2024年夏のキャンプ納めは紅葉狩りと星座観察を楽しみました。
2024年10月4日(金)のカナダ・マニトバ州ウィニペグの最低気温は1度。最高気温は17度。日の出が7時34分、日の入りは18時59分。寒くて暖房をつけました。
先週末はまだ暑いくらいでキャンプも楽しんでいたのに、あっという間に冬になってしまったという感じです。
日本では「キャンプブームは終焉した」と言われているようですが、我が家はキャンプを始めて4年経つ今でも飽きずに、今夏は4回キャンプを楽しみました。
ほかの日本のサイト記事で『キャンプにかかる費用』についてまとめられているのを読んだところ、
キャンプにかかる食費は一人平均3259円/日(そのうち飲料費は2,429円/日)だそうで、これに加えて交通費、キャンプ場利用料、薪などで合計2万円前後になるようです。ファミリーキャンプになると1万円以上、3万円未満が6割という調査結果がありましたよ。普通にホテル泊ったほうが片付けなどをしない分、楽かもしれませんねw。
ちなみに、我が家の場合の出費は、キャンプ場予約料10ドル、キャンプ場利用料約20ドル、交通費80ドル、食材(飲料含)40ドルで合計150ドル(現在約16,200円)が平均でしょうか。(走行距離にもよりますし、安い食材にすれば合計で1万円を切るキャンプの時もあるのです)
8月下旬に行ったキャンプは、ウィニペグから2時間くらい車で東に走るとホワイトシェルという多くのキャンプ場が広がっている地域。その中の一つ、ビッグ・ホワイトシェルというキャンプ場に初めて泊まりました。
湖のほとりがプライベートビーチのように誰もいなくて、子ども達はしばらく湖水浴を楽しんでいました。
翌朝に雨が降ってしまったから東屋に移って朝食を食べていたら晴れてきました。(今回も雨に降られて本当に雨男)
濡れたテントを乾かしてから10時過ぎにキャンプグラウンドを出て向かったところは、ホワイトシェルに行ったら行ってみたかったAlfred Holeのビジターセンター。
博物館ぽくて趣のある建物があり、子ども達と結構楽しめました。
マニトバの観光地にあるビジターセンターって、たいてい剥製が置いてありますよね。
下の写真のように、帰りに「道に剥製が置いてあるのか」と思ったらリアルに飛び立っていきましたよw。
9月27日(金)から2泊3日で、我が家の一番好きなキャンプ場、スプルースウッズに泊まってきました。
ウィニペグから西に2時間ほど車で行くと、平野が多いマニトバ州なのに丘が出てきてアップダウンが結構多くなります。
今回の目的は『紅葉狩り』
スプルースウッズより1時間半近くある場所にペンビナバレーというアメリカとの国境近くの紅葉の見所があるということで寄ってみました。
今年の9月は記録的に暑い日が多かったためか、紅葉がほとんどなくて残念。
ハイキングしていても28度ですから暑すぎで私たち夫婦はすぐバテましたが、子ども達は元気にビューポイントを走って駆け上り、パノラマの景色をみていましたよ。これでもっと紅葉が奇麗だったらよかったのですが。
蚊がまだいて、さらにポイズンアイビー(つたうるし)があるため、長袖と長ズボンを履いていったほうがよい時期でした。
スプルースウッズのキャンプ場でもポイズンアイビーが繁殖していて注意が必要でした。
キャンプの掲示板にあった注意書きによると85%の人がアレルギー(肌荒れ)を起こすそうで、15%の人には抗体があるみたいですね。子ども達がポイズンアイビーの近くでハンモックを楽しんでいたから大丈夫か心配でした。(あれから一週間経っていますが大丈夫でした)
キャンプにハンモックを持っていくと子ども達のテンションが上がるのでお勧めできます。
夜はキャンプ場主催の夜空を見ようの会に参加しました。
星見表とパペット人形を貸してもらえて、無駄にテンションが高いプレゼンテイターが星について説明してくれます。
夜空をレーザーポインターで照らしてくれて、どの星座かを丁寧に教えてくれました。
子ども達は図鑑やプラネタリウムなどでみていた夏の大三角形や北極星、北斗七星などを肉眼で見ることができて感動していましたよ。私もミルキーウェイ(天の川)をまた見ることができてマニトバの良さを感じました。
マニトバ州立自然公園のキャンプ場では夜にイベント(化石の発掘とかバノック作り、星観察、UFO探索など)がありますから、調べてから予約を入れることをお勧めします。
事故もケガもなく無事にキャンプ納めができました。これで思い残すことなく長く寒い冬を迎えることができますw。
来年は、我が家では初めてになる釣りのライセンスをとって(釣り具を買って)
「キャンプのランチをわざと用意しなくて、自分たちで釣った魚やとってきた食材で自炊をしよう」と家族で盛り上がっています。
今年もキャンプネタのブログに付き合ってくださりありがとうございました。
あなたにとっても引き続き素敵な秋、10月になりますように。
それでは、また。