マニトバ州ウィニペグ入りして7年。なぜか渡加記念日って書きたくなっちゃう。

カナダに移住した人の多くが日本からカナダに移住した日を覚えていて「〇月〇日でカナダに移住して〇年が経ちました」というつぶやきをSNSでしているのを見かけます。

毎年のように「自分の〇年目の誕生日」や、「入社して〇年」という感じでSNSに投稿する人はあまりいないにもかかわらず、移住した年月日は投稿したい、公開してもよいと思う人がいるということなのだと思います。

これって、

「パートナーと付き合って(結婚して)〇年」というのに似た感じでSNSに書いてしまうのでしょうかね?

自分の誕生日や会社に入社した日よりも、その国や地域に移住した日がその人や家族にとって大切な節目になったからなのかもしれません。

という、前フリで言わせてください。

「私たち家族、2016年7月18日に渡加して、今年で7年が経ちました」 ←どうでもいいですよね、でも書きたくなっちゃうんですよw

以前からこのブログでも書いているように、海外移民って結婚に似ているなと思います。

特に「自分がより幸せになれるかもしれないために選んだ相手(国)、覚悟や責任を問われる節目」というところが似ているのだと感じるのです。(親などの都合で無理やり……という場合は別ですが)

結婚相手を探す活動のことを『婚活』といって久しいですが、移民先を探す活動のことを『移民活』といっても遜色ないほど、移民先を探す人は生涯のパートナーを探すがごとくまず情報を集めはじめ、例えば、マニトバの現地のことをもっと知りたいためか私に直接連絡をしてくださる場合があるのです。

 

私はここ1,2か月、人とお会いする機会が珍しく多くありました。

マニトバ州移民された先輩がたや、来たばかりの方など、ブログやTwitterを通じてご連絡をいただき、実際にお会いすることができ、たくさんの刺激を受けました。感謝です。

お話を聞いていると、やはり結婚に至る道に紆余曲折があるように、移住に至る道にも山あり谷ありのストーリーがありました。(ここでは書ききれない)

一方で「運がよかったんですよ」とか「流れに従っていたらいつの間にか」

という人もいらして、その時の運やタイミングって婚活にも移民活にも当てはまる共通重要事項なのだと改めて実感しました。

基本的に我が家はおかげさまで運がよく、流れに身を任せて7年経ったというような感じでして、はじめて渡加した日にちは感慨深く、ポジティブなイメージがあります。(もちろんネガティブな時もありましたが)

そして何より『マニトバ州ウィニペグがいまだに大好き』なのです。

こればかりは【住めば都】ですし、合う合わないが結婚相手同様にあると思うのですが、ちなみに私たち家族の場合は以下のような理由でウィニペグが好きなのかもしれません。

・適度な田舎感(←田舎でも、もうすぐ4店舗目のCostcoができるくらいの77万人都市)

・夏が涼しい

・人々はフレンドリーだけど干渉してこない

・街並みや家のビンテージ感・アンティーク感が好き

・自然公園が近くて空気が良い

・コンビニなど浪費してしまう場所が少ない

・医療費や学費がほぼないに等しい

・児童手当や補助金などに助けられてきた

・何歳からでも挑戦できる社会

・地震や津波がない

・雨が少なく晴れの日が多い

・家賃や学費が大都市に比べて安い

などなど、細かいところをあげればまだまだ挙げられそうです。

寒さや冬の長さなどのマニトバ州ならではのデメリットの話もそれなりに盛り上がるところですが、メリットについてあまり語られていない、知られていない、さらに言えば、実感を得られていないからでしょうかウィニペグの良さを信じてもらえていないのが悲しいところです。

 

さて、話は戻って、2023年7月18日で我が家がウィニペグに移住して7年が経つにあたってポジティブな話なのですが、最近、一つの目標を達成しました。

それは、社会的に成功したというものではなく、心が豊かになるという感じで、

「いつかこの絵を買える時がきたらいいね」

と思っていた時がついに来たというもの。

前にもブログで少し紹介しましたが

ウィニペグの風景画を描いている画家さんからファーマーズマーケットでお気に入りの絵を買えたのでした。

うちから歩いてすぐのところにあるBronx Parkという場所で毎年6月から9月までファーマーズマーケットをやっていまして、私も一回だけ以前、民芸品や浮世絵などを出品していました。

そこにあるブースで見たウィニペグの風景があまりにも素敵で、

「いずれこれらの絵画を買って、リビングに飾れるような生活になったら嬉しいな」

とずっと思い続けて4年近く経っていたのでした。

(左の女性が作家のエレナさんです。ホームページはこちら

大好きなウィニペグらしさを家に飾っていられるというのが私や妻をワクワクさせ、記念に、そして心の節目として手に入れることができて感無量だったというわけなのです。

以前には、「近くを流れるレッドリバーの氷上を徒歩で向こう岸まで渡る」「州立公園でキャンプをする」など、細々としたマニトバらしさ溢れる目標を達成してきましたが、

来年には「もう一軒、家を買う(日本から来る人に貸したい)」という大きな目標が達成できたらと夢見ながら、今年はその種まきをしていけたらと思っています。(まだ不動産ローンが高いだろうからその時の流れに任せるつもりですが……)

※日本からウィニペグに行きたいと思っている方(もしくはご紹介できる方)がいましたら、ご連絡くださいね。

引き続きあなたにとって素敵な7月になりますように。

それでは、また。

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