘロヘロになり、心身ともに充実した土曜日となりました。(ようやくウィニペグの冬を生き延びたんだという実感が湧いてきますw)
明日は母の日です。
雨の予報なので特に外に出る予定はありませんが、妻にはゆっくり過ごしてもらって、私は妻のために美味しい料理やスイーツでも作ろうと思います。
それでは、また。