今年2023年の個人的で地味な10大ニュース(後半)

先週の記事では前半の5つを書いてみました。(まだ読んでいない人はこちらからお読みください)

後半の5つは「写真には撮っておいたけど、結局今まで使わなかったな~」というようなネタを消化するために書いてみようと思います。

5,2023年の12月は珍しく暖かな月だった。

何度かこのブログでも書いていますが、これほど暖かくて雪の少ない12月は初めてだと思います。

雪がない代わりに道路がアイスリンクのように氷でツルツルになっているため事故っている車をよく見かけます。

温度差の影響か霧の日も多かったかな。

昼も高層ビルの上のほうは見えづらかったほどでした。

春先になって、雪解け水による増水で悩まされるところがでてくるのですが、来年の春先はおそらく大丈夫なことでしょう。それくらい積雪量が少ないですからね。

クリスマスも雪が少ないからか、サンタさんは自転車を乗って天から来ていましたよ。

(このクリスマス飾りを作った家は凄いですよねw)

我が家のクリスマスはバーベキューをして、ケーキを家族で食べました。そのほかには特にクリスマスらしいことはしませんでしたけど、年末は年越しそばでも作ろうと思います。(お節料理はさすがに作れない)

 

6,思っていたより月間の支出が多かった。インフレのせいにしている。

だいたい週に1度はコスコに行って、一回で平均180ドルくらいの支払いをその日にしています。

この冬休みに『過去半年のコスコにおける支出とその他、食費にかかわる支出(他のスーパーでの買い物や外食等)』を合わせて計算したところ、4人家族で1か月平均900ドル(現在約96,600円)の支出となっていました。

これにはコスコで買った日用品、例えばトイレットペーパーとかシャンプー、ペットボトルの水、お菓子などの嗜好品、そして調味料なども含まれているわけで、純粋に食費だけで集計するともうちょっと少なくなって800ドルくらいでしょうか。

自炊を多くして結構節約してきたつもりでしたが、実際に集計して1か月の平均を出してみると思っていたより支出が多くて反省です。

コスコで安売りになっていたり、新しい商品で美味しそうなものがあったりするとついつい買ってしまうのですよね。

上の写真の左は、最近見かけるようになった牡蛎の燻製。これはおつまみにもなるし、鍋やパスタなどの料理に使っても美味しかったです。

真ん中の果物はザクロ。娘が大好きでして、安売りになっていると箱買いしています。

そして最近、ハマっているのが写真右のイチジクのジャム。

朝食や小腹が空いた時にパンを焼き、このイチジクジャムを塗って食べています。日本へのお土産に良いかと思ったのですが、カナダ産ではなくフランス産でしたのでカナダ土産としては微妙かも。

 

これらの嗜好品は買わなくてもよいのですが、食の冒険心がムクムクと顔を出してカートに入れてしまうんですよね。

浪費ばかりではいけないので、きっちりとお肉を計画消費しています。

このチューブに入ったひき肉、すごい量でしょ?確か5、6キログラムありました。

どのように仕分けられるかといいますと、

・手ごねハンバーグにして冷凍

・そぼろご飯用のそぼろ肉をお弁当ネタとして作ってポーションに分けて冷凍

・スパゲッティミートソース用に作りジップロックに入れて冷凍

・タコライス用のミートを作り、夕飯に食べて残ったら冷凍

・餃子用のタネを作り、市販の餃子の皮に包んでから冷凍

・その他、もし残ったら300グラムずつラップに包んで冷凍(ビーフンやキーマカレーなどで使う)

これだけ作っておいても子ども達の食欲がすごいためすぐになくなってしまうんですけどねw。

我が家の食費があがっているのは、子ども達の食欲なのか、インフレなのか(その両方なのか)わかりませんが、2024年はもうちょっとしっかりと管理していきたいと思っています。

 

7,隣人にちょっぴり困っている。

新しく隣の家に入居してきた若いご夫婦は、適度な距離をとってくれて良い人なのですが、

金曜日や土曜日の夜になると人を呼んでパーティーを始める『パーリーピーポー』だということがわかりました。とほほ。

まだ寒くない時でしたが、結構遅くまで騒いでいて困ったものでした。

夜中の12時過ぎまで大音量で音楽をかけていたから電話で不緊急の警察担当に連絡しそうになりましたよ。(かつてアパートに住んでいた時に上の階の騒音で電話した時の記事はこちら

そんな彼らでも、我が家の前の歩道まで雪かきをしてくれたり、彼らの家の窓から見える大きなモデリアーニの絵が素敵だったりと、憎めないご夫婦なんですよね。メリークリスマスと先日も挨拶してくれたし……。

 

反対側の隣人も良い人です。

なぜだかわかりませんが、最近まったくと言っていいほど奥さんを見かけません。

仲の良い家族だったから離婚だとは考えたくないのですが、病気やケガだったとしてもこれほど長くいないのは気になります。かといって聞けるほど仲が良いわけでもないのが困ったところでして……。何か助けが必要な時はうちにも声をかけてくれればと思っています。

 

8,カラスが群がるのはなぜ?

