コンポスト(堆肥)ギブアウェイ・イベントに行ってみました。
10月に入っても20度以上の日が続くのは珍しいように思います。火曜日から木曜日まで26度以上の最高気温予報になっています。
こんなに暖かいなら畑をもうちょっと続けていてもよかったと思いました。
ジャガイモを最後に子どもたちに収穫してもらい、来年に向けて畑を閉じています。
じゃがいもは昨年、珍しく種を採取できたので、妻が種から発芽させ、しばらく家で育ててから畑に移しました。
でも、大きくなるまでに秋が来てしまい、小さなじゃがいもが数個できるくらいでした。
やはり種芋から作ったほうが安定した収穫が望めます。
結局、今年のジャガイモは収穫がすくなかったですけどね。
ヤムというスイートポテトの栽培にも挑戦したのですが、
こちらも思っていたようにはいかず失敗。
育て始めた時期の遅さか、土に栄養が足りなかったのだと思います。
土って本当に奥深いですよね。
栄養だけではだめで、通気性や排水性、保水性も必要です。
その点、たい肥(コンポスト=微生物によって発酵・分解した有機物)を混ぜれば畑の土の質が上がっていきます。
さて、そのコンポスト。
ウィニペグ市の粋な計らいで、堆肥を無料でもらえるイベントがあるのです。
その名も「コンポスト・ギブアウェイ・イベント」。以下はウィニペグ市のホームページのスクリーンショットです。
ウィニペグ市民のみで、たい肥の持ち帰りは100リットルまで(5gallonバケツに5つまで)という見た目ではわかりづらい量で、シャベルやグローブは自分でもってきてという条件が書いていました。
私は、うちから近いイベント会場になっているキルコナドッグパークを選んでいきました。
午後5時までなので4時くらいに行ってみたら、10台近くの車が列をなしていました。
ウィニペグ市民がいかに園芸好きかがわかりますよね。
係員が入り口にいて、「ドッグパーク? or コンポスト?」と聞いてきます。
ドッグパーク利用者は左に、コンポストは右レーンに並び次の係員の指示に従います。
この時にウィニペグ市民かどうか聞かれるのかと思ったら結局最後まで聞かれなかったので、おそらくウィニペグ市民以外でも来ている人はいると思います。
除雪車で雪かきされたようなコンポストの山に10台以上がトランクを開けて(もしくは荷台に)土を積んでいくのです。
上の写真の白いバケツが5ガロン入るバケツです。あれで5個までですからそれほど多くないですね。
私たちは、ダッジキャラバンの荷台にブルーシートを2枚敷いてスコップでそのまま山を作っていきます。
堆肥ですから独特の臭いがしてきます。マスクをして作業したほうがよいでしょう。
少しずつ山を作っていくと、係員がきて
「もうあと2,3スクープ(シャベル2,3杯)で終わりにしましょうか、100リットルに達しそうです」
と、注意しに来ます。
黄色い服を着た係員は、隣の隣で大量に土を盛っていた家族に「それは積みすぎです」と注意していました。
注意される前にもっと積んで帰っている人もいましたけどね(笑)
作業自体はわずか10分もしないで終わり、車中はコンポストの臭いで充満します。
家に帰って、裏庭から土を下ろします。
コンポストはまとまると意外に重いので小分けにして持っていきましょう。
あまり車中を汚すことなくおろせました。(念のためダイソンをしておきましたが)
来年まで使わないわけですから、畑の余っている場所に広げておくことにしました。
(上の写真の葉っぱ。炒めると美味しいピーマンの葉っぱでして今週中に食べる予定です)
おそらく来年は5月か7月(←今年はキャンセル)かにこのイベントが開催されることでしょう。(コロナ次第)
普通に買ったらちょっと高いので(この量なら30ドル以上か?)助かります。
これで来年はもうちょっと良い野菜が作れたらと思っています。
それでは、また。