ウィニペグで猫を飼うことになると、いくらかかるか検証してみた。

今月9月で生後6か月になった我が家の猫ちゃんズ。

ベンガルの『ラッキー』とシャムの『モチ』の二人は毎日我が家に癒しを与えてくれています。

思っていた以上に順調に育ってくれて、懸念していた娘の猫アレルギーは発症せず、もう猫ちゃん達なしの生活が想像できなくなるほど、ファミリーになってくれました。ありがたいことです。

好奇心が旺盛でいたずら好きなところもあるため、家にあるほとんどのゴミ箱が荒らされていたり、子ども達の朝ごはんのために置いておいたラップに巻かれたサンドイッチを齧られていたりと毎日何かしら驚かされます。

この【何をしでかすかわからないハラハラドキドキ感】は嫌いではなく、娘や息子が大きくなってから久しく味わっていなかったため、なんだか懐かしい感情です。

猫たちに振り回されているほうが生活に張りが出て、冬季鬱になりにくそうだし……。

それに、すり寄ってくる愛くるしさに「必要とされている」と思わせてくれて、感謝と喜びを感じます。

人間の子どもにしても、ペットにしても「可愛い」ってだけですべてが許されてしまうのってすごいですよね。

猫ちゃんなんてホント何もしていないですからね。

たいてい寝ていますしw。

(私がパソコンを使おうとしていても椅子で寝ているので使えません)

寝起きの時は、たまにブサイクでそれもまた可愛い。

上の写真のようにたまにスターウォーズのヨーダのような顔になる時があるのですが、

目がまん丸で可愛い時もあって、どちらも癒されます。

アイドルなどに使う『推し』という言葉に対して、意味はわかっても実感が伴っていなかったのですが、猫ちゃんたちがきてくれたことによって「推し」というものを実感できるようになりましたよ。

 

子猫たちが生後6か月になったことでようやくウィニペグ市のペットライセンス制度に登録できます。(下の写真は橋の近くの巨大な電光掲示板での宣伝)

ウィニペグ市では(多くのメジャーな都市でも)、Responsible Pet Ownership By-Law(責任あるペット所有者条例)でペットをライセンス登録する必要があります。

完全家猫でもライセンス登録が必要で、首輪に登録番号がついたタグをつけるか、もしくは動物病院で処置してもらうマイクロチップの埋め込みや耳の中に番号のタトゥー(入れ墨)を入れることになります。

(我が家のファミリーメンバーで初めてタトゥーをいれたのが生後6か月の子猫たちでしたw。息子が「この子たちは日本で温泉に入れなくなっちゃうね」と冗談を言っていて、みんなで大笑いしましたよ)

もし、これらの登録をしていなく例えば、野外に出てしまい迷子などになってしまうなどで市の動物課に保護されてしまうと250カナダドル(現在27,500円←円安凄い!)の罰金が科されます。

オンラインから登録が可能で、1年ごとか、2年ごとの更新を選べます。

我が家は2年ごとの更新にすることにして、2匹分トータル60ドルを支払いました。(1匹1年で15ドル)

確か、去勢や避妊をしていると安く登録できたと思います。ですから、去勢・避妊手術をする際に、マイクロチップ(一匹あたり45ドル)とタトゥー(←なんと無料)の予約をお願いしたほうが良いと思います。

ちなみにラッキーの去勢は127ドル。モチの避妊手術は255ドルでした。開腹手術のほうが高いのですね。

これに先ほどのマイクロチップ代、そしてエリザベスカラー(14ドル)を合わせて2匹分で約500ドル。消費税を加えると合計527ドル78セント(約5万8千円)を8月に支払いました。

この去勢や避妊手術は、ワクチン接種をしていないと高くなるということを聞いたことがあります。(ワクチン接種をしていない場合は手術を受けないというクリニックもあるそうです)

5月、6月、7月と3回、ワクチンを打っています。

3回目の狂犬病ワクチンの接種が終わると1年後にまたワクチン。それからは3年おきにワクチンを打つことになるのだとか。(←これは完全家猫の場合)

以前のブログ記事でも触れましたが、ワクチン費用のおさらいです。

5月は218ドル54セント。

6月は218ドル42セント。

7月は297ドル34セントでした。

ワクチン3回接種で合計734.30ドルは2匹分ですから、1匹分に直すと合計は367ドル15セントになります。

 

手続き的な必要経費として、もしウィニペグで新しく猫を飼うとしたら(動物病院にもよるかもしれませんが)

一匹の完全家猫あたり、ライセンス登録費2年間で30ドル+去勢もしくは避妊手術平均約263ドル+必須ワクチン3回分367ドルになり、合計660ドル(現在約72,600円)が必要となることがわかりました。

ひえ~。

我が家は2匹いますから、詳しく計算したら1322ドル8セント(約14万5400円)も初期費用を支払っていましたよ。

しかも、キャットタワーや猫トイレ、空気清浄機、自動餌やり機などペット関連商品を加えたらいくらになったんだろう。怖くてもう計算できないw。

ただでさえ、ベンガルとシャムは高く譲り受けているのにね。

でも、この可愛い猫ちゃんズと健康にずっと長く一緒にいられるのなら、これくらいの先行投資はどうってことはありません。

毎日可愛らしいしぐさを見せてくれているからすぐ投資費用など回収されちゃいましたしね。

(費用だとか、投資だとか書きましたが、ウィニペグで猫を飼ってみたい人にとって参考になればと思っています)

そもそも、この去勢・避妊手術までの半年間を過ぎれば餌と猫砂くらいでほとんどお金がかかりませんからね。

だんだん成猫くらいの大きさになってきましたが、どんな格好でも可愛いものです。

(↑この顔w)

たまに我が家の猫たちがブログに出てくるかと思いますが、これからもご愛顧のほど、よろしくお願い致します。

それでは、また。

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