我が家の近くにカラスが群がっている時がありました。

カラスの大群には不吉な前兆、例えば大地震が起こるなどと言われていますが、ウィニペグでは今まで一度も地震がおきたことがありません。(そういえば、2023年は停電を経験しなかった。たまにあるんですけどね)

ウィニペグでは意外とハヤブサやタカ、鷲などを見かけるため、それらから身を守るために群れているという説が有力ですが、私が見たのは違う実例となりました。

うちの目の前でうろついていた野生のキツネをいじめるように何羽も急降下してきて攻撃しようとしていたのを目撃した時は衝撃を受けました。

まるで「部外者はこの土地から出ていけ」と言っているかの如く、監視しては追い立てるのです。

この現象を目撃してからというものカラスが集まっているところで何が起こっているか、走って行って確認することにしました。

すると、蜂の巣ができあがりつつあるのを阻止していたり(蜂の子を食べたいだけかも)、アライグマがいるのを追い払ったりしているではありませんか!

カラスの群れのすべてがコミュニティーのためというわけではないとは思いますが、ほんと、この地域のガードマン、いや、守護鳥(ガードバーズ)といったところです。

実際、カラスには魔よけの力があると信じられている国があったり、カラスの大群には幸福の前兆という意味があったりすることがあるそうですよ。

今では、近所にくるカラスに挨拶をして感謝を伝える仲になっています。特に夏は芝生に潜む蛾を食べに来てくれるので助かっています。

 

9,畑にするか、芝生にするかで迷う

毎年、我が家の裏庭で食べられる作物を育てているのですが、2023年は思いのほか上手く作物が育ちませんでした。

例年、害虫にやられたり、うどん粉病などにかかってしまったりということはよくあることなので、害虫にやられない作物、病気にかかりづらい作物だけを植えることにしていました。

育てたのはニラやトマト、パセリ、そして定番のジャガイモと人参。

それでも、土が悪かったのかジャガイモと人参はそれほど大きくならなかったというわけなのです。

土は2023年の5月にウィニペグ市が開催してくれたコンポストされた土の無料配布を利用しました。

このイベントは毎回大盛況で行列ができて数十分待つこともあります。

車が汚れないように載せて、重たくなった土を持って帰り、畑の土に混ぜるのです。

しかし、なぜだか作物のできが悪くて、もう作付面積を縮小することにしました。

以下の写真のように新しい土を撒いて、本来であれば耕すのですが、芝生の種を蒔いて芝生に戻すことにしたのです。

芝生の種を蒔いてからまた土をかぶせて水を多めにあげているとすぐに芽が出てきて1か月たつとだいぶ青々としてきます。

コンポスト再生土は、芝生を再生させるために使うのが一番使い勝手が良いような気がしています。

私たち夫婦は野菜が大好きなのに、子ども達は野菜がいまだに苦手です。そのため、来年からは裏庭の畑で野菜を作るのは最小限にして、芝生を綺麗に養生させることを楽しもうと思っています。

 

10,  ストライキに思うこと

組織のストライキはカナダではよく見かけます。(日本でも航空会社のストライキが最近ありましたね)

ウィニペグでは最近まで3つの大きなストライキがどうなるか注目を集めていました。

まずは、Manitoba Public Insurance(以下MPI)という自動車の登録や免許証手続き、自動車保険を扱っている組織でして、この半官半民のような公的組織は夏から大規模なストライキを行い、MPIのサービスが停止されてしまったのでした。私の知り合いも窓口業務が閉まっていたため、免許証の再交付を受けられずに困っていました。

私が使っている通勤バスのストライキへの交渉時(12月上旬)も冷や冷やしましたよ。

ストライキでバスが走らなくなるかもというあと一歩のところで交渉がまとまったようで、無事に通勤できるようになりました。バスの運転手さんは良い人ばかりなので交渉が上手くいって安心しました。

私はギャンブルはしないのですが、この年末にカジノの従業員組合のストライキの危機がニュースになっていました。

こちらも交渉決裂することなく、合意に至りストライキになりませんでした。組合に力があり、このようにストライキをも辞さないという交渉は、消費者にとっては冷や汗ものですが、従業員にとっては必要なことですよね。

話はズレますが、私は大学の最後の春休み、沖縄の西表島に一人旅をした際、沖縄の航空会社がストライキで運航中止になってしまった経験があります。

この時は就職できた会社の入社式を目前に控えていたためかなり焦って、ストライキを恨んだものです。(すぐそのあとチケットを買い直して別便で帰ることにした)

公共サービスがストライキになると影響力が強くなるものです。2024年の4月から州によっては賃上げが予定されているため、2024年はあまりストライキになって欲しくないなと思いつつ、従業員の権利や主張をこれからも交渉しやすい社会であって欲しいと願っています。

最後に、航空会社で思い出したのですが、2024年の3月13日から東京(成田)=バンクーバー便が新しく就航されるようですね。JALが100%出資するLCCのZIPAIR(ジップエアー)という航空会社だそうで、片道運賃がStandard Seat(エコノミー席)が28,950円~と格安なのが驚きです。ちなみにFull-Flat Seatは101,325円~。詳しくはこちらのHPでお確かめください。(この会社も利用客もいずれストライキの影響を受けませんように……)

さて、2023年の私の個人的な10大ニュースはいかがでしたでしょうか?

地味でお蔵入りしそうなネタばかりをこの時期に消化できてスッキリしました。読んでくださった皆様ありがとうございます。

これに懲りずに2024年も引き続きご愛読いただけますよう、心からお願い申し上げます。

それでは、良いお年を!

 

 

 

 

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