やはりどの物件も高くなっています。険しい不動産投資への道。
今週、2軒お隣にある家が売れていました。
築七年前の新しいお家で379,900ドル(約3432万円)で売り出していました。
購入者が殺到すれば売り出されていた価格より上がるので実際には400,000ドルくらいになったのではないかと思います。
一方で2021年の秋に家を売って、別の地域にすぐ新しい家を買ったご家族から聞いた話ですと、全然入札競争にならずにその家を購入できたとのことですから、地域や家のスペック・価格帯によっても違うのかもしれませんね。
ちなみに、うちの市場価格は買った時より上がって301,000ドルに2023年からなるそうです。ウィニペグ市から今月以下の写真の手紙が届きました。
(プロパティータックスがさらに上がるのが痛い)
いつも懇意にしてもらっているモーゲージブローカーのジェイソンのメルマガによると、2021年は住宅販売の平均価格が前年比で20%以上も上昇したそうです。
これは住宅の供給が少なく(コロナの影響で売りに出される家が少なかった)、さらに低金利の影響で買いたい人が増えたという、いわゆる需要と供給のバランスが悪かったからだといわれています。
2022年の後半?に利上げが予想されているため、駆け込み需要が増えるかもしれないのに、それに対して家を手放す人がおらず、住宅在庫不足により住宅価格はしばらく高いままになることでしょう。(もしかしたら今後住宅価格は下がらないかもしれないと私は感じています)
Bank of Canadaによる2022年の予測はインフレは3.4%、GDPは4.3%となるようで、さらにカナダ不動産協会(CREA)によると、2022年の平均住宅価格は+ 7.6%と予測が出ています。
これらの数字をみてどう動くかを試されているように感じます。
2023年からは落ち着くだろうとの見方もあるようですが、金利が低い今年の前半に家を買うか(住宅販売が少なく競争率が高いけど)、来年以降にマーケットが落ち着いてきたら買うのか(住宅価格が下がるか微妙)を考えさせられるのです。
友人のツイートのおかげでGlobal news Winnipeg が「The average rent for a one-bedroom place in Winnipeg is up 1.4 per cent, now $1165 a month」とコメントされているのを見かけました。
コンドミニアム(アパート)の家賃も上がっている状態でして、1ベッドルームで平均1.4%上がって1,165ドル(2ベッドルームは約1,500ドル、カナダ全州の1ベッドルームの平均は1,700ドル)だそうで、これからも上がることでしょう。
これらの家賃の高騰を考えると、頭金を確保できるのであれば一軒家を買ったほうが良いように思います。
しかし、一軒家も買いづらい状況が続きますから、何年、どこに住むかを念頭に考えていったほうが良いことでしょう。
例えば、2年同じ場所に住むことを想定しているんだったら250,000くらいの一軒家を買ってしまったほうが良いという計算がこのリンク(Rent vs Buy 計算表)からできると思います。
住むところは本当に出合い次第で、焦ったら変な物件をつかまされるなんてこともありますから、余裕をもって選びたいものです。
今年は我が家にとって、不動産投資へのチャレンジがどうなるかの分水嶺の年になりそうです。
条件が重なり次第、また動いていきたいと思います。
それでは、また。
P.S. もし、マニトバに移住し、一軒家に住みたいと思っている方がいましたら、例えば私が物件を内見しておくとか、私名義で買っておいて、しばらく家賃を払ってから買い上げるなどのご相談に乗れるかもしれません。
そのような方、もしくは友人・知人がいらっしゃいましたら是非お問合せください。