Giveaway weekendはウィニペグらしいイベントです。今回大量獲得!
本日、2024年5月12日(日)のカナダ・マニトバ州の最高気温は15度。最低気温は7度。日の出時刻は5時44分、日の入り時刻は21時04分です。
今朝は、朝から山火事の煙で太陽が真っ赤に見えました。
4日前から制御不能の山火事がフリンフロンというサスカチュアン州との州境近くの町で発生し、煙がウィニペグまで届いてきたということだったらしいです。(英文のソースはこちら)←このリンクにあるマニトバ州政府の資料によりますと、過去20年間の平均でマニトバ州では毎年36件の山火事があるのだとか。(そのうち人為的な原因で山火事になったのは30件)
午後には煙たくなくなりましたが、朝早くからギブアウェイデーでハンティングをしていたため、眼がシバシバしてくしゃみばかりしていました。(この時期、花粉症があるためダブルパンチでした。とほほ)
以前からブログで書いているように、ギブアウェイデーとはリサイクルの日でして、家にある不用品で誰かが使ってもらえたら嬉しいものを家の前の道路の縁石沿いに置いておくと、誰かが貰っていってくれるというリユースの仕組みなのです。ウィニペグ市役所が音頭をとって、ラジオなどでも告知されて、毎年5月と9月の第二週の土日のみギブアウェイデーが開催されるのです。
(こんな感じで置いてくれている。私は子どものために水槽だけもらっていきました)
私たち家族はリサイクル品でもありがたく使わせてもらっていますし、ヴィンテージ物や骨董価値のあるものをたまに手に入れられるため、狩りをするのを楽しんでいます。
前回のブログ記事でも書きましたが、ギブアウェイデーで仕入れた自転車を自分で整備して売ったり、家具をきれいにして売ったりして、わらしべ長者的なプロセスも楽しんでいます。
今回も自転車を手に入れて、さっそく整備して売れるように仕分けましたよ。
(結構、状態のよいマウンテンバイクなのに手に入れられてラッキーでした)
我が家のガレージ横の東屋に土日で獲得した戦利品を置いていくことにしました。
もうあまりに多すぎて東屋に置ききれるかわかりません。
今回は、うちで使う用で持ってきたものだけではなく、ガレージセールで売る用に持って帰ってきました。
上の写真のように車にめいっぱい積んで何往復もするわけですが、
今回はいつも以上に大量に狩ることができて、興奮しました。
一番重たかったのが、以下の写真のランニングマシーン。(手すりやパネルは後で組み立てます)
高級住宅地を探索していたら、トレッドミル(=ランニングマシーン)を出している人がいて
「これは機能していますか?問題ない?」と聞いたら、
「大丈夫ですよ、運ぶの手伝いますね」と応じてくださり、
さらに、そのお家のお婆様まで出てきて
「Enjoy it !(楽しみなさいね)」と送り出してくれました。
毎回思うのですが、ウィニペグの人って良い人多いです。そして金持ちの人たちは心にも余裕があるw。
うちに戻ってすぐに動作確認したら問題なくて安心しました。すでに廃番になっている商品ですがその当時の定価は日本円で20万円以上だったようです。いくらで売ろうかこれから考えるのが楽しみです。(とりあえず400ドルでつけてマーケットプレイスで様子をみようかな)
以下の写真のような新品の工具が詰まった重たい工具箱って安くないんですよね。
このような工具が無料で手に入るわけですから狩れた時にはアドレナリンやドーパミンが出てきますw
売ってしまおうか、自分で使おうか悩むところです。
一回だけで車が満杯になってしまった上の写真にある大きなタンス。(引出しをとらないと重くて本体が運べない)
壊れていた引き出しレールをすぐに直したり、木工用ボンドで割れ目を埋めたりして綺麗にし、子ども達の服を入れることに決めました。
調べてみたらイケアで5万円くらいで売っていた商品でした。
このように、結構家計の出費をセーブできて、さらにほかのものも売ることができれば家計の足しになります。
今現在、レイオフされて無職なため、今回は今まで以上に本気出して狩りをして、大量に仕入れることができました。
仕入れという言葉がぴったりだと思うので、使っているのですが「仕入れ」という言葉を英語で言う時に「buy」や「purchase」といった「買う」という意味の単語を使うのだそうです。なんだかしっくりきません。
買うという消費と、仕入れという商売のための準備(先行投資)が一緒にbuyやpurchaseで使われているのがどうも納得できないのです。
ましてや今回のように無料で仕入れた場合、英語では「get」となるのでしょう。売るために手に入れる行為や商品管理が前提になる仕入れという言葉が的確に英語になっていないことに違和感を得るのは私だけでしょうか……w?
なんて、どうでもよい単語のことで吠えてしまいましたが、ウィニペグのギブアウェイの良さ、伝わっていますか?
「ここまでして生活したくね~よ」と思われた方や、「乞食みたいに拾ってきて……」などと思われた方がもしかしたらいるかもしれません。
でも、妻と一緒にドライブデートみたいな感じで、私と妻は毎回楽しんでいます。
たまに面白いメッセージ添えの物を出しているおうちがあったり、
車で走っていると「こんなところに移動遊園地が来ている」と気づいたり、
可愛いマガモの夫婦を住宅地のとある前庭で見つけたり、
あるおうちではキツネの巣が家の階段の下にあるようで、子ぎつねがガレージ前を歩いて巣に帰っていきました。
なんか、いいでしょ? この田舎感w。
今回はシカをひきそうになってビックリしました。
以前もこのあたりで7頭くらい鹿がいたんですよ。
人慣れしているんでしょうね。近づいても逃げませんでした。
ギブアウェイデーって【ウィニペグらしさを感じられるイベント】という意味でも素晴らしいと思います。
次回は9月の第二週目、9月14日(土)と15日(日)ですので、ご興味がある方は参加してみてくださいね。
それでは、また。